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桜の通り抜け 造幣局平成27年4月9日から4月15日までの7日間

2015-04-13 | 街角の話し
*****スライドショー 作りました ここ ******
4/12 大阪の造幣局の「桜の通り抜け」に行きました。
大川沿いの桜です

大阪の造幣局で行われる「桜の通り抜け」は明治時代から130年以上続く大阪の春の恒例行事で長さ約560メートルの並木道に植えられた132品種、350本の桜を見ることができます。
去年も行きました。ブログはここ 桜の通り抜け 大阪造幣局



須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)
平成2年4月、兵庫県神戸市の須磨浦公園において「普賢象」の枝変わりとして発見された。花色が黄緑色に変化したもの。
本数:2本






関山(かんざん)
明治初年東京荒川堤の桜として有名になった桜で、花は濃紅大輪で、花弁数は30枚程である。
本数:61本



紅手毬(べにてまり)

小手毬と同様であるが、花が赤い手毬の状態となるところから、この名が付けられた。
本数:7本






普賢象(ふげんぞう)

室町時代から京都地方にある有名な桜で、花の中から葉化した二つの雌しべが突き出し、その先端が屈曲する。その状態が、普賢菩薩の乗る象の鼻に似ているところから、この名が付けられた。花は淡紅色であるが、開花が進むにつれ白色となり、花弁数は20~40枚ある。
本数:12本



鬱金(うこん)

古くから知られた桜で、江戸時代に京都知恩院に植えられていたといわれ、樹姿は直立高木で、花は淡黄緑色のショウガ科のうこんの根の色に似ていることから、この名が付けられた。花弁数は10~15枚ある。
本数:7本




八重曙(やえあけぼの)

花は淡紅色で、花弁数は11~17枚あるが、部分により濃淡がある。芳香に富んでいる。
本数:2本





静香(しずか)

北海道松前町で「天の川」と「雨宿」を交配育成させた桜。花は白色で、花弁数は15~20枚あり、芳香がある。
本数:2本



楊貴妃(ようきひ)
昔、奈良地方にあった桜で、つぼみは濃紅色であるが、開花時には淡紅色となり、花色も優れ豊満なので、中国の楊貴妃を連想して世人が名付けた。花弁数は、20枚程である。
本数:3本

紅時雨(べにしぐれ)

北海道松前町で、「東錦」の実生の中から選出育成された桜であり、紅色の豊な花が垂れ下がって咲くことから、この名が付けられた。花は濃紫紅色で、花弁数は28~40枚ある。
本数:3本




蘭蘭(らんらん)

北海道松前町で、「白蘭」と「雨宿」との交配から選出育成された桜。花は白色に近く、外面は淡紅紫色。花弁数は15~20枚ある。名前は、上野動物園のパンダ蘭蘭の死を悼んで昭和55年の子供の日に松前の子供たちが命名した。
本数:3本



蘭蘭が、一杯です



六高菊(ろっこうぎく)

花は淡紅白色で菊桜の系統である。旧制第六高等学校(現在の岡山大学)の校庭にあつたところから、この名が付けられた。
本数:1本




今年初登場

園里黄桜(そのさときざくら)

長野県須坂市豊丘町梅ノ木地区で羽生田郁雄氏が発見した普賢象の枝変わり品種で、黄緑色に緑の筋が入った花を咲かせる。旧村名にちなんでこの名がつけられた。
本数:1本

一本だけしかないから見過ごさないように・・・


琴平(ことひら)
香川県琴平神社(金刀比羅宮)境内にある山桜系の桜で、花は微淡紅色で、のちに白色となる。花弁数は6~15枚ある。
本数:2本




瀧香(たきかおり)

東京荒川堤にあった桜で、つぼみは淡紅白色、花は白色で芳香がある。

本数:2本


朱雀(しゅじゃく)
昔、京都朱雀にあった有名な桜で、直径4、花弁数は10枚程あり、花は淡紅色で、外弁はやや濃紅、やや垂れ下がって咲く。
本数:3本




紅提灯(べにぢょうちん)

花の色は淡紅色。蕾は濃紅色で咲きはじめは紅色となり開花が進むと紅色から淡紅色となる。花弁数30枚前後である。
本数:1本


麒麟(きりん)



東京荒川堤にあった里桜で、花は濃紅紫色で、花弁数は30~35枚の気品の高い品種。
本数:6本



市原虎の尾(いちはらとらのお)

京都洛北市原にあった桜で、その咲く有様は虎の尾のようで、花は淡紅白色で、花弁数は30~40枚ある。
本数:1本




今年の花は「一葉(いちよう)」です。

一葉(いちよう)
東京荒川堤にあった里桜で、花芯から1本の葉化した雌しべがでるのでこの名がある。花は淡紅色で、花弁数は25枚程あり満開時には白味がかる。
本数:5本

近づいて何度も確認しました。雌しべが確認できます




見上げると桜一杯




出口まで300mの所に、この橋があります

めがね橋

明治4年(1871年)に完成したこの橋は、大川と構内の入り堀間に架けられた石造りの橋で、中央部分に膨らみがあったことから、この名前がつけられたといわれています。昭和32年(1957年)に現在の赤い橋に改装されたそうです。



八重紅枝垂(やえべにしだれ)

仙台の伊達家にあった桜で、明治初年、仙台市長の遠藤氏が植えたため「遠藤桜」とも呼ばれている。花は真紅の八重で花弁数は15枚程あり、極めて美しい。
本数:2本




お土産にはぴったしです
「造幣せんべい」
亀井堂総本店


今年の入場者数累計途中までは
4月9日 (木曜日) 81,490人
4月10日(金曜日) 20,010人
4月11日(土曜日) 126,820人
4月12日(日曜日) 161,340人

途中累計 389,660人
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コメント
 
 
 
Unknown (☆☆☆)
2015-04-13 19:41:27
つぐみです。こんばんは。
通り抜けに行ってこられたんですね。
土曜日だと凄い人出だったでしょうね。
手毬系の八重桜がたくさんあってかわいいですよね。

先日、大和民俗公園で見た緑っぽい桜、「須磨浦普賢象」かもしれないな、とgooさんのこのブログを見て思いました。

 
 
 
つぐみさん、ありがとうございます (kazu_san)
2015-04-14 12:37:29
やっぱり大阪は、通り抜けですね。
いつも桜に感動しますね
名前と写真を合わせて行くのが結構大変です。

御衣黄(ギョイコウ)もありましたよ。
 
 
 
美しい (ねこさん)
2015-04-22 19:39:04
沢山の素敵な名前の桜があるんですね。根気よく撮られたんだなあと感心します。近所のソメイヨシノとはちがう豪華な花束の美しさが伝わりました。ありがとうございます
 
 
 
ねこさん、ありがとうございます (kazu_san)
2015-04-23 10:09:39
名前と写真を合わせて行くのは大変な作業です。
単純に感動するとダメですね
ソメイヨシノは日本画、造幣局の桜は洋画。そんな感じでしょうか。どっちもいい。
 
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