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ジャクソン・ポロック展 東京国立近代美術館

2012-03-05 | ア-トな話し
2012.2.10~5.6

ジャクソン・ポロックて誰だ?

IS THIS A PAINTING? これは絵なのだろうか?



評価額200億円。
門外不出、伝説の大作が、ついにイランから初公開。



ジャクソン・ポロック(1912-1956)1930年代ニューヨーク、不安定な精神状況とアルコール依存に苦しみながらも研鑽を積んだポロックは、著名なコレクター、ペギー・グッゲンハイムに見出され、一夜にしてヒーローとなったのです。床に広げた大きなキャンバスに絵具をふり注いで描く「アクション・ペインティング」で、彼は全米的な注目を集めます。その成功の陰には妻リー・クラズナーの多大な献身がありました。絶頂期の1950年、歴史に残る大作が何点も生まれます。しかしそのわずか数年後、彼は自動車事故で流星のように去っていきました。
日本初の大規模なポロック回顧展となるこの展覧会には、初期から晩年にいたるそれぞれの時期の代表的作品を含む約70点が、海外主要美術館と国内美術館から出品されます。語られることこそ多かったものの、これまで日本では本格的な展覧会を見ることができなかった画家、ポロックの真の実像に出会える絶好の機会



すごい展覧会が東京で行われている。
雑誌「芸術新潮」が、3月号で特集をやるくらい、すごいのです。
今回の目玉作品 
「インディアンレッドの地の壁画」1950年 テヘラン現代美術館所蔵
これが評価額200億円と言われています。

なかなか理解できない絵ですね。
ポロック5つの革命という。これまでの常識を覆す作品の特徴は

1.線を輪郭線等の役割から解放する
2.画面から中心をなくす
3.前景と後景を錯綜させる
4.図と地の関係を解消
5.形象を消し去る

この5つのキ-ワ-ドがポイントです。

そして新たな絵画空間が生まれた

ポロックの作品の日本での紹介は意外に早く、彼がまだ活躍中だった1951年の第3回読売アンデパンダン展。本展にはその時展示され、大きな反響を呼んだ2点の作品《ナンバー7,1950》(ニューヨーク近代美術館所蔵)と《ナンバー11,1949》(インディアナ大学美術館所蔵)が60年ぶりに来日。


「誕生」1941年頃
このころは、ピカソに大きく影響を受け、打倒ピカソを狙っていた。

ピカソが発展していくとジャクソン・ポロックになる?
ポロックがめざしたものは、キャンバス空間の枠を打ち破り、新たな絵画空間を作る。
それが少しでも感じることが出来れば、この展覧会を観た値打ちがあったと言えるのかも知れない。
会場の出口にはアトリエが再現されています。床面6.5メ-トルx6.5メールがプリントされています。
会場内で上映されていた制作風景のビデオと重ねあわせると、そうかだからあの筆致が出るんだと納得します。


アトリエの再現 床の上がすごいですね。
ここは撮影可能です。


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