今朝(2020.9.23)の奈良新聞1面トップ記事を見て、驚いた。見出しは《吉野山 老舗旅館閉業 同業者にも衝撃 コロナ禍で春の観光客激減も影響か》。リード文と記事の一部を抜粋すると、
※トップ写真はJR東海のHPから拝借した
吉野町吉野山で創業約90年の歴史を誇る「湯元 宝の家(ほうのや)」が、8月末で閉業した。桜の名所、吉野山の中千本に立地し、眺望露天風呂も備えた老舗旅館の閉業は、町内に衝撃を与えた。吉野山では今年、新型コロナウイルスの感染拡大で書き入れ時の春の観光客が激減した。
記事によると、
吉野山の住民は「苦しいようだと聞いてはいたが後継者もおり、まさかと思った」と話す。同業者も「本当にショック」と驚きを隠さない。経営者は40歳代で、町内の観光関係者も「一緒にまちづくりを頑張ってきた仲間で、落胆している」と肩を落とした。
観光で吉野町を訪れる人は年間約70万人。このうち約30万人が吉野山の桜の時期に集中する。吉野山では、この時期だけで年間売り上げの3分の1を稼ぐといわれる。ところが今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた4月7日の緊急事態宣言後、関東からの観光客が途絶えた。ある旅館は4月は前年比8割減、5月は9割減だったと苦しさをにじませる。
宝の家のHPには、このように書かれていた。
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて 当館は創業以来九十年に渡り皆様のご厚情をいただいて営業を続けてまいりましたが、諸般の事情により八月三十一日をもちまして閉館いたしました。
長らく宝の家をご贔屓にしていただきました皆々様には心より熱く御礼を申し上げます。
ありがとうございました。謹白
湯元 宝の家
館主 森下 圭太郎
緊急事態宣言が花見の時期と重なったことは、大きな痛手だったことだろう。「湯元 宝の家」のご主人は、吉野山旅館組合の組合長をお務めになったこともあった。今回の閉館は、残念至極である。
※トップ写真はJR東海のHPから拝借した
吉野町吉野山で創業約90年の歴史を誇る「湯元 宝の家(ほうのや)」が、8月末で閉業した。桜の名所、吉野山の中千本に立地し、眺望露天風呂も備えた老舗旅館の閉業は、町内に衝撃を与えた。吉野山では今年、新型コロナウイルスの感染拡大で書き入れ時の春の観光客が激減した。
記事によると、
吉野山の住民は「苦しいようだと聞いてはいたが後継者もおり、まさかと思った」と話す。同業者も「本当にショック」と驚きを隠さない。経営者は40歳代で、町内の観光関係者も「一緒にまちづくりを頑張ってきた仲間で、落胆している」と肩を落とした。
観光で吉野町を訪れる人は年間約70万人。このうち約30万人が吉野山の桜の時期に集中する。吉野山では、この時期だけで年間売り上げの3分の1を稼ぐといわれる。ところが今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた4月7日の緊急事態宣言後、関東からの観光客が途絶えた。ある旅館は4月は前年比8割減、5月は9割減だったと苦しさをにじませる。
宝の家のHPには、このように書かれていた。
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて 当館は創業以来九十年に渡り皆様のご厚情をいただいて営業を続けてまいりましたが、諸般の事情により八月三十一日をもちまして閉館いたしました。
長らく宝の家をご贔屓にしていただきました皆々様には心より熱く御礼を申し上げます。
ありがとうございました。謹白
湯元 宝の家
館主 森下 圭太郎
緊急事態宣言が花見の時期と重なったことは、大きな痛手だったことだろう。「湯元 宝の家」のご主人は、吉野山旅館組合の組合長をお務めになったこともあった。今回の閉館は、残念至極である。
今もいつか復活すると信じてるのですが…。
コロナ明けての今のこのインバウンド需要の凄さが分かっていれば、もう少し頑張れたのかな?
負債額が大きすぎて耐えられないかな💦
是非ともクラウンドファンティングで再建等を検討してほしいです❗️
> 是非ともクラウンドファンティングで再建等を検討してほしいです!
クラウンドファンティングで集められるような金額では、再建はムリでしょうね。