”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

たけのこの冷凍保存に砂糖を使う理由

2020-05-12 13:45:37 | 調味料

今年は、たけのこを本当にたくさんいただきます。

下茹でしたたけのこは、そのままでは日持ちはしません。

 

追われるように食べると、私の場合、ジンマシンが出ます。(>_<)

どうも、体が山菜を受け入れる量が決まっているようなのです。

  

下茹でしたたけのこを冷凍保存されている方が多いのですが、

そのまま冷凍すると、解凍した時、スカスカに・・・。

で、よく聞くのが

「砂糖をまぶして冷凍すると、解凍後もシャキシャキして、おいしい!」

ということ。

  

やり方は、こうです。

たけのこ300gに対し、砂糖大さじ1が目安。

  

  

たけのこを薄切りにカットして、砂糖をまぶし、

ジッパー付きポリ袋に入れます。

空気を抜いて、冷凍庫へ。

   

これで1年は冷凍保存ができ、しかも解凍後もおいしいなんて!!

  

でも、なぜ?

理由が気になります。

   

それは、砂糖の性質に因るものでした。

砂糖には保水性(水分を逃さない性質)があります。

 

冷凍すると、食材の細胞が破壊されるので、

解凍する時に水分が外に流れ出てしまいます。

だから、スカスカになって、おいしく感じないことが多いのですが、

砂糖をまぶしておけば、水分を逃さずキャッチしてくれます。

 

だから、たけのこから水分が流れ出ることなく、

解凍後もシャキシャキ感が保たれるということのようです。

  

今度、この砂糖まぶしの冷凍たけのこを解凍して

お料理を作ってみます。

でも、1年は猶予があるな・・・。(^^)v

 


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