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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「劇場は今」

2020-10-20 09:51:10 | 日記
東京のコロナ感染者数、相変わらず減りませんね。
これから冬に向かい、どうなっていくのか?
高齢で、持病持ちの私としては、心配です。

ブロードウェイは、来年5月まで休業が延期された。
一方、日本では、入場緩和が実施された。
そんななか、今、劇場街は、どうなっているのか?
今回は、そんなお話です。

鴻上尚史さんが、雑誌「SPA」の連載で、こんな事を書いてました。
「えっ、このメンバーで、チケット売れないの? というような事が起きている」
そして、自身の公演のチケット売り上げも、決して芳しくないとも。

これ読んで、私が思い出したのは、現在、シアタークリエで公演中の
「おかしな二人」の事。
主演が大地真央と花總まり。で、ニール•サイモン作品。
以前なら、即売り切れでしょう。
実際、入場緩和前に売り出された時は、秒殺でした。
が、入場緩和後、追加発売したのですが、日によっては売れ残っている日もある。
寄席で一之輔師匠が言ってましたが
「明日から入場緩和しますと言ったら、客足が落ちた」
隣に他人が座るのはイヤという心理が働いているのかも知れません。

そんななか、東宝が新機軸を打ち出した。
現在帝劇で公演中の「ローマの休日」
「オーバー50」でS席を割引するというもの。
従来は、「アンダー25」で、若いファンを取り込もうというパターン。
その真逆。
高齢者で、感染が怖くて、劇場に行くのを躊躇っている人々には
効果的かもしれません。