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夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ Bunkamura

2014-10-31 | ア-トな話し
Bunkamura

10/24
2014/10/18(土)-12/14(日)

ある収集家によるフランス近代絵画のコレクションの中から名品71点。

モネ、セザンヌ、シスレーといった印象派の画家の描く美しい大地の眺め、ルノワールの描く豪奢な室内とそこでくつろぐ人物、モディリアーニ、キスリング、藤田嗣治などエコール・ド・パリの画家たちの哀歓に満ちた女性たち、ヴラマンク、ユトリロらの描く孤独な路上の風景、ルオーの絵に見る人生の重さ、シャガールの画面から強くたちのぼる人生の喜びなど、このコレクションには、今なおわたしたちがフランスに抱く夢と憧れがつまっています。
日本人のコレクターが集めた作品。日本人に共通する感性を感じますね。日本人がパリに対する憧れかも。

どこかで出会った作品もありますが、素晴らしい展覧会でした。

巡回先
【兵庫展】
兵庫県立美術館 2014/4/12(土)-6/1(日)[終了しました]
【東京展】
 Bunkamura 2014/10/18(土)-12/14(日)
【北海道展】
北海道立近代美術館 2015/6/27(土)-8/23(日)
【栃木展】
宇都宮美術館 2015/9/20(日)-11/23(月・祝


ポール・セザンヌ
《大きな松と赤い大地(ベルヴュ)》
1882年から88年の間、セザンヌはプロヴァンスでの制作に多くの時間を費やした。故郷の豊穣な風景を、幾何学的な形態と豊かな色彩の連なりに置き換えようと試みた。赤い大地と奥に広がる透明感のある空、植物の鮮やかな緑の組み合わせがすがすがしい



クロード・モネ
《エトルタ、夕日のアヴァル断崖》

ノルマンディー地方のエトルタは切り立った崖や奇岩の多いことで知られ、多くの画家が訪れた。モネもまたこの場所に通い、時間や天候によって異なる表情を見せる景色を繰り返し描いている。太陽はすでに沈み、間もなく夜が訪れる束の間の時間帯。




クロード・モネ
《レ・ムレット(小さな積藁)》



クロード・モネ
《睡蓮のある池》

何となく違和感を感じる構図ですが、もともと横長の構図だったのを、中央で二分割してる。この作品はその右側にあたる。水面には柳の深い緑と空の青が映り込んでいる。




ピエール=オーギュスト・ルノワール
《タンホイザーの舞台(第一幕)》
ルノワールがアングル風に拘っていた時代の作品



ピエール=オーギュスト・ルノワール
《宝石をつけたガブリエル》

透けるような淡い色のベールをはおり、宝飾品とバラの組み合わせを確かめる女性の様子が描かれている。暖かみを帯びた豊満な肉体からは、モデルの健康的な若さが窺える。ガブリエルはルノワールの妻のいとこで乳母をしていた女性で、画家のお気に入りのモデルでもあった。


モーリス・ド・ヴラマンク
《ルイ・フィリップ様式の花瓶》

当時は時代がかった花瓶だった



ラウル・デュフィ
《ニースのホテルの室内》

窓から見える風景とクローゼットの鏡に映る室内という、あたかも絵の中の絵のような効果の面白みと、閉ざされた室内に導入される空間の広がりが見所である。

8月にデュフィ展を見に行ったのを懐かし思い出した デュフィ展   あべのハルカス美術館 は ここ


モーリス・ユトリロ
《サクレ=クール寺院の丸屋根とサン=ピェール教会の鐘楼》

この白がユトリロですね




モーリス・ユトリロ
《雪のモンマルトル界隈》

まさに ユトリロの世界ですね。



アメデオ・モディリアーニ
《バラをつけた若い婦人》



キスリング
《百合》

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