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◆神のサーチライト

2017年08月12日 06時59分38秒 | 聖書

人間の息は主のともしび、
腹の底まで探り出す。       (箴言二〇27)
人間の良心は、神が人間の中に備えつけられたサーチライトです。神が人間を造られた時、「いのちの息」(創世二7)を吹き入れられました。ほかのすべての動物と違って、人間には良心があり、善と悪を判別します。神を離れて罪の道を長く歩いてきた人間の良心は、曇ったりなまったりしているので、エレミヤは、「人の心はすべてのものより偽るもので、はなはだ悪い」(エレミヤ一七9参照)とさえ言いました。確かにそうです。しかし、すべての人の心の中に、この神の声・神のともしび・神のサーチライトがあることも事実でしょう。
姦淫の現場を押さえられた女を、パリサイ人たちはイエス・キリストのところへ連れてきました。「律法によると石で打ち殺せとあるが、先生、あなたならどうします」と言って、人のみじめで不幸な姿を、イエスを試す材料にしようとしました。イエスはしばらくだまっておられましたが、やがて言われました。「あなたがたの中で罪のない者が、まず石を投げなさい。」すると、どうでしょう。人々は、一人去り二人去り、みなこそこそと姿を消してしまいました。パリサイ人たちにも良心があったのです(ヨハネ八3―11)。
良心に責められる時、弱りはててはなりません。がっかりしてぺしゃんこになってはなりません。自分でこそこそと「もうしません」などと決心してみたり、償いだといって自分をいじめたり痛めつけたりしてもいけません。神の前に正直に告白し、キリストの血潮の中に、神の愛の中に、洗いざらい全部を投げ出しなさい。光の中に投げ出したものは、みな光となるとさえ聖書は言うのです。イエス・キリストの愛と十字架の血潮は、すべての人の良心のけがれを完全に洗いきよめます。「御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます」(Ⅰヨハネ一7)。
 
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