ヨブ記３６章５－１２節

36:11 「もし彼らが聞き入れて仕えるなら、彼らはその日々をしあわせのうちに全うし、その年々を楽しく過ごす。
36:12 しかし、もし聞き入れなければ、彼らは槍によって滅び、知識を持たないで息絶える。」



　エリフは語ります。

神は正しいお方である｡

従って、悪を放置しておかれることはなく、また悪しき者がその結果を受けて、神から復讐を受けないということはない。

必ず、神はその報いを、その悪人の上にもたらされる。

従って、大事なことは、その主なる神の言葉に耳を傾けることだ。

そして、その語ることに聞き従うことだ。

そうすれば、年々の日々を楽しく豊に過ごすことができる。

しかし、もし神の言葉に耳を傾けないで、この方の語ることに従って歩んでいくことをしないならば、そこには滅びが到来するのみである、とこのように語るのです。

　神が正しいお方であることは事実です｡

そして、神の言葉を聞いて正しく生きることを求めておられるのも、事実です。

しかし、人が苦しみに遭うのは、人が正しくないからということのみによるのではない事も、事実なのです。