Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

最近調べたこと読んだこと徒然

2024-02-18 | Weblog
ますます忙しくなってきたが、逆にやりたいことは明確になり、趣味事にはできるだけ手を出すようにしている。

・ヨハネ受難曲:バッハコレギウムJで聞く。ヨハネの生演奏は今回が初めてだが、聞いたのは滅多にやらないという第2稿だった。興味深いことに第2稿の冒頭は、マタイの前半の終曲とはぼ同じだった(調整は違う)。ヨハネは何度もバッハ自身が手を入れたので、色々な稿があるらしい。演奏は満足だったが、相変わらずオペラシティは酷い造りだ。

・平良文:将門の叔父にあたる豪族。良文の嫡男の嫁が将門の娘であり、その子孫から千葉氏、上総氏、三浦氏などが出て坂東平氏の一族となった。つまり平良文は千葉県の祖ともいえる存在である。この良文は当初は将門に理解を示していたが、最終的には敵側に回ったなどとも言われている。平良文は鎮守府将軍を務めるなどして桓武平氏の中でも大きな勢力だったのに、将門研究の筆頭文献である「将門記」には殆ど出てこない。将門記の作者は不明だが、将門や坂東の描写が細かく書かれ、かつ教養ある文体なので、将門記の成立には良文が関与したのでは?という説があるようだ。ありえるかも。源平より200年も前の関東を、騎馬武者が駆け回っていたことを想像するとワクワクが止まらない。

・最近は蝦夷に注目している。大和朝廷は大陸由来の征服民族で、蝦夷は日本列島の土着の民族・・でいいのか?今の日本人はそれらの混合型である、でいいのか?



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