12月19日(月)蕎麦屋へおよばれする

2016年12月19日 | 公開

  朝いち演習、ふるほん講義と午前中は進み、午後の時限はまず、教育学Oゼミの学生さんのインタビューを受ける。学部改革の当局者だった私に、当時の事情を語って欲しいとの要請である。お役に立つことならばと、承引した次第。しかし、結局、私のボスであるT教授にインタビューしなければ、埒が開かないような気がして、最後に、そのように申し上げた。その直後、O教授にもお会いしたので、その旨をまた申し上げておいた。

  研究の講義は、なにしろ専門中の専門を語っているので、受講生の反応を無視して暴走しているのではないか?と、いささか不安になってきた。年明けは、建礼門院右京大夫集と、浄照房集を取り上げ、中世私家集における自照性、再構成される人生というテーマを語る旨を予告。「資料学」で終始しては、それは「文学研究」ではないからな。

  夕刻は、魚籃坂下のお蕎麦の名店での、およばれが入っている。神楽坂で手土産を買い、南北線で白金高輪へ。初めて連れて行っていただいたが、肴も充実しており、お蕎麦も美味しかった。ありがとうございました。

  朝いち演習、やっぱり、西行の老境の歌なんぞを、二十歳の大学生に読ませる試みは、大失敗だった! 彼らに、人生の慨嘆なんぞ、分かるはずもない。だが、研究文献を当たって発表した学生の中に、仏教的背景を過剰に読み取ろうとする解に疑義を呈した人がいて、この点は、我が意を得たりと思う。締めくくりに、諸君ももう四十年したら分かるよと、またぞろ発言してしまった。あと3回ばかり残っているので、なんとか、うまい着地点を模索しなければ…

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