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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

昨夜は目黒で「柳家小三治秋の会」

2020-10-22 09:56:51 | 日記
昨夜は目黒パーシモンホールで「柳家小三治秋の会」楽しみました。
年に一、二度伺う、この劇場。
都立大学の駅から一本道。
方向音痴の私に、優しい劇場です^_^
18時半開演。会社少し早めに抜け出さないと間に合わない。
会場着いて、用足ししたら、あっという間に開演時間。

例によって演目。
金明竹 三之助
ふぐ鍋 一琴
中入り
青菜  小三治

中入り後、小三治師匠が高座に上がったのは19時半過ぎ。
時間に余裕あったので、たっぷりマクラ振るかなと思ったら、
すんなりネタへ。
「青菜」
お屋敷の旦那の
「植木屋さん ご精が出ますな」
というセリフで、情景がパッと浮かぶ。
まさに名人芸!
旦那と植木屋のやり取り 
「時に植木屋さん 菜はお好きか?」
この後、奥様が出てきて
「鞍馬から•••」
というセリフになるのですが、そこへ行く前に
「時に植木屋さん」
のセリフが繰り返されてしまった。
師匠も しまったと思ったのでしょう。
一瞬沈黙!
客席にも緊張感。

どうやら、持ち直してサゲまで行ったのですが、
話し終えた師匠
「うろ覚えだから、仕方ないね」
続けて
「コロナで仕事なくなったから、その間稽古しろって言うけど、客もいないのに、そんなことできないよ!」
この一言に、客席大拍手。

80歳超えた名人、コロナに負けずに、まだまだ健在ぶりを示してほしいものです。