情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

回答する記者団~って何?

2008-12-10 07:08:12 | メディア(知るための手段のあり方)
 昨日のNPJのイベントで、「回答する記者団」っていう試みをしている方と出会った。回答する記者団…えっ、質問する記者ではないの?と一瞬とまどったが、依頼者のリクエストに応えて情報を提供するというものだという。確かに、個別の疑問というニーズがあり、それに答えるというビジネスがあってもよい。

 …というか、本当は、すべての記者が「回答する記者団」であるはずだ。具体的な質問はしていなくても、いろいろな意味で有益な情報を提供してくれるから、そのメディアを購入するのだから。

 そういう意味ではやはり、民放のCMシステムなどの無料メディアはいびつっていえば、いびつなのだと思う。

 前に紹介した、アメリカのNPO型の取材チームは、民主主義に資するような調査報道をすることで、市民から支援金を得て活動を継続している。まさに、「回答する記者団」なのだ。

 新聞、テレビという企業メディアの広告収入が減っているいま、「回答する記者団」のコンセプトはおもしろいと思う。




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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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1 コメント

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ソウなんですが…。 (田仁)
2008-12-12 17:24:29
しかし一方で、暗殺の心配の無い、TVカメラの前での質問技術ももっと磨いて欲しいです?ホワイトハウスの名物記者とか、アメリカに居たりして。
(政治家のヤバイ発言なんかが電波に流れてしまえばもう、暗殺なんて危険でしょうむ無いだけですから…。)
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