世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

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【水中楽園】水中イルミネーション 後編 FILE:1

2023-11-28 21:50:50 | テーマパーク
水中イルミネーションの後編となる、2つめの建物へと進む。

2つの建物の間にあたる廊下部分。ここにも2つの水槽が設置されており
西側に位置する水槽では、無数の鰭長鯉(ヒレナガゴイ)が展示されている。

それらに混ざって泳いでいる黒い魚は、ブラックコメット
こちらは、コイとコメットを掛け合わせてできた品種らしい。

一方、東側の壁にある水槽にいたのは鉄魚。こちらはフナと
キンギョの交配品種で、鉄錆のような体色と長い鰭が特徴的。

そんな渡り廊下を過ぎて次の建物へ。こちらは前編の広い建物とは異なり
廊下を進んで行くつくりで、その最初に展示されていたのが更紗オランダ

建物の中心部へ向かって反時計回りに続いていく廊下。水槽は
進行方向右側の壁に多く設置してあり、続いて現れたのは桜錦

最初のエリアでも見た桜東錦も、もう少し先で展示されていた。
こちらはバルーンオランダではなく、長手オランダのほうかな?

まあるい体が目を引く、ピンポンパールこと珍珠鱗(チンシュリン)。

尾ビレを上から見ると蝶のように見えるという蝶尾。ただし
壁に埋め込まれている水槽なので上から眺める事はできない。

水中イルミネーション前編へ戻る  後編FILE:2へ進む

【水中楽園】水中イルミネーション 前編 ④コメット

2023-11-24 22:11:00 | テーマパーク
水中イルミネーション前編エリア、最後はコメットの仲間。

コメットは、アメリカから輸入された品種。基本的に金魚は
人間の手によって品種を存続させなければ先祖返りをおこし
徐々にフナへと戻ってしまう。そんな先祖返りした個体から
誕生したのが、このコメットという品種の金魚というわけだ。

コメットの元となったのは琉金だったそうで、尾ビレに
その特色を残していたりするが、体型的には和金に近い。

中には先祖返りが進んで、フナ型の尾ビレをもった個体もいる。
このゴールデンコメットは体の色素が少なくなった白変種かな。

今回このエリアでは、計6種類のコメットが展示されていたが
その半数は、イエローコメットを始めとした黄色い品種だった。

イエロー紅葉コメットは、もみじと名についている透明鱗を有した種。

キラキラは、キラキラコメットと記されている水槽もあったけれど
これも青文魚と同じように同一種で表記が異なっているだけだろう。

部屋の中央にある大盃。1度目の訪問では、コメットと朱文金が泳いでいたが
再来した際には、イエローコメットと更紗コメットへと展示が変更されていた。

最後は、ちょっと変わった品種を2種。紅葉出目金と
オランダ獅子頭を交配させて作られたという、輝竜

そして、もう1種類が鳳凰。こちらは、まだ新しい品種なのか
詳細がよく分からず。なんにせよ大層な名がつけられた2種だ。

これにて水中楽園最初の展示エリアにいた金魚は全てとなる。
しかし水中イルミネーションは、まだ後半エリアがあるのだ。

①和金・朱文金へ戻る ②琉金・玉サバへ戻る
④オランダ・ランチュウへ戻る 水中イルミネーション後編へ進む

【水中楽園】水中イルミネーション 前編 ③オランダ・ランチュウ

2023-11-20 22:22:22 | テーマパーク
次は、オランダ型の金魚へ。ちなみに、オランダという名称は
鎖国時代に日本へ入ってきた事からそう呼ばれるようになった
との事で、特にオランダ王国と関係があるわけでは無いようだ。

琉金の突然変異により誕生したとされる、オランダ型キンギョ。
琉金に比べて胴が長く、頭に肉瘤があるのが最大の特徴となる。

代表的なのはオランダ獅子頭だが、今回見れたのは
白オランダという、赤い色素が薄まった品種だった。

またオランダ型の金魚にも、キャリコ出目金と
かけ合わせて作られた東錦という品種がいたり。

その東錦と、更紗オランダを交配させてできた桜東錦
昔から日本にいる長手オランダに加え、体型が丸っこい
バルーンオランダも存在するらしく、こいつは後者かな?

鶴のように頭部だけが赤く目立つのは、高頭丹頂

おちついた色味の、オランダ藍衣。頭部の肉流は小さい。

青文魚も複数の水槽で展示されていたが、プレートの表記が青文と
青文魚の2パターンあって混乱する。どちらも恐らく同一種だろう。

続いてランチュウ型へ。ランチュウも頭部に肉瘤を持っていたりと
オランダ型に似た特徴が見られるが、こちらは和金を品種改良して
作られており、背びれが無い独特のシルエットをしているのが特徴。

このエリアで展示されていたのは青らんちゅうと、江戸錦の2種類。

さらに背びれが無いという点では、頂天眼水泡眼という
目玉が上向きについている、一風変わったキンギョもいる。

こいつらは後ほど別のエリアでも目にするので、ひとまずはここまで。

①和金・朱文金へ戻る ②琉金・玉サバへ戻る
④コメットへ進む  水中イルミネーション後編へ進む

【水中楽園】水中イルミネーション 前編 ②琉金・玉サバ

2023-11-16 19:25:25 | テーマパーク
水中イルミネーションで展示されている水槽より。
続いては、和金が突然変異をおこして誕生した品種
琉金を見てみよう。こちらも代表的な金魚の品種だ。

琉金型のキンギョの特徴は、その丸みをおびた体型。
特に日本産の個体は、尾ビレが長く改良されている。

通常の琉金にくわえ、このエリアには桜琉金に...

三色柄のキャリコ琉金と、計3種が展示されていた。

そんなキャリコ琉金や朱文金の柄の元となったのが、キャリコ出目金

さらに赤出目金に、黒出目金と。これらも琉金から派生した品種になる。

ちなみに、このエリアの壁に設置された水槽は照明が様々な色へと変化する。
見ている分には美しいが、金魚を撮影するとなると、これが結構やっかいだ。
なので卓上にある水槽の方が、歪みこそあれど、まだ明るくて撮影しやすい。

次に福だるま。こちらは日本原産の品種となる玉サバの派生品種で
名前通りのより丸い体型と、フナ型の尾ビレを特徴にもった金魚だ。

さらに派生種の、更紗紅葉福だるまという種も展示されている。
更紗は、赤と白の2色。紅葉(もみじ)は、光を反射する透明鱗を
もつ品種につけられる名称で、キラキラ輝いて見えるのが特徴。

それに限りなく似ている、更紗玉錦。こちらも透明鱗をもつ
玉サバから作られた派生品種だが、より赤みが強い印象かな。

最後は、茶金。茶褐色の色合いで地味かと思いきや
光の演出も相まってか、意外と渋くて格好いいぞ!
なお茶金は琉金型の他に、オランダ型もあるとの事。

①和金・朱文金へ戻る ③オランダ・ランチュウへ進む
④コメットへ進む  水中イルミネーション後編へ進む

【水中楽園】水中イルミネーション 前編 ①和金・朱文金

2023-11-12 15:43:21 | テーマパーク
複数の建物をつなぎ合わせて構成される、時之栖美術館 水中楽園AQUARIUM。
その最初に位置しているエリアが、水中イルミネーションだ。 →館内MAP←

2つ並んだ円形の建物の内、受付側の建物は広い空間をいかした造りになる。

西側の壁は弧を描くように、東側の壁は凹凸型に奥へ続き、それぞれに
15の水槽が配置され、さらに島展示で17槽の、計47槽が展示されていた。

また水槽以外にも、日本最大級の輪島塗 大盃が部屋の中央に置かれ
その中でも2種の金魚が泳いでいる。(この時は、コメットと朱文金)

このエリアで展示された金魚は、ざっと数えたところ全部で36種。
ちなみに館内には、およそ200種の金魚が展示されているそうだが
そもそも金魚って、そんなに品種あるの?と思ったけれど、恐らく
色や模様、ヒレの長さなどを細分化した亜種を含めた数なのだろう。

金魚たちの中で、もっとも代表的なのが、フナ尾型の和金
ヒブナを改良して作られた、キンギョの始祖となる品種だ。

そんな和金から突然変異によって誕生したのが、開き尾形の三ツ尾和金
以前、すみだ水族館で見た説明によると、金魚は体型で5種類に分類され
その内の2つが、和金(フナ尾型)と、和金(開き尾型)の2種類となっている。

展示されていた和金は他にも、開き尾型から三色三尾和金に、桜和金

フナ尾型はイエローもみじ和金と、今回は計5種類を
確認する事ができた他、別のエリアにももう1種いた。

続いて、和金とヒブナを交配させて作られるという、朱文金

フナに近い血統のため体が大きく、更にキャリコ出目金(三色出目金)の
血も混じっているため、赤・藍・黒の複雑な模様が特徴的な品種になる。

朱文金に関しては特に数が多く、このエリアだけでも
4つの水槽(大盃も含めると5つ)で展示されていたほど。

また通常の朱文金に加えて、メタリック朱文金が2槽。

銀鱗朱文金も1槽と、とにかく目にする機会が多かった印象だ。

受付へ戻る ②琉金・玉サバへ進む ③オランダ・ランチュウへ進む
④コメットへ進む  水中イルミネーション後編へ進む

【御殿場高原】時之栖美術館 水中楽園AQUARIUM

2023-11-08 17:30:30 | テーマパーク
御殿場高原時之栖の中に、金魚を専門にあつかっている
水族館があるとの事で、久しぶりに御殿場へ行ってきた。

北口ゲートから道なりに時之栖内部へ進んでいくと、駐車場が
途中から温泉利用者専用駐車場へと変わる。この専用駐車場の
向かいに見える建物すべてが水族館で使われている施設となる。

元々は期間限定のイベントとして、2015年に時之栖美術館
金魚を展示したようだが、それが好評だったため常設が決定。
こうして現在の、水中楽園AQUARIUMが誕生する事となった。

駐車場を更に進んでいくと、ガラス張りの建物が出現。ここが
水族館の入場受付かつ、金魚グッズを販売している売店となる。

そんな建物の前には、チョウザメ池という休憩所も設けられていた。

池の中にはチョウザメや鯉と共に、大きく育った金魚も泳いでいる。

また敷地の隅には『念ずれば花ひらく』と刻まれた石柱も建ち
その柱の上には鷹を模したモニュメントも飾られているのだが
この日はタカの羽の上に、アオサギが止まって羽を休めていた。

水中楽園AQUARIUMの入館料は、大人1人1,100円、小学生1人550円。(税込)
アソビューで電子チケットを購入すると、これが1,000円・500円となる他、
宿泊客なら半額券がもらえる。営業時間は10:00~19:00で最終入場は18:40。

受付の隅には、プレミアム金魚すくいも開設されている。1回400円で制限時間3分。
金魚は最大5匹まで持ち帰れるが、持ち帰らない場合はスーパーボールが1つ貰える。

さらに同エリア内には、チェティナードの扉なる物も展示されていた。
17世紀にインドの大富豪が建てた邸宅の扉らしい。隣には明日香という
木像も置かれているが、同様の木像が館内には、いくつか点在している。
水族館の部分に気を取られて忘れがちだが、ここは美術館でもあるのだ。

水中イルミネーションへ進む

東海大学海洋科学博物館 1F 海洋水槽

2023-11-04 17:30:30 | テーマパーク
きらきらラグーンを抜けると、中央に巨大な水槽が展示されている
広いホールへと出た。これが館内で最大の水量をほこる海洋水槽だ。

きらきらラグーンの建物より、4倍広い床面積を誇る部屋に建った
縦横10m×高さ6m、水量にして約600㎥にもなる大水槽。容量的に
下田海中水族館にある、アクアドームペリー号の水槽と同クラスか。

海洋水槽は四方を計16枚のアクリルガラスで囲まれ、1枚が2.5mと
槽内で泳ぐシロワニの全長が、ちょうど収まるくらいの横幅になる。

水槽の脇ではアクリルガラスのサンプルも展示され
15.6cmという厚さも、これで確認することが可能。

また、この水槽の下にはトンネルも設けられているが、トンネル内は
小窓がある程度で、ガラス張りの天井のような絶景は拝む事はできず。

さらにホール内にはスロープがあり、これを上ると2階の高さから水槽を
見下ろせたりと、大きな水槽を様々な角度から楽しめるようになっていた。

そんな海洋水槽には、およそ50種1000個体以上の生き物が生息しているが
その中でも最も大きく迫力のある魚が、シロワニというサメのペアだった。

大きさで言えば、アカエイもかなりのもの。きらきらラグーンの方でも見た
ニセゴイシウツボも、こちらでは広い層内を自在に泳ぎ回っている姿を確認。

ちなみに海洋水槽の内部は、サンゴの海海藻の海砂底の海岩礁の海
4つのエリアにレイアウトされており、見る位置によって海底の様子が異なる。

とまあ東海大学海洋科学博物館最大の象徴ともいえる巨大な海洋水槽だが
半世紀前の設計という事もあり、やはり近代的な水族館と比べれば時代を
感じる所も見られたけれど、当時としては珍しいアクリルガラスを用いた
巨大水槽として、後に誕生した数々の水族館へ多大な影響を与えただろう。

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