そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

12月21日(水)忘年会

2016年12月21日 | 公開

  教授会は14:00きっかりに始まり、16:00きっかりに終わった。教授会後、教務の忘年会が設定されているよし。道理で、ものすごいスピードで議事が進行した。しかし、言うべきことは言わなければならない。教授会前の教室会議で出た苦情、本年度の修士論文の審査期間の問題である。1月の6日と7日が提出日だが、8日は日曜、9日は成人の日で、修士論文本体が手元に届くのは、どんなに早くても10日になる(私は火曜には大学では授業が無く、別の場所で社会人向け講座を担当している)。それで、口述試験が20日というのだから、審査期間はたったの10日間である。その間に、授業は通常通り行われ、会議などの業務も普段通りだ。それで、修士論文、8万字くらいが標準のものを、我等いったい何本審査しなければならないと思っているのか! 教室会議での話では、多い教員は13本も読まなければならないのである。他研究科の先生にお願いしているケースも多く、こんな切迫した状況は、学術の軽視も甚だしい。博士課程入試との間合いなど、事情はあるのは分かるが、それならば、提出をもっと早めればいいだけの話ではないか。現に、卒業論文の提出も、どんどん早くしているではないか。教授会では、声の大きい者の勝ちである。主任殿は、いささかお優しいところがあるから、強面の将軍様が出撃した次第だ。

  教授会が早く終わったので、時間を持て余す。もしかしたら長引くんじゃないかと踏んで、気の置けない教授連との忘年会、19:00開始に設定してしまった。青山に向かい、「カフェ ラントマン」でオーストリア料理というのを、久しぶりに食した。M教授のお導きであった。

  ところで、昨日、「haze」コーヒーのご夫妻が、「swing by coffee」を開店さてたので、早速購入しに赴いた。応援してあげて欲しい。


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