FGザク

かなり時間がかかったが、FGザクを完成させることができました。基本的に作業は深夜と早朝に行うので、底冷する2月は活動が大きく鈍ります。結局、追い込みは久しぶりにできた予定のない3月の週末で進めました。実質の作業量は2週間ぐらいでしょうか？

今回のテーマは「埋め」でした。FGザクにはたくさんモールドが入っているのだけど、私はテレビ放送のツルっとした姿を好むので、モールドはすべて埋めました。細かいモールドは黒の瞬着で埋め、大きめのモールドは今回初めて試したMr.SSPで埋めました。SSPは専用粉を専用液で溶いて調整したスラリーを盛るタイプなのだけど、粉と液の割合なかなか難しく、適度な粘土のスラリーにするにはまだまだ経験が必要です。FGザクの背中のランドセルは、リアル路線の複雑な装飾やバーニアがついていたけど、本来のザクのランドセルは、お弁当箱のような単純な形なので、装飾は全て削って掘り込みはSSPで平らに埋めました。わたしの混ぜ方に問題があるのだろうけど、乾燥後の表面に気泡の穴が多数発生してしまい、結局細かい穴を再度黒の瞬着で埋めることで整えました（二度手間）。

今回に限らずですが、一番楽しみにしていたのはやはりファレホによる塗装ですね。私の中ににはザクの色はこうあるべきというイメージがあり、それを長年温めてきました。とはいえ、塗装に先入観は禁物であり、ザクは緑と勝手に思い込むと、エメラルドバッタみたいなザクになってしまいそうなので、冷静に「手足頭はかなり薄い色合いで、緑というより白に近い」＆「胴体は緑ではなくカーキに近い」に加えて「ファレホの薄い色は乾くと数倍濃く見える」ことを念頭に調色しました。胴体は少し緑がかったカーキを目標に、黄色に黒灰を少しずつ混ぜる、手足頭の薄緑は手持ちのパステルグリーンを白に少しずつ足していく方法で調色しました。ファレホの筆塗りは、シャバシャバなぐらい薄めたものを何度も塗り重ねるのが常道なんだけど、塗っているときの大丈夫かなという不安感と乾燥して旨く発色したときの感動のギャップが最大の醍醐味なのです。私にとって、テレビのザクが一番格好良く見えたのはドアンのザク…ではなくコズンのザクですね。テレビブラウン管の発色もあるけど、砂漠で少し黄色みがかったコズンの乗るザクが、セイラの乗ったガンダムを圧倒するもアムロの乗るガンキャノンにタコ殴りされて横倒し沈むところが好きです。あとはランバ・ラル隊のトレーラーに寝かされたザクで、覆ったカバーを外されて顔が出てくるシーンもザクが兵器っぽく感じられて好きですね。
　子供頃、量産型ザクのプラモは全く手に入らず、40年経って初めて入手出来て思い通りに完成させることができましたよ。素直に嬉しいです。FGザクの定価は250円。今どき、この値段で買える玩具はそうはなく、こんな安価なのにこんなに楽しませてくれるプラモデルに感謝です。

コロナがいつの間にか

ウクライナ情勢のため、ニュースになる機会が減っているコロナだが、世界の感染推移を久しぶりに眺めると、イスラエルはほぼボトムに戻っていた。収まる気配のなかった米国も、驚くことにボトムまで落ちてきている（いつのまに）。欧州でもほとんどの国が下降に転じており、フランスはボトム近くまで戻っている。しかしドイツ・オーストリアはトップをうろうろしている。アジアではベトナム韓国がいまだ増加中だが、他の国は下降に転じている、日本もグラフでは確実にピークアウトして下降してきている。3回目のワクチン接種が進行したらもっと下がるだろう。4月初旬あたりでボトムだろうか。

キュベレイ山積み

「ガンプラが店頭にないのは問屋が裏で転売しているため」と前々から噂されていたが、先月末にバンダイが怖い通達を問屋に回した途端、小売店にこれまで全く並ばなかったガンプラが続々入荷しているとの情報が飛び回った。久しぶりに朝の時間が空いたので、大手量販店に朝イチで行ってみたら、なんとHGキュベレイが山積みになっていた。噂は本当だったようだ。価格は1760円。メルカリで5倍くらいの価格で取引されていたので、定価はこんなに安いんだと驚く。キュベレイは旧キットをすでに持っており（未組立）、デフォルメのキツイ「revive版HG」はどうしても欲しいものではなかったのだが、いつか永野カラーでキュベレイを塗ってみたいと思っているので、ここは迷わず購入した。面白いことに同じ世代と思われるオヤジたちがポツポツ現れては、同じようにキュベレイを買って行った。皆考えることは同じなんだな。大きな箱のMGグフも積み上がっており、こちらとセットで買う人も多かったが、グフ（まだ持ってない）にはちょっと考えてることがあるので買わなかった。

充実した朝活だった。