”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

いんげん、初収穫!!

2019-06-30 11:46:19 | 野菜

以前、花壇にいんげんの苗を植えたということを書きました。

こちらです。

   

結局、このいんげんは、「つるなしいんげん」でした。

急に莢が付き始めました。

 

  

   

  

  

いんげんの「つるなし」と「つるあり」ですが、

それぞれ長所と短所があります。

●つるなし

 ・草丈が高くならないので、収穫しやすい。

 ・収穫の時期が短く、集中してしまう。

 

●つるあり

 ・草丈が高くなるので、収穫が大変。

 (つるの高さを調整すれば良い。)

 ・長い期間に渡って収穫できる。

 

ということは、これからいんげんを毎日食べなきゃいけない!?

  

 

昨日収穫したものはこちらです。

  

  

チキンと一緒に磐田産スイートマイルドトマト煮込みにしました。

もう、これが軟らかいの何のって!!ヽ(^o^)丿

でも、昔のいんげんらしい独特の香りは少ないように感じます。

   

あっ、写真の上の料理は、前日のブログに書きました「レッドムーン」のマリネです。

白・黒・ピンクの粒こしょう、ディル、クローブ、ローリエが

使ってありますので、梅雨のうっとうしさも吹き飛ばしてくれますよ。

  

今週も雨の日が多そうですね。

 

 

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レッドムーンのつぶやき

2019-06-29 17:10:33 | ブログ

2010年~2014年頃、私にとって赤い皮のじゃがいもというと、

「レッドムーン」の印象が強い。

当時、大変有名だったフレンチレストランがありました。

有機農法で野菜を栽培し、

その野菜が華麗なお料理となって登場していました。

  

その農場で作られていたじゃがいもがレッドムーン。

そのレストランの女性スタッフが野菜ソムリエ仲間で、

折に触れては、レッドムーンをプレゼントしていただいた。

   

レストランの女性スタッフ・・・と書いたが、

その表現が正しいかどうか・・・。

その会社の社長の右腕と言った方が良いかもしれない。

   

当時は、そのレストラン以外にもデリがあったり、

デパ地下でそのお店のおしゃれなお弁当やお惣菜が売られたり、

デパートの催事場で、そのお店の加工品が

おしゃれなパッケージで売られたり・・・。

   

さらにレストランをカジュアルにしたお店もできたり・・・。

すごく華やかな時代だったと思う。

そういう会社で、はつらつと働く女性と知り合いということが

うれしくもあった。

   

そんなことを思い出していたら、

偶然、いただいた野菜詰め合わせの中にレッドムーンが入っていた。

  

  

あれから、色々な品種のじゃがいもと出逢い、

今では赤い皮のじゃがいもは、さほど珍しくもなくなった。

    

でも、煮込んでも崩れず、きめが細やかという特徴は、

なつかしいレッドムーンそのものだった。

 

 

ふと、彼女は元気かなと思った。

きっと元気だろうな。

あの頃みたいに、歯切れの良いあいさつで周りを明るくしているに違いない。

 

 

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全国乾椎茸品評会 味覚等審査会を見学

2019-06-28 18:21:58 | だし

昨年は、「全国乾しいたけ品評会 形状の部「」を

見学させていただきました。

その時の様子は、こちらです。

   

今年は、「味覚等審査会」を見学させていただきました。

こちらは、1日目の形状の部で3位までに入った乾しいたけを、

24時間かけて冷蔵庫で戻します。

それを6~8分蒸したものを使って、だしの味と椎茸の食味を審査します。

  

4名の審査員の方(有名な料理研究家の方、有名な料理学校の会長様など)が

別室で審査されたものを、見学者も味わうことができます。

   

こちらは、最初の香信です。

まず、だしから。

  

   

そして、こちらは戻したしいたけ。

  

   

手のひら、左からABCの順です。

  

   

この後、冬菇、茶花冬菇、天白冬菇、香菇と続きます。

これは、しいたけの薄いものから厚いものへと審査していきます。

ひとつのカテゴリーに付き、ABCと3種類あるわけですから、

全部で15種類のだしと戻したしいたけをいただいたことになります。

   

 

形状が良いからと言って、食味が優れているわけでもない。

だしが個性的なのに、戻したしいたけはクセがなく食べやすかったり、

かなり驚きの連続でした。

   

見学者は、こんなふうに真剣に味見をするのです。

  

   

今日は、だしソムリエ静岡として、研修の一環で参加させていただきました。

この経験を活かして、これからは乾しいたけの売り方、見せ方、伝え方を

提案していきたいと気持ちを新たにいたしました。

 

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古代アンデス文明展に行ってきました!

2019-06-27 13:55:56 | ブログ

昨日、お天気の良いうちに行ってこようと思って、

古代アンデス文明展を見に、

静岡県立美術館に行ってきました。

  

  

  

私は、南米アンデスというと、

どうしてもそこが原産地の野菜や穀物を思い浮かべます。

 

 

こちらは、とうもろこしをすりつぶして、

お酒を造ろうとしているところです。

  

  

 

こちらの小さなすり鉢は食べ物用ではなく、

顔料や薬用だと思われます。

 

  

   

これは、神殿の壁に差し込まれていた石の頭像です。

  

   

 

この器には、じゃがいも、豆類、トウモロコシ、唐辛子など

人々の命を支えてきた食物が描かれています。

  

   

 

こちらは、キープと言って、織物や家畜の数を記録する道具です。

  

  

 

こんな美しいチュニックも!

  

  

極度に乾燥して、日差しも強く、一日の寒冷差の大きいこの土地で、

じゃがいもやとうもろこしを育て、

寒冷な環境にも強いリャマを飼育して、

大規模な都市を築いた人々の叡智にただただ感動するばかりでした。

  

平日でしたが、意外と混んでいました。

静岡県立美術館での開催は7月15日までですよ。

是非ご覧になることをお勧めします。

 

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スイートマイルドトマトって何?

2019-06-26 07:54:16 | 野菜

こんな美しいトマトをいただきました。

サイズは、1個100g前後のミディサイズ。

色は真っ赤なのですが、酸味を強く感じます。

  

 

こんな箱に入っていました。

  

  

スイートマイルドトマト・・・とありますが、

この名前で検索しても出てこないので、

品種名ではありませんね。

  

JA遠州中央の園芸課に伺ったところ、

これはフルーツトマトに分類されることがわかりました。

JA遠州中央には、「スイートピュアトマト」というフルーツトマトがあります。

この「スイートピュアトマト」の中で、

規格(糖度、形など)に満たなかったものが

「スイートマイルドトマト」という位置づけになります。

   

「スイートピュアトマト」もフルーツトマトとは言っても、

甘味と酸味のバランスを重視し、

極端な糖度に走らないようにしてして育てられています。

  

となると、「スイートマイルドトマト」の酸味もうなづけます。

   

こちらは、薄切りにした「スイートマイルドトマト」に

なすとアンチョビで作ったドレッシングをかけています。

やっぱり、酸っぱい!!(>_<)

  

 

こちらは、カレーに入れて煮込みました。

トマトの酸味が爽やかで、夏向きのカレーになりました。

  

残りのトマトは、煮込み料理に使うことにしよう!!

  

あっ、それから今さらですが、

フルーツトマトというのは品種名ではなく、

栽培方法(水、肥料を抑え、糖度の高い小ぶりのトマトにする)による

呼び方です。

 

JA遠州中央さんでは、季節によって栽培品種を変えているそうです。(^-^)

 

 

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