tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

満開!新家 長福寺の桜

2009年04月19日 | 写真
新家 長福寺(しんけ・ちょうふくじ)は、広陵町三吉357(みつよし 奈良県北葛城郡)にある浄土真宗大谷派の寺である。すぐ近くの小字(こあざ)赤部(三吉1642)にある「赤部 長福寺」と区別するため、小字名の新家を冠している。ご本尊は阿弥陀如来立像(天正2年=1574年の造立)である。







このお寺は「桜御坊」として親しまれ、知る人ぞ知る八重桜のかくれ名所である。以前、当ブログでも紹介したとおり《昔から桜が多かったが、戦後は廃れていた。それを復活させようと1969(昭和44)年、檀家の方が立ち上がり、八重桜の苗木を70本植え、丹誠こめて育てられた》。







《しかし1998(平成10)年の台風で、半数が倒木。再び熱心な檀家の方が動き、桜守(さくらもり)佐野藤右衛門氏が復興に協力された。佐野氏は、30本の八重桜の苗木も分けて下さったそうだ。それで今は、ご覧の通り見事に復活》。
※新家 長福寺の八重桜(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/5d49c94ac84ec07d8d65c86e1d944a1c







早い時期にはモクレンとしだれ桜が咲くが、今は「松月」「関山」「一葉」「御衣黄」「祇園しだれ桜」など、優雅な名前の八重桜が満開である。しばし、とれとれ(撮れ撮れ)の写真をご覧いただきたい。









境内には、約200株のボタンも植えられ、八重桜との競演が楽しめる。日本広といえども、ボタンと桜が同時に楽しめる所は多くない。







ボタンも桜も、今が最高潮である。今日も良いお天気なので、さぞたくさんの人が訪れることだろう。八重桜の花の時期は長いので、まだしばらくは楽しめそうだ。







場所は竹取公園・町立図書館の東側すぐの所だ。車の場合は、竹取公園の第2駐車場(500円)利用が便利である。
http://travel.nifty.com/special/spring/cs/hanamispot/detail/50466/1.htm

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奈良の桜を通り抜け | トップ | 遷都1300年祭の民間イベント... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (新家長福寺)
2009-04-19 20:49:09
 今年も当山に来寺いただいたみたいでありがとうございます。昨年から毎日楽しく、拝見させていただいています。19日は親鸞聖人七百五十回忌お待ち受け法要と山門改修慶讃法要を厳修させていただきました。いつも当山の桜を見守っていただきましてありがとうございます。
桜を堪能させていただきました (tetsuda)
2009-04-20 05:54:54
新家長福寺さんから直接コメントをいただき、恐縮しています。

家内の実家(広陵町三吉)が、お寺様と家族ぐるみの付き合いをさせていただいており、私もN先生にお会いして桜のことを詳しくお聞きしました。それ以来、お寺のファンです。

家内が「そろそろ長福寺さんの桜が満開では」と申しておりましたので、4/19(日)、開門と同時にお邪魔して写真を撮らせていただきました。ご無沙汰しておりますのに桜だけ拝見し、失礼いたしました。

これらの見事な桜を維持管理されるのは、とても大変なことだと存じます。ぜひ皆様、お体を大切になさって下さい。

コメントを投稿

写真」カテゴリの最新記事