ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ザ・ウォーカー

2010年05月25日 | 映画(さ行)
(原題:THE BOOK OF ELI)
【2010年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)


世界にたった1冊だけ残された本を巡って繰り広げられるサスペンスアクション。

文明崩壊後のアメリカ大陸。ウォーカーと名乗る男(デンゼル・ワシントン)は、世界でたった1冊残る本を運び、30年もの間旅をしていた。ただ「西へ向かう」ということだけが手がかりで、ウォーカー自身も目的地を理解していない。一方、汚染されていない水脈を独占する事で独裁者となり、ある地域を支配していたカーネギー(ゲイリー・オールドマン)。世界が崩壊する以前の歴史を知っているカーネギーは、部下のレッドリッジ(レイ・スティーヴンソン)らに「ある本」を探させていた。そんなカーネギーが支配する町にやってきたウォーカー。酒場のゴロツキを一瞬にしてやっつけたウォーカーに興味を示したカーネギーは、盲目の娼婦クローディア(ジェニファー・ビールス)の娘ソラーラ(ミラ・クニス)を充てがい接待する。またソラーラも自分の知らない外の世界からやってきたウォーカーに興味を示していた。やがて、探し求めている本をウォーカーが持っている事を知り、カーネギーはウォーカーを執拗に追い回す…。



嫌いじゃない物語なんだけど、超大作っぽい宣伝展開に期待して観たため、かなり拍子抜けしてしまったのも事実。
限りなく★2個に近い3個ですね。
もしこれが劇場未公開で、DVDで鑑賞したとしたら★4個付けて大絶賛してたかも?
観る側のスタンスで感想が大きく変動する作品ですね♪



いや~、良くも悪くもB級作品です♪
ともやは好きです、こういうの。
ただ前にも書いたけど、超大作を観るという前提でなければ…。

宣伝ではその本が「最強の兵器」であると謳っているが、その正体は?
でもその正体よりも、ウォーカーの身体に起きていたある事情の方がビックリしたかも。
あ~、そうか、それであの場面であ~でこうか!

「ファイト・クラブ」や「ボーン・アルティメイタム」を手掛けたスタント・コーディネーターのジェフ・イマダのアクションは最高♪
デンゼル・ワシントンって50歳越えてるのに、あの動き=アクションができるなんでスゴい!
そういえばこの間観た「パリより愛をこめて」のジョン・トラボルタのアクションもスゴかったけど、この2人同い年なのね(トラさんの方が学年は1こ上。…学年って…笑)。
トラさんとデンゼルは「サブウェイ123 激突」でも共演してたね。
オヤジたち、まだまだ頑張って欲しいなぁ。

ちなみに後半で出てくるマーサ(フランシス・デ・ラ・トゥーア)とジョージ(マイケル・ガンボン)老夫婦のエピソードは好きだなぁ♪
いや、絶対これB級映画ですって!
こんな超大作っぽい宣伝しちゃダメダメ♪



マックス・ペイン」や「寝取られ男のラブ♂バカンス」のミラ・クニスも出てます♪
ポスト:ミシェル・ロドリゲスと言ってしまっていいでしょうね♪
ともやお気に入りです♪
ラストシーンがまた格好良いんだ♪♪

追伸。
資料には『「アバター」を破り全米1位を記録!』ってデカデカと書いてあるんだけど、ともや調査ではどこ調べてもそんな事実見つからないんだよなぁ。
よく見てみると、『BOXOFFICE MOJOより』って小さく書いてある。
実際にBOXOFFICE MOJOのサイトに行ってみると、ここは1日ごとの興行収入のランキングを発表しているところみたい。
そこを見ると確かに「ザ・ウォーカー」が公開された初日(2010/1/15)の興行記録だけ「アバター」を抜いて1位になってるww(16日以降はまた「アバター」が首位)。
…ま、確かに嘘では無い…わな(苦笑)。

監督はアルバート・ヒューズ&アレン・ヒューズ(ザ・ヒューズ・ブラザーズ)。
製作はジョエル・シルバー&デンゼル・ワシントンほか。
スタント・コーディネーターはジェフ・イマダ。

全米興行成績(2010年1月公開):初登場2位→3位→5位→7位→ランク外
全米興行収入:9453万ドル
日本興行成績(2010年6月公開):初登場5位→5位→8位→ランク外

2010年6月19日公開
公式HP:ザ・ウォーカー


ザ・ウォーカー [Blu-ray]

角川映画

このアイテムの詳細を見る


ザ・ウォーカー [DVD]

角川映画

このアイテムの詳細を見る


Book of Eli(「ザ・ウォーカー」輸入盤サントラ)
Atticus Ross,Claudia Sarne,Leopold Ross
Reprise / Wea

このアイテムの詳細を見る


Book of Eli [Analog](「ザ・ウォーカー」輸入盤サントラ)

Reprise / Wea

このアイテムの詳細を見る


最新の画像もっと見る

20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そっかー (chara)
2010-05-25 23:59:16
結局最終試写も行けそうにないので、
あきらめがつきました。
DVDでじっくり見ます。
返信する
うんうん (ともや)
2010-05-26 23:03:34
こんばんは、charaさん♪
B級映画ってスタンスで観れば、すんごい面白いですよ。
それだけ肝に命じておけば大丈夫です♪
返信する
こういうのも悪くないです。 (えい)
2010-06-01 23:40:47
ぼくも、あの老夫婦のエピソードは好きです。
なぜ、お婆さんの手が震えているのかと思ったら、
そういうことだったのかと…。
まあ、ゲイリー・オールドマンの
役回りなんかも含めて、
マカロニウエスタン、それも
『真昼の用心棒』あたりのB級の匂いのする
嬉しい作品でした。
返信する
スッキリ (ともや)
2010-06-04 07:23:48
こんにちは、えいさん♪
流れ者っていう設定は、西部劇にしっくり来ますよね。
ラストのスッキリとしない展開も、B級っぽくっていいんですけどね~ww。
返信する
わかります (にゃむばなな)
2010-06-19 14:14:52
これ、クリストファー・ランバートのようなB級俳優さんが主演でDVDで「拾い物」扱いで見たら絶賛していたでしょうね。
決して大作として見る映画ではありませんでしたもんね~。
返信する
Unknown (えふ)
2010-06-19 16:38:34
デンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンが出てなければ、
B級として楽しめたかも!(苦笑
返信する
カルト (ともや)
2010-06-19 18:26:42
こんばんは、にゃむばななさん♪
そうなんですよ。
DVDスルーされたというスタンスで観てたら、『なんじゃ、この展開! すげぇ!』って大絶賛してましたよ♪
まぁ、そういう意味でも、これはカルト映画の仲間入りですよね。
返信する
ミラ・クニス (ともや)
2010-06-19 18:34:53
こんばんは、えふさん♪
>デンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンが出てなければ、B級として楽しめたかも!(苦笑
ただアレですよね、この2人が出てなければ、観ようとさえ思わなかった…っていうのも事実なんですよね(苦笑)。
あ、でもミラ・クニス目当てで観てたかww
返信する
このね~ (KLY)
2010-06-20 00:02:20
宣伝はミスリードだよね。
しかも、デンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンなんて大物二人の共演ときたら、そりゃのせられちゃうはず。
30年間もどこほっつき歩いてたのか解らないけど、もっとオーパーツ的な本かと思ったら、そこだけは妙に現実的だったり。(笑)
力込めて初日朝一で観にいって大失敗ってとこです。^^;
返信する
 (ともや)
2010-06-21 00:10:16
こんばんは、KLYさん♪
>オーパーツ的な本
そうそう。
「死霊のはらわた」の死者の書や、ラヴクラフトのネクロノミコン…みたいな…ね。

いや~、あの宣伝だと、もっとすごい展開を期待しちゃいますもんww
返信する

コメントを投稿