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桔梗 天得院

2011-06-24 | 街角の話し
京都伏見の藤森神社で紫陽花を堪能した後、程近い東福寺塔頭 天得院で桔梗を愛でる特別公開中なので寄ってみた。
藤森神社はここ

桔梗は絶滅危惧種であり、どこでも見かけるという花ではないが、清楚な感じが大好きなので結構見に出かけている。

京都 廬山寺(ろざんじ)紫式部邸宅遺跡で有名 ここ
奈良 元興寺(がんごうじ) ここ
奈良 円成寺(えんじょうじ) 運慶作国宝大日如来座像で有名 ここ
妙心寺の塔頭のひとつ、「退蔵院」 ここ 白い花もある

天得寺は東福寺五大塔頭の1つであったが1614年に文英清韓(ぶんえいせいかん)長老が住持となった。
清韓は、豊臣秀頼の請に応じ方広寺の鐘名を撰文したが、その銘文中の「国家安康、君臣豊楽」の文字が徳川家を呪詛するものとして家康の怒りを招き、寺が取り壊され、現在の堂宇は1789年に再建された。

そんな歴史を思いながら縁側で桔梗を愛でるのも一興である。
残念ながら、満開には、まだまだであった。



華頭窓より西庭の眺めです
ここは、この窓が有名です。パンフレットに良く出てきます。

華頭窓とは上枠を火炎形(火灯曲線)または、花形(花頭曲線)に造った特殊な窓である
消火器があったり写真額が置いてあったりして、思うような写真は撮れないのが残念ですが。


お庭で目立つ、特異なこの木は、軍鶏檜葉(しゃもひば)。ヒノキ科の樹。



満開ではなかったが、まさに凛と咲くという言葉にぴったりな桔梗に満足でした。

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