吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

6時前 (日の出前)

2017-02-02 08:52:36 | 日記
昨日の夕方からの吹雪で、今朝4:00頃に起きて外を見たら、家の屋根も木々も車も、雪で真っ白。

旦那さまは、起きて身支度を整えると、直ぐに雪掻きに出掛けました。

出勤前に玄関や車の周りの雪を掻いておかないと、出勤時にスムーズに車を出せないのです。
夜中に除雪車など入ろうものなら、除雪車が道路の脇にもりもりと寄せ固めた雪の壁を
せっせと壊す作業も加えなければなりません。

その間、私はさっちゃんに起きなさい、着替えなさいと声を掛けながら、家事をこなします。

我が家でもっとも忙しい時間帯です。

ピンポン。

玄関のドアチャイムが鳴りました。

(さては、また旦那さまが閉め出されたな)

さっちゃんは、お父さんが雪掻きやゴミ捨てで、鍵を掛けずに数分表に出た隙に
イタズラで玄関の鍵を閉めて、お父さんを閉め出してしまうことがあるのです。

私が玄関へ向かうと、おや?
ドアの鍵は開いていました。

「鍵かかっていないよ」
私は、ドアを開けてあげることすら無精して、ドアの外に向かって声を掛けました。
ところが、ドアの向こうは何も答えません。
旦那さまが、ふざけているのです。
朝の忙しい時間に、何をふざけているのかと、私はやっぱりドアを開けないまま
「鍵かかっていないよ」
と、繰り返しました。

ドアの向こうは、黙ったままです。

流石に、少し変です。

もしや、旦那さまの身の上に、ドアも開けられないような事態でも起きたのでは!?
いや、まさかそんな・・・。

私がそっとドアを開けると、なんとそこにはご近所のおじさん (←と呼ぶには、歳を重ね過ぎた)の姿が。

まだ、6:00前です。
辺りは暗い、夜明け前です。

「うちの茶箪笥が壊れてしまってさ」

朝の挨拶もそこそこに、おじさんは本題に入りました。

「旦那さんに直してもらえないかと思ってさ」

繰り返します。
まだ、6:00前です。
辺りは暗い、夜明け前です。

直すと思うの、うちの旦那さまは。
でも、そのご用、何故いま、この時間なの?
うちは活動開始時間が早いから、問題はないといえば、ないのですが。

「うちの人、いま外で雪を掻いているので
 戻ったら伝えておきますね」

私がそう言うと、おじさんは自分の電話番号を書いたメモを渡しながら
「じゃあ、よろしく!」
と、笑顔で去っていきました。

旦那さま、出来るだけ早く直してあげてね。