Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

総括

2012-12-28 | Weblog
結局今年は一度もプロオケを聞くことなく終わりました。オケだけでなく演奏会そのものも新年の1回のみ。残念!という気持ちは不思議なことは全くない。これが不思議。ひとつの区切りなんでしょうかね。ただし弾くほうは、もう勘弁してくれというぐらいに弾きました(弾かされました)。演奏会に足を運ばなかったのはこの影響もあるのかも。自分の合奏の発表会は年1、2回で十分です。そうでないと練習時間もとれないしし、曲への思い入れも深まりません。今年前半で4回も本番があったのだけど(キチガイ沙汰)、本番の状況を明確に思い出せるのは1曲だけ。他の演奏会は夢うつつというか、遠い過去の演奏会のようにしか思い出せません。どう弾いたとか、何があったのかとか、どう感動したのかとか、ピンボケにしか思い出せません。アマチュアのなのに記憶に残らないって、なんのためにやってるのかわからないですよね。よくないですね。
早朝の「クラシック倶楽部」だけは惰性ではあるけど毎日観てます。器楽ばかりですが、最近の演奏会をオムニバスに放送してくれるので(再放送も多いけど)なかなか飽きません。いい演奏会はブルーレイに焼き付けて保存しています(殿堂入り。まあ滅多にありませんが)。クラシックの情報は殆どこれだけです。N響アワーもなくなったのでオーケストラのテレビ鑑賞もなくなりました。今度のニューイヤーコンサートはメストか、観ないだろうな。あの無表情の木人君のどこがいいのだろうか?地元出身だから贔屓されているのかね・・。ドイツにおけるティーレマン崇拝のようなものか・・・なんだかクラシック全体が斜陽だなあ。
というわけで?、前にも書きましたが、最近BOOWYのライブ映像を借りては楽しんでます。ってBOOWYももう四半世紀前のバンドなのだが。やっぱり「カッコいい」ということは大切ですね。表面的で幼稚な判断基準のようですが、結局なんだかんだいってもこれが一番大切だと思います。もちろん見た目だけじゃなく。ベートーヴェンなんかも音楽的・哲学的・文学的に色々な褒め方があるんだろうけど、やっぱり曲そのものが「カッコいい」というのが最大ですよね。

全滅

2012-12-18 | Weblog
選挙は予想通り
・イデオロギー政治家の滅亡:社会党系がのきなみ落選。人権やら環境ばかりにかまけて、経済や科学に対する具体的な政策を打ち出せない政治家にもはや居場所はない。
・ついでにイデオロギー学者もいらない。憲法学者とか絶対に必要ない。
・右傾化:この言葉にはもう飽きた。真横に空母つくったり大陸弾道弾テストしたり核実験したりしている国があるのに、平和と対話しか叫べない政治家は頭が狂ってるとしか思えない。
・長妻には消えてほしかった。真っ先に民主の名を下げたのはこの男。政治主導を履違えて官僚から総スカンを食らった張本人。以降、民主党は霞が関の協力を得られなくなる。
・憲法:毎年更新してもいいと思う。日本国憲法ver.3とかMarkIIIとか。
・まきこ:選挙中気に入らないウグイス嬢を車から叩き出したらしい。
・小宮山洋子:民主党最悪の世襲大臣だった女。落選は当然。
・小沢ガール:全滅。再就職頑張ってください。
・菅直人:落選したほうがよかったのでは。自民の国会で袋叩きになるのは確実。
・高校無償化:所得制限にするかも。そもそも無償化の必要がない。そのかわり優秀な生徒に学費と奨学金を与えてほしい。
・そのまんま東:こっそり国会議員になっていた。閣下の仲間か・・・。


80年代

2012-12-14 | Weblog
自分の幼少~青春時代の70年後半~90年前半の15年は文化のひとつの「極」だったなと思うこのごろです。
カラヤン・バンスタ存命、スピルバーグ/ルーカス全盛期、スタローン/シュワルツネッガー全盛期、ジブリ全盛期、プロレス全盛期(猪木馬場健在), ガンダム{原作+Z)、北斗の拳、ジョジョ、ドラゴンボール等の漫画アニメ全盛期。定番/伝説と語り継がれる作品が矢継ぎ早に出膜照っていた時代だと思います。その時代に青春を過ごせたのは素直に感謝したいと思いますね。
最近、とあるテレビで氷室京介が52歳だということを知り驚愕しました。たしかに中学生のころすでに大人だったのでそういう年齢でしょうが、あの髪逆立ていたヒムロックが50超えとか。。。もうちょっとすると還暦じゃないですか・・・。中学生時代、バンド狂いしていたクラスメートから借りて(半ば強引に押し付けられ)有名な曲はよく聞いていました。マリオネットとかB・BlueとかDreaminとか。しかし映像は殆ど見たことなく、髪を逆立てた不良スタイルというイメージしかなかったのですが、Youtubeで彼らの全盛期のライブ映像をて腰を抜かしました。とても4人だけで演奏しているとは思えない音量と音圧。ボイス、サウンド、パフォーマンス、ビジュアル、どれも驚愕のレベルです。生演奏でこの完成度はいったい・・・。いや、これは本当に伝説だと・・。メジャー曲しか知りませんでしたが、他の曲も聞いてみると(見てみると)どれもノリノリイケイケで昂奮します。B-BlueBAD FEELINGLondon
もともと、バンドというスタイルには少なからず興味があり(父がアマチュアバンドマンでした)、4~5人で曲をつくって練習して移動してライブするというスタイルには憧れがあります(今でも)。高校時代は昼休みに講堂でやるバンドのライブ(客は10人ほど、弁当持参)で聞きにいったりもしました。クラシックのように100年200年前の曲を、繰り返し演奏するしかないスタイルからすると、オリジナルの曲にトライするというクリエイティブな輝きには、どうしても引け目というか羨望を感じるところです。これも80年代ですが「たけしの元気がでるテレビ」という番組で、売り出し前のXが出ていました。ボロボロのアパートからツンツンのYOSHIKIが出てきて高田純次にいびり倒されていたのはよく覚えています(へヴィーメタル界最高の男)。「バンドやめたらどうするの?」という突っ込みに「うちの都合で呉服屋!」と返していました、若い!。そのYOHISKIももう40半ばなんですね・・・。バンドの面白いところは、メンバー同士がたいていローカルの幼馴染または同窓生だということ。BOOWYは群馬高崎、Xは千葉安房、Grayは函館というように地元で原型を結成し上京してのし上がる・・・下積み時代の貧乏体験談やトラブル、そしてチャンスを掴む瞬間等の体験談を読むと、まさに青春を感じます。
ということを沢山書いている、文章も大変面白いブログを紹介します。この記事とか最高です。

選挙関連:代替エネルギーは水力発電です。

2012-12-13 | Weblog
いかん全然投稿してない。時事ネタで選挙関連。

選挙:右傾化右傾化というけど、ここ最近左傾化が余りに酷かったから、平均に戻ろうとしているだけだろう。
戦争できる国:今でも十分にできますが。「子供たちを戦場に送るな!」とか叫んでる人たちは、いったいどこと戦争する想像をしているのかしら?中国や朝鮮に攻め込んでいくのか?アメリカとまた戦争するのか?ロシアか?ありえないだろ、この現在。今問題なのは自衛隊の防衛システムだろう。現況では北朝鮮がノドンを打ったら対処できません。発射から着弾まで6~7分しかありません。今の対空ミサイルでは完全に撃墜できないし、複数うたれたらもうアウト。つまり、有事の時は相手が打つ前にこちらから叩きにいかないといけないわけです。これが自衛なのか戦争なのかどうか。そういう議論をしているのに、すぐタイムスリップして赤紙やら徴兵やら特攻に結びつけてしまうのが左翼。
小沢一郎:最近の発言「野田政権がなぜ、解散したのかが不可解です。ほぼ負けるって分かっているわけでしょ。多くの同志が討ち死にする。 ・・・・・・・・民主党というのは驚くべき政党になっちゃったね。何でもあり。どうでもいい。とにかく、自分の保身だけ。」最初と最後の部分が激しく矛盾していることを本人はわかっているのだろうか?保身に走るのなら解散なんかしないだろう。そもそも解散=総選挙というのは、大きな事案を決める際に国民の声を改めて聞くということなんだが。議員の議席の話じゃないんだが。結局、こいつは同志=自分の子分が沢山増えることだけが至上目標なんだよな。国民の生活なんて何一つ考えたことないでしょ。選挙ギャンブラーなだけです。岩手の人には期待しています。放射能が怖くて風呂の水さえミネラルウォーターにして、家族おいて東京に逃げた人をまさか当選させることはないよな?
脱原発:自然エネやら代替エネやら、未来党の女党首が一生懸命叫んでおりますが、メガソーラーが1年で賄える電力を原発は8時間弱で発電できるという現実を知っているのかしら。ソーラーはまだまだ代替になりません。地熱も研究域だし。風力は日本の地形ではまったく無理。藻類からオイルなんて夢の夢。そもそも・・・藻類は水に入れておけば勝手に増えるとか思ってるのかもしれないけど、撹拌とバブリングが必要でさらに水に栄養を足さないと増えない。生産量よりも採算がプラスに転じるだけでも大変だろう。原発は危ないからやめようという意見には賛成だが、ありもしない代替エネを掲げて人民の心をあおって票をせしめようというのは、ありもしない埋蔵金と実現性のない手当で政権を盗んだ民主党と変わらない手法だ。まあ小沢が合流して鳩山が応援する未来党なんてのは、第2民主党にようなものだが。じゃあ原発増やさないで電力を確保するにはどうしたらいいかというと・・・基本にもどって「火力」と「水力」ですよ。ダムをもっとつくったらいいと思いますよ。山間部はどんどん過疎になってるし、鉄砲水の制御もできるし。1年を通して多湿で急こう配の地形の日本では最も理想的な発電方法ではないですかね。そうなると、また左翼環境バカが「コンクリから人へ」と騒ぐのだろうが、彼らには「電気をいっさい使わず原始人のように生活してから文句言え」といいたい。坂本龍一に「テクノで売れたのに電気を悪くいうのは筋違い」という指摘はそのとおりだと思った。王道の火力発電は石油を安く確保できたらなあ。だれか本気で日本近海で超深度採掘してみないかな・・・絶対石油でると思うんだが。

水力発電(wiki)
「水力発電と同様に再生可能エネルギーを利用する太陽光発電や風力発電に比べて単位出力あたりのコストが非常に安く、また発電機出力の安定性や負荷変動に対する追従性では、数ある再生可能エネルギーの中で王者とも言われ、実用化されている唯一の再生可能エネルギーとも言える。」

官僚を操縦する:官僚はかなり頭がいい。なんだかんだいっても日本最高の頭脳集団である(世界レベルではないが)。今の日本に替わりになる組織は他にないだろう。ですから、彼らを操縦したいのなら議員も同じくらいに頭良くないと無理なのです。法律も行政も経済も科学も、なにひとつ素人の議員がどうやって官僚を操縦するのか?料理したことない素人が、板前さんに指示出しているようなものである。池田信夫がもう総理はIQで選ぶしかないといっていた。そうなると安倍総裁はダントツの最下位だといっていたが、確かにちょっと頭悪そうなんだよなあ・・・安倍さんは。威勢はいいのだけど、特別な力を感じない。お父さんが普通の人だったら、学歴も凡庸な彼も普通のリーマン(たぶん営業)だったろうし。総理単体なら、演説がうまくとりあえず動揺しない野田総理がここ最近で一番ましなんだが。
民主か自民か:結局この2者択一となるわけだが(維新は橋下以外がひどすぎる)、自民はとりあえず霞が関や外国との付き合い方の経験があるという利点がある。しかしメンツが酷い・・・。幹部メンツにパッとするのが思い当たらない。個人的に任せられる顔が思いつかない。民主のほうが、40~50代に駒があるように思う。民主政権はとにかく酷かったが、鳩山と小沢を追い出し、信念のない木端議員連も小沢党が引き取ってくれたわけで、今の民主党はかなり純化されてきている。今回は負けるとしても次回は自民と対等に戦えるように地道に力を蓄えてほしいものだ。