そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

3月9日(水)荒木町へ

2011年03月09日 | 昔日記

 神楽坂のお茶の稽古日だったのだが、前々から約束していた会合?に出るためお休みする。稽古場へ行き、N先生にお断りを申し上げる。美しい上級の女性方にお稽古をつけておいでだった。で、神楽坂から荒木町までてくてく歩く。防衛省の脇を通り、靖国通りの上を渡って、そんなに距離があるわけでもない。

 「くつき」という、大杉門通りのお店に着く。近江の「朽木の杣」と何か関係があるのですか?とお尋ねすると、女将さんがそうだとおっしゃる。道理で、滋賀県の銘酒が充実しているわけだ。いや、日本酒の品揃えも半端ではない。

 私以外の参会者は、枢要の任をお勤めになった方々であったので、権力内部?の生臭いお話を、いろいろ承ることができた。先般亡くなった同僚教授のことやら、現在の教務についても肴になる。

 お酒は、チビグラスというので何種類も飲んだせいか、何が何だか覚えていない。参会者の一人が編集者の方に連れて来てもらったお店なのだそうだ。そのままタクシーで池袋へ行き、帰宅した。

 


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