神奈川県横浜市西区にある、
野毛山公園。
→地図←
園内は
散策地区、
展望地区、
動物園の3エリアに分かれており、以前は
市営野毛山プールもあったようだが、こちらは既に取り壊されている。
アクセスは、
JR桜木町駅南口にある
野毛ちかみちから、野毛山方面(1番出口)へ向かう。
地下通路を抜けると、道路の先に
動物園通りという裏路地があるので、ここを進んでいこう。
しばらく進むと、大きな道路とぶつかる。ここが
野毛坂通りなので、右折して坂道を上っていく。
坂道の途中にある
野毛坂交差点をこえると、道の左側にキューブ状のオブジェが現れた。
そのすぐ先の道路を横断すれば、野毛山公園へと到着。とは言え、まだ散策地区の端だが。
動物園へと行くのならば、ここから更に野毛坂を上っていかなくてはならない。
夏場は特にキツいので、桜木町駅か横浜駅から、バスを利用するのも良いだろう。
またここには野毛山の歴史を記した説明板も設置されていた。
今回は散策地区を見て回るので、ここから園内へ入って進む。
しばらく階段を上ると芝生広場があらわれ、その隅に
中村汀女句碑が建てられていた。
本名を破魔子といい、1900-1988年まで存命。30年くらい前まで生きていた人なんだな。
文化功労者として讃えられている他、出身地である熊本市の名誉市民にもなっている。
そんな句碑の後ろにあるのは昭和7年に日本放送協会が全国に建てたという、
ラジオ塔。
正式名称を
公衆用聴取施設といい、当時は、この塔からラジオ放送を流していたようだ。
さらに園内を進んでいくと、公衆トイレの前にある池へとたどり着いた。
このエリアの隅には、大きなポットホールのあいた岩も置かれている。
この池でできた物だろうか?その後ろに見える建物は、急な坂スタジオ。
トイレの側に、
野毛山公園周辺案内図と、野毛山公園の案内図が建てられている。
この辺りで散策地区の半分くらい。ここから老松中学校を回り込むように先へ進む。
散策地区の頂上にあたるエリアには、
佐久間象山顕彰碑もあるのだが
ここへと差し掛かった時に、木の上でガサガサと何かが動き回る音が。
その正体は、
友ヶ島や
一碧湖でも遭遇した特定外来生物、
タイワンリスだった。
ただ遭遇したのは、この1匹だけだったので、他の場所ほど数は多くないようだ。
散策地区の裏側にある、
子供の遊び場。動物園へ向かう際には来ることのない
場所なので、逆に新鮮。とりあえず、これで散策地区は全て見て回れただろう。
あとは動物園をはさんで反対側に展望地区があるので、次は、そちらも見に行ってみよう。
野毛山目次 野毛山動物園へ進む 展望地区へ進む