Wilhelm-Wilhelm Mk2

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ウォーゲーム

2024-03-27 | Weblog
長かった本年度もあと少し。これほど1年が長く感じられたことはない(事件が多すぎて)

・ウォーゲーム:80年代の映画。大陸間弾道弾ICBMの抜き打ち演習において、発射要員の多くが人道的な葛藤からマニュアルどおりに発射シークエンスを実行しなかったという結果をうけて(この描写はスリリング)、アメリカ国防総省は敵(ソ連)の先制攻撃に対してはコンピュータによる自動制御のもと応戦するシステムに換装していた。その頃、学校のシステムに入っては自分の成績を改ざんしているハッカーの青年が、偶然にもこのシステムに接続してしまう。そうとは知らずにそのコンピュータ内のゲームを楽しんでいたが、そのコンピューは天才博士が設計した自立型AIであり、主人公が始めた戦争ゲームを本当の戦争と思いこみ、ICBMの発射体制を整え世界大戦になりそうになる・・という話です。子供のころ大変話題になった映画で映画館にも観に行きましたが、今になって見直してみると、かなり時代を先どっている内容に驚きました。監督はジョン・バダム。「ギークgeek」にはたまらない描写が多いですね(私は違いますが)。黒バックに緑文字のPCや、電話を利用したネット接続、マイクロカセットレコーダーなどガジェットもノスタルジックさが満載。あの時代は本当によかった。

映画のクライマックス。コンピュータによる核戦争のシミュレーション。どのように攻撃しても共倒れになることを気づくまで繰り返される。かなり圧巻。





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