そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月14日(木)15:30@Seattle

2010年04月15日 | Seattle日記
 Seattleに来て2週間経ったが、ようやく意を決してダウンタウンへ出かけることにした。1$札2枚を握り締めてバス停で待つことしばし、25番のバスに乗り込む。時間帯によって料金が異なるし、上り下りで支払いのタイミングも異なるので、初心者はオドオドしていたが、運転手さんが親切に教えてくだすった。

 Harvard Ave.E.を南下して行くので、心理学のN教授が住んでおられたというアパートはこの通りだったかと目を凝らすと、いやはや高級住宅地ではあ~りませんか。まあ、そうだろうなあ。

 2nd Ave & Pike Stで下車。パイク・スペイス・マーケット(画像)はすぐそこである。ブタの募金箱にご挨拶。ここは何と申しましょうか、錦市場かアメ横かという感じで、確かに宿舎近くのスーパーより安かった。威勢のよい魚屋が名物らしい。スターバックス1号店は、一応写真だけ撮って娘に送信した。誰しもが写真を撮っているが、何がありがたいのか理解しがたい。ランチを、A先生に薦められた「CAFE CAMPAGNE」というフレンチレストランで摂る。グラスワインは白(シャルドネ)にした。スープは日本で毎朝私が作っているようなやつ。メインディッシュはサラダの中にツナ缶の中身みたいなのが押し込んであり、アンチョビが乗って、さらに八丁味噌?を塗りたくったフランスパンのスライスが重ねてある。どう味わっても八丁味噌だが、何ならむ?

 マーケットの南端あたりにあった、アンティークとネイティブの民芸品のお店が、なかなか気がきいていた。お土産に目星をつけておく。また来ることもあるだろう。SAM(シアトル美術館)はショップだけのぞいたら、日本モノというか、面妖なものがいろいろ売れていた。

 もういいやと見切りをつけて、 3rd Aveで25番のバスに乗り、もと来た道を帰った。最寄りのバス停に着いて少し歩いたところで、米国人にバス停の場所を尋ねられたから、教えて進ぜましたわ。ふう、これでバスの乗り方が分かったわい。

 25番のバス停は、いつも買い物をするスーパーのすぐ横にある。今夜のアルコールとして、南アフリカ産の安~いワインを選ぶ。野菜売り場のアーティチョークが、この間から気になっているが、調理法が分からない。塩茹でにすればよいらしが。そのうちチャレンジしてみよう。

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2 コメント

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パンがなければ (O社長@Chicago)
2010-04-16 14:15:27
シアトル・ダウンタウンの市場を楽しまれtたようでなりよりです。 

八丁味噌ぬりのフランスパンは想像がつかないのですが下記の断頭台の露と消えにし王妃様のセリフで:“Qu'ils mangent de la brioche”で有名なブリオッシュでしょうか?

こちらシカゴも、東京にくらべとても温かく驚いております。 本日は地元の人に日本食につれてゆかれ、何と名酒「李白」を飲みました。メニューには英語名”Wandering Poet”とあり、酩酊してミシガン湖に落ちそうになりました。
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お気をつけあそばせ (亭主)
2010-04-16 20:13:19
一斗酒飲みて作れる詩(うた)百首
  船より落ちて湖(うみ)に沈むな

「李白」はシアトルの
宇和島屋にも売ってました!

八丁味噌パンは、
ブリオッシュとはちと違いましたな。
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