Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

中国の徹底した防疫

2020-02-29 | Weblog
あたりまえだが・・・ウィルスを蔓延させないためには、とにかく他人との接触を徹底的に避けなければならない。中国はこれを最初から徹底しており、都市封鎖に加えて住民に外出禁止令を課している(一党独裁だからできるのだが)。情報に信用性がないがこの措置が功を奏し武漢はともかく他の都市では下火になりつつあると聞く(下記)
休校やイベント中止などの措置で日本も下火になればいいのだが、中国の徹底さに比べたらまだまだ甘いように思う。今回の措置をやりすぎだの性急だのという意見はあまりにも今回の事態を楽観視しているのではないかと思う。封じ込めが成功したときに、少しやりすぎだったかもと反省できたほうがいい。封じ込めができず、オリンピックどころかコロナが日本の風土病のようになってしまったら国のおしまいだ。

中国に漂い始めた“戦勝”気分
民主国家日本との対応策の差が話題に
「筆者は現在、東京にいるが、江蘇省・無錫にある妻の実家に聞いたら、市内の名刹・南禅寺の門前町は2月22日(土)の週末、1カ月近かった事実上の軟禁生活に飽き飽きした人たちがどっと繰り出し、大にぎわいだったそうである。
実際のところ、中国とてこの先、感染の拡大を完全に抑え込めるのか、それはわからない。しかし、少なくとも現時点では湖北省以外への大きな拡大はほぼ防いでいる。2月18日には、感染の本格的拡大以降で初めて上海市や広東省深圳市で新規感染者がゼロになり、その後もゼロを含む一桁台で推移している。
つまり、武漢で発生した感染が深刻化した時点で、とんでもなく強引な手法で他地域との交通を遮断し、数億人の人々を事実上の自宅軟禁とし、2~3週間の経過観察期間を過ごさせた。その期間中、不穏当な言い方をすれば、発症すべきは発症させ、徹底的に隔離する。この経過観察期間を終えても何の症状もない人は、感染がないものとして今回、「放免」の運びとなった――ということである。」

学校閉鎖と払い戻し

2020-02-28 | Weblog
学校閉鎖:親としてはほっとしている。毎年インフルによる学級閉鎖をみているので、コロナが学校で蔓延するのも時間の問題と感じていたからだ。安倍憎しで「エビデンスがない!」とか「拒否しろ!」とか叫んでいる人もいるが、この決断に関しては支持したい(首相には辞めてほしいが)。
興行中止:サントリーホールも来週までプロアマ問わず全て公演中止となった。仕方がない。この状況下では当然だろう。不特定多数の人が数百数千~数万単位で密集する場なんて感染のるつぼでしかないからだ。勘違いしてはいけないのは、興行中止は演者奏者の保護ではなく、客の保護が第一という点だ。
興行の存在意義:この事態になっていかにイベント興行なるものがヒトにとって余剰の娯楽であるか目が覚めるように理解する。なんでこんなことに大金つぎ込んでるのか?目を覚ますときかも。
払い戻し:興行中止による払い戻しで大損害が発生している。アーティストを支えていると自負しているファンなら払い戻し請求をやめるべき、今こそ。

コロナ対策:行ってはいけない場所

2020-02-27 | Weblog
芸人や畑違いの学者もどきが「騒ぎすぎだ」「風邪みたいなもの」と言ってる。都市を封鎖するほどの風邪がどこにあるのか?目立ちたいだけでなんでも逆張りすればいいというものではない。さらには「どうせ治療できないのだから検査しても意味がない」という意見もあった。頭おかしいのか?感染を自覚することで行動も治療方針も変わるだろう。マスコミはこういうことをさもしたり顔で言う学者もどきのコメンテータを採用しているから「マスゴミ」と言われるわけで。古市憲寿なぞ社会学者を名乗っているけど博士号さえもっていない。学術論文を書いたこともないのではないか?

今回の感染例からコロナ対策は、不特定多数の人が器具を介して直に触れ合う可能性がある場所を避けるのが第一とみた。そうなると避ける場所は、
1) スポーツジム:汗など体液を介して感染。
2) パチンコ・ゲーセン:ボタンなど。消毒されていると思えない。
3) 遊園地の乗り物:アトラクションの持ち手、座席、行列
4) 料理店、居酒屋:テーブル、いす、トイレなど
5) 混雑するイベント会場:上と同じ
6) 美容室:消毒していると思うが濃厚接触なので心配
7)コンサートホール:隣の人と肩が触れそうな距離で数時間固定されるので危険だ。



ロンドンが東京オリンピックの代替地として立候補

2020-02-20 | Weblog
ロンドン市長の主要候補2人が東京オリンピックが中止となった場合の代替地としてロンドンを使うと明言

外堀が埋まってきた感がある。エンブレム、国立競技場、マラソンの移転、海のヘドロ、真夏の灼熱、破壊的な台風、そしてウィルス。天から「やめておけ」と言われているとしか思えない。

スペインかぜはアメリカが発生源だった

2020-02-19 | Weblog
1918年に発生したインフルエンザのパンデミック「スペインかぜ」。世界中で流行して5億人の感染者と1億人近くの死者を出した。スペインが発生源で最大の感染地と長らく思っていたが、実はアメリカの小都市ハスケルに存在した陸軍基地から流行し、アメリカが震源地だったことを知った。ではなぜスペインかというと、第一次世界大戦で中立国だったスペインは情報検閲をしていなかったために感染情報を真っ先に世界に報告してしまったからだそうだ。かわいそうなスペイン。新型コロナを「武漢かぜ」と言うと「差別」にあたるらしいが(蓮舫談)、こちらのほうがよっぽど差別なのではなかろうか?
100年たった今でもスペインかぜの強い感染性と強毒性の原因は完全に解明されていない。2007年に東大医科研が「合成したウィルス」によるサルへの感染実験を行った結果、自然免疫反応の異常性(抗ウィルス活性の無誘発)を提示している。つまり普通はウィルスに感染するとそれに対して即時に免疫が動くのだが、スペインかぜの場合はそれが立ち上がらなかったらしい。健常な若者ほと被害が大きかったのもこのせいかもしれないとのこと。

新型コロナの致死率は異常に高い:一家全滅の実態

2020-02-18 | Weblog
致死率2%なので大丈夫というWHOも厚労省もこのウィルスの本当の致死性の高さを隠している。これだけ短期間に人が死ぬ肺炎は普通ではない。感染力の高さも含めて「異常」だ。以下、Yahooニュース:中国の映画監督の一家全員死亡の記事


新型コロナウイルスの発生地、中国・湖南省に住む中国映画監督の常凱(チャン・カイ)監督とその家族が新型コロナウイルスに感染。家族全員が死亡したことがわかった。このニュースは、韓国でも大々的に報じられ衝撃を与えている。去る16日、現地メディアによると湖南省に位置する映画制作会社「像音像」を運営していた常凱監督が新型コロナウイルスに感染し14日、死亡した。去る4日に陽性反応が出た常凱監督は、両親も3日と8日に死亡、実姉も14日に死亡したと伝えられた。家族の中で最初に感染したのは父親だったという。父親は去る2日に陽性反応が出たが、病院に空きがないと入院を断られ、自宅に留まっていたところ病状が悪化し帰らぬ人となった。その後、母親は去る4日に入院したが、その4日後に死亡。常凱監督と実姉は、母親が入院した日から感染症状が出始め、病状が好転することなく死亡した。常凱監督は武漢大学を卒業後、2012年長江三峽を背景にした映画「我的渡口」で名を知られた。この作品は2013年の北京国際映画祭に出品され、新作映画部門で1位に輝いた。また、2014年に開かれた平壌国際映画祭で監督賞を受賞するなど、今後が期待されていた。

【ガンダムボクシング】ガンダムVSグフ

2020-02-07 | Weblog
放送された台詞を上手に組み合わせてストーリーにしている。ガンダムファンなら始終ニヤリとすること間違いなしだ。
モビルスーツを立体化し自由に動かすCGが素晴らしい(人間は酷いが)。どうやって作製するのだろうか?素人にはさっぱりだ。とはいえ映画顔負けのCG作品がYoutubeにあがる時代。プロの人ならこの程度はわけないのかもしれない。作者は一体何者だろうか?

Gundam Boxing ガンダムVSグフ【ガンダムボクシング】Gouf's game


こちらも面白い。いい加減なシャアがやばい。
Ζガンダムサッカー【エゥーゴVSティターンズ】後半 Mobile Suit Zeta Gundam football second half

大友直人荒ぶる

2020-02-06 | Weblog
なんでも徒然
・最近観た映画
・らせん階段:モノクロ戦前の映画。しゃべれない主人公の周りでおこる殺人事件。犯人も結末も見事に裏切られた。非常に面白かった。
・勝手にしやがれ(1960):ゴダール監督、トリフォー原案、JPベルモンド主演。白人ってかっこいい。フランス語は響きがいい。古きパリの街。路上駐の車がおしゃれ。セリフがいちいちかっこいい「人生最大の野心は?」「不老不死になって死ぬこと」ミッドセンチュリーの家具や建築も線が少なくていい。無軌道な主人公(ベルモンド)がおやじが好きだった曲としてモーツァルトのクラ協奏を聞いたりする。このベルモンドとの逃避行を演じる「短髪のカリスマ」ジーン・セバーグの哀しい最期を知る。


・映画もカメラもデジタルではフィルムの質感にはかなわない。録音もテープが最高。SF映画はCGが潰した。結局のところデジタルはだめなんだよ。
・ヘミングウェイ短編「オカマ野郎の母親」「死体の博物誌」「ギャンブラーと尼僧とラジオ」:ヘミングウェイは天才だよ。
・アガサクリスティー「4.50 from Paddington」:途中で犯人がわかったつもりだったが見事に騙された。
・再読「新選組血風録」海仙寺党異聞:居合の達人長坂は架空人物。
・大友直人のインタビュー①「バーンスタインに嗤われた過去」:留学コンプレックスを必死に自己肯定。小澤征爾をことを書いているが、これは小澤の力がかなり弱まっているということなのかもしれない。
・大友直人のインタビュー②「クラシック界はオタクが潰す」:排他的オタクが業界を潰す・・・「客のせいにする」・・ビジネスでは絶対にやってはいけないこと。あえていえばどんな分野でも客は排他的。演奏家と一緒に仲良く業界を盛り上げていこうと考える客だけが欲しいのかと?それこそ排他的だと思うのだが?舞台興行って客との闘い・せめぎあいなのでは?まあ最近は、客との距離が近い演奏家(AKB的)のほうがうけるので演奏家も必死にSNSをやっているようだが。
・実は娘の練習につきあっているときが自分の音楽趣味として今一番充実している。