![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ab/fd2cdc8e51b75ef32f236f425663515b.jpg)
総理大臣の諮問機関である「規制改革会議」が年末(12月25日)にこっそりと発表した「規制改革推進のための第2次答申」には、おそろしいことが書いてある。労働者の権利を強くすると会社が権利の弱い者(非正規労働者)を採用する方向に走るから、権利を強くするのはよくないなどということが…。詳しくは、答申の本文PDF(※1)をじっくりと読んでほしいが、気になるところを次にピックアップしておく。
【163頁】
「平等」には、「機会の平等」と「結果の平等」の二つの概念が含まれる。前者はすべての国民に平等なチャンスが与えられることであり、後者は国民の能力や成果にこだわらず同じ結果が与えられることであるが、これには注意が必要である。「結果の平等」を重視しすぎると、懸命に働いても働かなくても、また成果の大小にかかわらず同水準の生活が保障されるため、勤労インセンティブの低下、自己研鑽投資の減少、技術やアイディアにおける創造性を発揮しようする意欲の減退といった副作用をもたらす。むしろ、「機会の平等」のもと、がんばっている人が報われる社会になっていなければ、個々人の能力は十分発揮されなくなり、社会全体が豊かになるチャンスは失われる。無論、機会の平等だけを貫くことは一部の階層にとっては、耐え難い「格差」を放置することになり、社会の安定が損なわれ、場合により犯罪などの社会コストを増大させることから政府が一定のセーフティネットを社会に備えておくことは必要である。
●ヤメ蚊コメント●
【一部の階層にとっては、耐え難い「格差」】…一部の階層だそうだ。もはや、階層が固定化しているってことを認めているわけだ。
【164頁】
日本の労働法制は労働者を強く保護するが、例えば解雇規制は解雇を厳格に規制し、かつ予見可能性が低いため、正規雇用においては、企業は従業員の生産性が仮に低くても、雇い続けるほかない場合も多い。一方で、非正規雇用において、例えば派遣労働における派遣期間制限や期間の定めのある雇用契約における期間制限等をはじめとする規制は、働き方の多様性を損なっている。正規雇用、非正規雇用にかかわらず、労働者と雇用者が十分に情報を共有した上で、お互いが納得ずくで選び取れるような様々な選択肢を確保することによって、やり直しや転職も容易になり、格差の是正も可能となる。
●ヤメ蚊コメント●
【お互いが納得ずくで選び取れる】…使う側は選べるだろうが、使われる側は選ぶことはできないんだよ。お互いが納得なんてことは、ごく一部の職種にしかないんだよ。
【164頁】
一部に残存する神話のように、労働者の権利を強めるほど、労働者の保護が図られるという安易な考え方は正しくない。場合によっては、既に権利を持っている人は幸せになるが、今後そのような権利が与えられにくくなるため、これまでよりも不幸になる人が出てくることにも注意が必要である。無配慮に最低賃金を引き上げることは、その賃金に見合う生産性を発揮できない労働者の失業をもたらし、同時に中小企業経営を破綻に追い込み、結果として雇用機会を喪失することになる。過度に女性労働者の権利を強化すると、かえって最初から雇用を手控える結果になるなどの副作用を生じる可能性もある。正規社員の解雇を厳しく規制することは、労働者の使用者に対する「発言」の担保になるどころか、非正規雇用へのシフトを企業に誘発し、労働者の地位を全体としてより脆弱なものとする結果を導く。一定期間派遣労働を継続したら雇用の申し込みを使用者に義務付けることは、正規雇用を増やすどころか、派遣労働者の期限前の派遣取り止めを誘発し、派遣労働者の地位を危うくする。長時間労働に問題があるからといって、画一的に労働時間の上限を規制することは、自由な意思で適正で十分な対価給付を得て働く労働者の利益と、そのような労働によって生産効率を高めることができる使用者の利益の双方を増進する機会を無理やりに放棄させる。
●ヤメ蚊コメント●
【無配慮に最低賃金を引き上げることは、その賃金に見合う生産性を発揮できない労働者の失業をもたらし】…最低賃金は、最低限の生活を保障するためのものだ。生産性の問題はもっとレベルの高い賃金の話だろうが。
【過度に女性労働者の権利を強化すると、かえって最初から雇用を手控える】【正規社員の解雇を厳しく規制することは、労働者の使用者に対する「発言」の担保になるどころか、非正規雇用へのシフトを企業に誘発し、労働者の地位を全体としてより脆弱なものとする】…脅しかい。そういう勝手なことをさせないために労働者の権利はあるんだよ。労働者と企業は対等な関係ではないからこそ、労働者には保護が必要なんだよ。それを対等ではないから企業は好き勝手するから、我慢しろってか…。
【一定期間派遣労働を継続したら雇用の申し込みを使用者に義務付けることは、正規雇用を増やすどころか、派遣労働者の期限前の派遣取り止めを誘発】…非正規雇用っていうのはあくまでも例外なんだよ。考え違いしていないかい。
【長時間労働に問題があるからといって、画一的に労働時間の上限を規制することは、自由な意思で適正で十分な対価給付を得て働く労働者の利益】…安くこき使われれば、どうしても時間を長く働いてでも稼ぎたくなるさ。安くこき使うことを問題とするべきなんだよ。
【165頁】
真の労働者の保護は、単純に「権利の強化」をすることによって達成できるわけではなく、むしろ、労働者が望まない雇用契約を押し付けられることがなく、知ることのできない隠された事情のない契約を、自らの自由な意思で選び取れるようにする環境を整備すること、すなわち、労働契約に関する情報の非対称、つまり、使用者側の情報が労働者に十分に開示されていない点を改善することこそ、本質的な課題というべきである。市場の失敗の原因、たとえば情報の非対称に関する必要にして十分な介入の限度を超えて労働市場に対して法や判例が介入することには根拠がなく、画一的な数量規制、強行規定による自由な意思の合致による契約への介入など真に労働者の保護とならない規制を撤廃することこそ、労働市場の流動化、脱格差社会、生産性向上などのすべてに通じる根源的な政策課題なのである。
●ヤメ蚊コメント●
【労働契約に関する情報の非対称、つまり、使用者側の情報が労働者に十分に開示されていない点を改善】…それで、そういう情報を知ったから、その会社に就職するのを辞めたとして、別のいい会社に就職することができるのか!労働契約を理解するうえでは、労働者側が圧倒的に弱い立場に立っているということを忘れてはならない。
【画一的な数量規制、強行規定による自由な意思の合致による契約への介入など真に労働者の保護とならない規制を撤廃】…労働者は弱い立場にいるからこそ、一定の数量的な規制が必要なんだよ。
あ~、もうだめ、これ以上コメントできない。はらわたが煮えくりかえる。
最後にこんな答申を出す特権階級、いや委員の方々の名簿をご紹介したい。
議長 草刈 隆郎 日本郵船株式会社代表取締役会長
議長代理 八田 達夫 政策研究大学院大学学長
委員 有富 慶二 ヤマトホールディングス株式会社取締役会長
安念 潤司 成蹊大学法科大学院教授
翁 百合 株式会社日本総合研究所理事
小田原 榮 東京都八王子市教育委員長
川上 康男 株式会社長府製作所取締役社長
木場 弘子 キャスター・千葉大学特命教授
白石 真澄 関西大学政策創造学部教授
中条 潮 慶応義塾大学商学部教授
福井 秀夫 政策研究大学院大学教授
本田 桂子 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン プリンシパル
松井 道夫 松井証券株式会社代表取締役社長
松本 洋 アドベントインターナショナル日本代表兼マネジングパートナー
米田 雅子 慶應義塾大学理工学部教授 NPO法人建築技術支援協会常務理事
委員のみなさんは、人を搾取することに何らの痛痒も感じないんでしょうか…。
そして、政府も政府は12月28日の閣議で、この第2次答申について「最大限尊重する」と閣議決定した。あ、こちらの特権階級、いや人でなし、いや閣僚については、名簿を掲載するまでもないですよね…。
※1:http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/publication/2007/1225/item071225_02.pdf
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。
なお、現在、こちらで(←クリック)、350円、1000万人寄付運動を展開しています。ぜひ、ご覧のうえ、行動にしてください。バナーは、SOBAさんの提供です。ご自由にお使い下さい。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/20/5af5a2740cf29a7673fab1f2df1ea31e.png)
1月17日にはNPJ/PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催します。吉岡忍さんの講演など…。詳しくは上のバナーをクリックして下さい。
【163頁】
「平等」には、「機会の平等」と「結果の平等」の二つの概念が含まれる。前者はすべての国民に平等なチャンスが与えられることであり、後者は国民の能力や成果にこだわらず同じ結果が与えられることであるが、これには注意が必要である。「結果の平等」を重視しすぎると、懸命に働いても働かなくても、また成果の大小にかかわらず同水準の生活が保障されるため、勤労インセンティブの低下、自己研鑽投資の減少、技術やアイディアにおける創造性を発揮しようする意欲の減退といった副作用をもたらす。むしろ、「機会の平等」のもと、がんばっている人が報われる社会になっていなければ、個々人の能力は十分発揮されなくなり、社会全体が豊かになるチャンスは失われる。無論、機会の平等だけを貫くことは一部の階層にとっては、耐え難い「格差」を放置することになり、社会の安定が損なわれ、場合により犯罪などの社会コストを増大させることから政府が一定のセーフティネットを社会に備えておくことは必要である。
●ヤメ蚊コメント●
【一部の階層にとっては、耐え難い「格差」】…一部の階層だそうだ。もはや、階層が固定化しているってことを認めているわけだ。
【164頁】
日本の労働法制は労働者を強く保護するが、例えば解雇規制は解雇を厳格に規制し、かつ予見可能性が低いため、正規雇用においては、企業は従業員の生産性が仮に低くても、雇い続けるほかない場合も多い。一方で、非正規雇用において、例えば派遣労働における派遣期間制限や期間の定めのある雇用契約における期間制限等をはじめとする規制は、働き方の多様性を損なっている。正規雇用、非正規雇用にかかわらず、労働者と雇用者が十分に情報を共有した上で、お互いが納得ずくで選び取れるような様々な選択肢を確保することによって、やり直しや転職も容易になり、格差の是正も可能となる。
●ヤメ蚊コメント●
【お互いが納得ずくで選び取れる】…使う側は選べるだろうが、使われる側は選ぶことはできないんだよ。お互いが納得なんてことは、ごく一部の職種にしかないんだよ。
【164頁】
一部に残存する神話のように、労働者の権利を強めるほど、労働者の保護が図られるという安易な考え方は正しくない。場合によっては、既に権利を持っている人は幸せになるが、今後そのような権利が与えられにくくなるため、これまでよりも不幸になる人が出てくることにも注意が必要である。無配慮に最低賃金を引き上げることは、その賃金に見合う生産性を発揮できない労働者の失業をもたらし、同時に中小企業経営を破綻に追い込み、結果として雇用機会を喪失することになる。過度に女性労働者の権利を強化すると、かえって最初から雇用を手控える結果になるなどの副作用を生じる可能性もある。正規社員の解雇を厳しく規制することは、労働者の使用者に対する「発言」の担保になるどころか、非正規雇用へのシフトを企業に誘発し、労働者の地位を全体としてより脆弱なものとする結果を導く。一定期間派遣労働を継続したら雇用の申し込みを使用者に義務付けることは、正規雇用を増やすどころか、派遣労働者の期限前の派遣取り止めを誘発し、派遣労働者の地位を危うくする。長時間労働に問題があるからといって、画一的に労働時間の上限を規制することは、自由な意思で適正で十分な対価給付を得て働く労働者の利益と、そのような労働によって生産効率を高めることができる使用者の利益の双方を増進する機会を無理やりに放棄させる。
●ヤメ蚊コメント●
【無配慮に最低賃金を引き上げることは、その賃金に見合う生産性を発揮できない労働者の失業をもたらし】…最低賃金は、最低限の生活を保障するためのものだ。生産性の問題はもっとレベルの高い賃金の話だろうが。
【過度に女性労働者の権利を強化すると、かえって最初から雇用を手控える】【正規社員の解雇を厳しく規制することは、労働者の使用者に対する「発言」の担保になるどころか、非正規雇用へのシフトを企業に誘発し、労働者の地位を全体としてより脆弱なものとする】…脅しかい。そういう勝手なことをさせないために労働者の権利はあるんだよ。労働者と企業は対等な関係ではないからこそ、労働者には保護が必要なんだよ。それを対等ではないから企業は好き勝手するから、我慢しろってか…。
【一定期間派遣労働を継続したら雇用の申し込みを使用者に義務付けることは、正規雇用を増やすどころか、派遣労働者の期限前の派遣取り止めを誘発】…非正規雇用っていうのはあくまでも例外なんだよ。考え違いしていないかい。
【長時間労働に問題があるからといって、画一的に労働時間の上限を規制することは、自由な意思で適正で十分な対価給付を得て働く労働者の利益】…安くこき使われれば、どうしても時間を長く働いてでも稼ぎたくなるさ。安くこき使うことを問題とするべきなんだよ。
【165頁】
真の労働者の保護は、単純に「権利の強化」をすることによって達成できるわけではなく、むしろ、労働者が望まない雇用契約を押し付けられることがなく、知ることのできない隠された事情のない契約を、自らの自由な意思で選び取れるようにする環境を整備すること、すなわち、労働契約に関する情報の非対称、つまり、使用者側の情報が労働者に十分に開示されていない点を改善することこそ、本質的な課題というべきである。市場の失敗の原因、たとえば情報の非対称に関する必要にして十分な介入の限度を超えて労働市場に対して法や判例が介入することには根拠がなく、画一的な数量規制、強行規定による自由な意思の合致による契約への介入など真に労働者の保護とならない規制を撤廃することこそ、労働市場の流動化、脱格差社会、生産性向上などのすべてに通じる根源的な政策課題なのである。
●ヤメ蚊コメント●
【労働契約に関する情報の非対称、つまり、使用者側の情報が労働者に十分に開示されていない点を改善】…それで、そういう情報を知ったから、その会社に就職するのを辞めたとして、別のいい会社に就職することができるのか!労働契約を理解するうえでは、労働者側が圧倒的に弱い立場に立っているということを忘れてはならない。
【画一的な数量規制、強行規定による自由な意思の合致による契約への介入など真に労働者の保護とならない規制を撤廃】…労働者は弱い立場にいるからこそ、一定の数量的な規制が必要なんだよ。
あ~、もうだめ、これ以上コメントできない。はらわたが煮えくりかえる。
最後にこんな答申を出す特権階級、いや委員の方々の名簿をご紹介したい。
議長 草刈 隆郎 日本郵船株式会社代表取締役会長
議長代理 八田 達夫 政策研究大学院大学学長
委員 有富 慶二 ヤマトホールディングス株式会社取締役会長
安念 潤司 成蹊大学法科大学院教授
翁 百合 株式会社日本総合研究所理事
小田原 榮 東京都八王子市教育委員長
川上 康男 株式会社長府製作所取締役社長
木場 弘子 キャスター・千葉大学特命教授
白石 真澄 関西大学政策創造学部教授
中条 潮 慶応義塾大学商学部教授
福井 秀夫 政策研究大学院大学教授
本田 桂子 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン プリンシパル
松井 道夫 松井証券株式会社代表取締役社長
松本 洋 アドベントインターナショナル日本代表兼マネジングパートナー
米田 雅子 慶應義塾大学理工学部教授 NPO法人建築技術支援協会常務理事
委員のみなさんは、人を搾取することに何らの痛痒も感じないんでしょうか…。
そして、政府も政府は12月28日の閣議で、この第2次答申について「最大限尊重する」と閣議決定した。あ、こちらの特権階級、いや人でなし、いや閣僚については、名簿を掲載するまでもないですよね…。
※1:http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/publication/2007/1225/item071225_02.pdf
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。
なお、現在、こちらで(←クリック)、350円、1000万人寄付運動を展開しています。ぜひ、ご覧のうえ、行動にしてください。バナーは、SOBAさんの提供です。ご自由にお使い下さい。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
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1月17日にはNPJ/PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催します。吉岡忍さんの講演など…。詳しくは上のバナーをクリックして下さい。
お金も無いので、求人誌を買ったり面接に行く交通費にもこと欠きます。
人間が最低限確保すべき衣食住と云う条件の欠如は、突然宇宙空間に放り出されて地球と云う肉体を支える地面が消え失せたのと、同じです。
人の人生を支え、希望と云う生きる力を持ち続けるには、行政によるセーフティーネットは不可欠だと思いますね。
何回か私の日記にも書きましたが、天から与えられた命~人には決して創り出す事は出来ない~が、その生を活かしきる、そのサポートをする役割が国家にはあります。これが「政~まつりごと~」の意味だと思います。
大変でした。これって、日本国憲法第3章第25条の違反しているのではないでしょうか。
でしょ?マイケル・ムーアの「Sicko」を持ち出すまでも無く。
世界の中心は必ず!永遠に!米国はワシントンか、或いはニュー・ヨークにあり、それに従ってさえ居れば、自分達が勝ち組になれると信じて已まないから。
でもね!「万物は流転する」んですけどね!!人の世に永遠なんてないし、最早その兆しは、怖いほど現れてますよ!!!
ま、「ブッシュの戦争」投機筋がサブプライムから原油先物に逃げ出した今回も、ドル安ゴールド高!って今更だし、オイルマネーを宛てにしようにも、あのイラク戦争じゃ、ね!
が、国内でもとっくに、足元の景気が土下座宰相の土下座改革以来「ヤクザ&カルト&マルチ商法の詐欺景気偽装」って、マトモな経営者なら見抜いていて当然です!!
佐藤優なんて、右翼が頭イイしエライのに安部政権のプッツンで今、大ダメージで可哀想みたいに言ってます。
けどね!本当は冷戦構造下で「反共の砦」として優遇された米国の右翼贔屓が20年も前に終わってるツケが見えて来たってだけの事なんですが。
兎に角、橋下弁護士とかもソウだけど、消費税が導入されてもう何年にもなるのに、税金を払わないフリーターやニートや低所得層全般は生きてる資格が無いとか言っちゃう系の、「ここ20年は(この世に)存在しない」感受性はイカレテるとしか思えません…。
忘れたのかな、昔こうゆうことを平然と言って働く者を苦しめて大反撃をくらったこと。あるいは、これは破滅願望の発露なのか。労働者の皆々様の怒りで私たちを打ち倒して下さいという風に読めないこともない、かも。こう露骨にに挑発されるとねぇ。第一級の情報に感謝。
過去に何年か派遣スタッフとして働きました。ほとんどの派遣スタッフは、どんなに長く働いても部外者でしかないという疎外感や、契約外の作業、打ち切られる不安などに大なり小なり悩むと思います。私個人は、了承していないことが派遣会社・派遣先間の契約書に盛り込まれる; 身売り(登録と、派遣先との派遣契約を別の派遣会社に勝手に移される); 情報漏えいという理由による突然の追放 (http://moonsorbit.exblog.jp/7753692/「派遣の目-5 (情報漏えい)」) といったことを経験しました。
派遣会社は登録しているスタッフを守ることなど ほとんど考えない、というのが私の実感です。雇う企業側は、「こっちの都合のいいように働かないなら首」、それでおしまい。
フリーの立場は非常に弱いです。もろいです。訴える場所を持ちません。だから、確実な法的ガードが必要なんです。フリーターと呼ばれる人々が希望を持って進める法律ができてほしいです。
ヤメ蚊さん、はらわたが煮えくり返っても、ぜひまた関連メッセージを書いてくださいませ。筆の力は大きいと思いますから。
この論理は2006年7月20日に発表されたOECD 対日経済審査報告に現れています。米国の対日経済要求ばかりが注目されていますが、OECDレビューも重要です。
OECD 対日経済審査報告書 2006 年版
http://www.oecd.org/document/55/0,2340,en_2649_201185_37127031_1_1_1_1,00.html
所得不平等と相対的貧困の縮小。
人口高齢化は、不平等指標の上昇や相対的貧困の拡大の一因であるが、労働市場における二重性も重要な要素である。正規労働者に対する雇用保護の緩和などの包括的アプローチにより、非正規労働者の使用の増加を反転させるべきである。また、公的社会支出の対象を片親などの社会的弱者により重点化すべきである。
その報告書の医療関係を途中まで読みました。はらわたが煮えくり返り、新年でもあり健康を考えて読むのを止めました。
記載の委員たちに「国民の敵」と札をぶら下げさせて、市中引き回しとしたい所ですね。
福田内閣はヘタレなので強行しないこと、民主党がきちんと反対することを祈るのみです。
http://news.livedoor.com/article/detail/3449968/
これを紹介した2ちゃんニュース板がつけた見出しは「【論説】小学生でも知ってる社会の真実、それは「人間の価値はカネのみで決まる」現実…赤木智弘氏」と、相変わらずB層を煽る、煽る!
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1199525146/