寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3531話) 廃品回収

2023年07月28日 | 活動

 “私が会長を務める子ども会が、新型コロナウイルスの影響でずっと中止になっていた廃品回収を五月下旬、四年ぶりに催しました。小学校五~六年生とその保護者の総勢四十人が早朝から町内の各家庭を回っては新聞紙や段ボール、空き缶を集めていきました。皆笑顔で楽しそうにリヤカーを押したり、リサイクル資源を運んだりしました。総回収量は千六百キロ余に達し、トラック二台分に積み込みました。
 リサイクルの必要性、暮らす地球上でのエコ活動の大切さが声高に叫ばれる昨今ですが、特に次代を担う子どもたちにとっては今回、貴重な学びの場となった気がしています。児童の何人かは「また親子でやりたい」と言ってくれ、うれしい限りです。”(7月6日付け中日新聞)

 三重県津市の主婦・松尾さん(44)の投稿文です。この廃品回収はどういうやり方なのでしょうか。自分達が自主的に廃品回収をしてりサイクル工場に持ち込んだのでしょうか?それとも市町の決めた資源ごみ回収の日に、皆さんが持ってくるのを待っていず、回収して回ったのでしょうか?
 ボクの村の昔を思い出してみます。と言っても娘が小学校の頃です。今でも同じですが、市の決めた月1回の資源ごみ回収の日があり、その手助けをする担当(会)が決められています。子供会、女性部、老人会等です。その日の収益は担当した会に渡されます。これは大きな資金源です。昔は、その収益を多くするために回収して回ったのです。それが、松尾さんの言われる資源ごみ回収ではないでしょうか。そして、娘が小学生の頃はこのようにリヤカーで回って集めたのです。いつ頃からそのようにする会がなくなったのか、ボクには分かりません。
 ボクは今老人会の会長をしています。老人会は9月2月が担当です。ボクはその数ヶ月前に老人会会員に、資源ごみは取っておいてこの月に出してください、とお願いの回覧を回しています。それをしなかった以前より数十%多くなりました。このことから、言えば答えてくれる、そう思っています。


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