吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

今日は、よく遊んだ

2012-07-31 21:18:07 | インポート
今日は、さっちゃんは施設をお休みして、私はお仕事をお休みして
ヘルパーのKちゃんと3人で、ていねプールへ行ってきました!

ていねプールは、屋外にある大型遊泳施設で
流れるプールや、人工的に波を起こすプールなどがあり
施設内には飲食店や売店もあるので、1日中遊ぶことが出来ます。

忘れもしない、去年の7/31の日曜日の真夏日。
ていねプールへ行った、Kちゃんとさっちゃんの様子を見ようと
お仕事を終えてから、水着も持たずにていねプールへ行った私は
水しぶきをあげて歓声を上げるさっちゃんとKちゃんを
だらだらと汗を流しながら、指をくわえて眺めていたのです。
あの日の、悔し羨ましい気持ちを、今日やっと晴らそうというわけです。
1年掛かりの計画なので、私も相当しつこいらしい。

ていねプールの営業開始時間は、9:30からなのですが
今日は火曜日で、平日だというのに、営業開始からすごい人。
夏休み中ということもあってか、子供の姿が目立ちます。
更衣室とロッカーが別々になっているのですが、どちらも結構な混雑振り。
自宅から水着を着てきて良かった。
Kちゃんは、本業が水泳の指導員兼ライフセーバーなので
笑っちゃうほど、水着に着替えるのに時間が掛かりませんでした。

私たちは、先ず流れるプールに入って、暫くの流れに身をまかせ
次に、波のプールで波と戯れ、そしてまた流れるプールへ。
波のプールは、30分間隔で、7分程度の波を起こすのですが
波が起きていない間は、「点検のため」プールから出なければならないので
その間は、流れるプールや、ウォータースライダーで遊んだりして過ごします。
つまり、ノンストップで遊び続けるということです。
でも、3人とも水遊びが大好きなので、全く苦にならない。
むしろ、すごく楽しい。

ウォータースライダーは、結構な傾斜と長さがあるのですが
さっちゃんのような子でも、「安全のため」大人が付き添うのは禁止。
ですから、ヘルパーさんが1人で付いているときは
並んでいる間から、滑る直前まで一緒にいて
滑るためのスタンバイをした時点で、人込みを掻き分けて階段を下り
スライダーの出口で、さっちゃんを待ち構えるかたちになるのですが
今日のように、私が一緒にいれば、滑るまで付き添う人と、出口で待つ人と
担当を分けることができるので、とても便利(?)です。
付き添う人と待つ人の担当をチェンジすることも出来るので
この際だからと、自分も滑ってしまったりします。
そんな具合なので、時間が経つのが早いこと早いこと。
11:30の波のプールが終わると、今度はお昼ご飯です。
さっちゃんとKちゃんは、あんかけ焼きそば。
私は、カレーの匂いに誘われ、ハンバーグカレー。
と、6個入りの大たこ焼きを選んだはずなのですが
Kちゃんと私の口に入ったたこやきは1個。

…さっちゃん、ズルしましたね…。

まあ、今日は体脂肪の燃焼率もいいはずだから
ちょっとのズルくらいは、無かった事にしてあげよう。

その後、休憩もそこそこに遊び出す私たち。
午後からは、貸しボート(エアータイプ)を借りてみたのですが
貸しボートに乗って20分くらいしてから、何故かボートの横にある空気栓が抜け
しゅーという情けない音を立てながら、ボートがみるみるしぼみ出しました。
「タイタニック(沈没)だ!」
ボートを飛び降りて、水際へボートを引っ張る私と
楽しそうにへらへら笑うさっちゃんを、嬉しそうに救助するKちゃんは
とても息の合った「バディ」っぷりでした。
やがて、貸しボートの返却時間が近付いたので、さっちゃんに降りるように促すと
きゃつめ、急にタヌキに変身して、すやすやと寝息を立て始めたので
私が、「そーれ!」と、ボートをひっくり返しーの、Kちゃんがタヌキを受け止めーので
ここでも、呼吸の合うところを…、と、言いたいところですが
実際は、違うのです。
Kちゃんが動くのは、私が動き出したわずか後。
時間にすると、1秒あるかないかです。
つまり、Kちゃんは、私の動きを見て、自分の動きを決めているのです。
「考えて決める」というより、「察知」という、瞬間的なものです。
普段一緒に働いているわけでもないのに、すごいです。
お仕事柄培ったものなのかもしれませんが
多分、Kちゃんがもともと持っている勘の良さなのでしょう。
本人が照れ屋さんなので、褒めなかったけれど
Kちゃんのことは、いつもすごいなって思うし、尊敬に値する女性だと思っています。

こうして、私たちは夕方近くなるまで、散々遊んで1日を過ごしたのでした。
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色々あった日曜日

2012-07-30 16:15:59 | インポート
先週の土曜日、私がプールにもミロンガに行かなかったのは
暑さのせいでも、旦那さまのお誕生日のせいでもありません。
実は、昨日の日曜日、私が通っているアルゼンチンタンゴのスタジオに
東京からゲストを招いての特別レッスンあったので、参加してきたのです。
このため、土曜日は体力温存に当てていたのでした。

昨日の札幌は、最高気温33℃の猛暑日。
参加者はかなりの人数で、スジオ内はじっとしていても汗ばむほど。
特別レッスンといっても、参加者が多かった事と、初心者の方が結構いたので
特別レッスンは、基本的な立ち方と歩き方、プラス足使いについてでした。
講師がアルゼンチン人の方なのですが、日本に来てまだ1年半らしく
日本語は、まだあまり上手ではありません。
それを、アシスタントの女性が日本語に訳して私たちに教えてくれるのですが
同じアルゼンチン人と言っても、先生が違い、通訳する人が違うと
私たちの先生がいつも言っている事と同じことを言っても
表現の仕方が若干違ってくる場合があります。
話だけを聞いていると、つい、先生と言ってる事が違う?と、思ってしまいそうですが
実際に身体を動かしてみると、「同じじゃん!」という結果になります。
こういった特別レッスンに参加するたびに思いますが、言葉も踊りも面白い。

特別レッスンの後は、札幌在住のバンドの生演奏によるミロンガ。
レッスン後の熱気と湿気の中で踊る分けですから
2~3曲踊ったら、そのまま氷風呂に飛び込みたい衝動に駆られます。
私たちの先生は、クーラーの冷気が苦手なので、扇風機を数台使っているのですが
人が多いと、扇風機はなまぬるい風を循環させるための装置でしかありません。
それでも踊る。
ひたすら踊る。
足は、既に「いててて」状態ですが、それでも踊る。
途中、ゲストの2人と、私たちの先生のデモがあったのですが
ゲストの2人の、楽しそうに踊る、弾けるようなアルゼンチンタンゴと
先生たちの、エレガントでセクシーなアルゼンチンタンゴ
どちらも、美しくて華やかで、すっかり魅了されてしまいました。
画像は沢山撮ったはずのですが、私の古い携帯電話のカメラでは限界があり
いまいちなものばかりなのでアップできません。ごめんなさい。

その後、ゲストの2人は、アルゼンチンの民族舞踊である
フォルクローレも踊ってくれました。
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男性の衣装が、ややメキシカンっぽくて、女性の衣装がフラメンコっぽいのは
アルゼンチンが移民文化の国だからなのでしょうか。
男性の衣装は、多分ガウチョ(カウボーイ)のものだと思われます。

予定時間を30分ほど過ぎて、ようやくミロンガが終わったのですが
その頃には、足が相当むくんでいました。
靴の、足の甲の部分を、指で剥がすようにしないと、靴が脱げないのです。
そんな足で、帰宅する途中にお買い物などしたから
荷物の重さが更に足に負荷をかけ、ますます足が「いててて」
つい弱気になって、旦那さまにお迎えのお願いをしてしまったのですが
これが、大きな間違いでした。
私が旦那さまに電話をした時、さっちゃんは寝ていたので
そのまま家で寝かせてきたらしいのですが
私たちが家に戻ると、玄関に、さっちゃんの靴がありません。

  やられた!

私が旦那さまに電話をした、その着信音で目を覚ましていたのでしょうか。
それとも、暑くて寝苦しくて起きてしまったのでしょうか。
でも、とにかく、さっちゃんがいません。
私たちは、二手に別れて家を飛び出しました。
さっちゃんが向かうであろう先は、多分駅です。
おそらく、お父さんが私を迎えに行ったのだと思って、後を追ったのでしょう。
旦那さまは、車で駅へ向かい、私は辺りを探しながら駅へ向かいます。
慌てた旦那さまから事情を聞いた近所のおじいちゃんまでもが
自転車で辺りを探しながら、駅へ向かいます。
駅へ向かって走っている途中で、近所のおじさんに会いました。
おじさんは私を見るなり、話し掛けてきました。
「さとみちゃん、駅の方へ向かって歩いていたよ」
「いま、丁度探していたんです」
「こんな時間にパジャマ姿で歩いていたから、どうしたのかなと思って」
「ありがとうございます!」

やっぱり駅です。
また私が駅へ向かって走り出すと、旦那さまから電話が。
「さとみをつかまえた」
いきなり足の痛さと蒸し暑さを思い出して、私はその場にしゃがみ込みました。
自転車に乗って、さっちゃんを探してくれていたおじいちゃんが現れました。
「さっちゃん、見付かったのかい?」
私は立ち上がりながら
「見付かりました!
 駅の方で、主人が見付けたみたいです」
「そうか!良かった、良かった!」
「すみません、ありがとうございました!」
時間は、既に22:00を回っています。
蒸し暑い中、わざわざさっちゃんを探してくれて、本当にありがとう。
さっちゃんは、「おともだちづくり」の達人なので
私が、普段挨拶をしないような(あまり顔を合わせないような)人とも
いつの間にか、「おともだち」になっていることがあります。
さっちゃんと一緒に歩いていて、全く知らない人から
「こんにちは!」と、挨拶をされることも、たまにあります。
自転車のおじいちゃんも、さっちゃんとは「おともだち」なのでしょう。

もう、本当に、さっちゃんたら、さっちゃんたら。

さっちゃんは、小学校1年生の時に
「お買い物に行こうね」と、お財布をもってもらって玄関で待たせ
私がちょっと家の中で探し物をしている間にいなくなり
大慌てで探し回った結果、1時間ほどして
ケーキ屋さんで、勝手に苺ショートケーキを買っていたという武勇伝があります。
更に、小学校3年生のときには、外で縄跳びをしている筈が忽然といなくなり
数時間後に、全く別の区の警察署で保護されるという武勇伝も持っています。
(このときは、勝手に「おじいちゃんに、あいにいった」らしい)
今なら、この近所にも、相当数の「おともだち」がいるので
夜でも、「おともだち」にヒットする機会は多のですが
それでも、突然いなくなってしまうと、やっぱり相当慌てます。

平日の夜なら、クリリン店長さんのお店に行って
勝手に、「ちどりそば」か「じゃるそば」を食べている可能性も高いかも。
っていうか、突然いなくなるのはやめて。
今は物騒な世の中で、怖い事だっていっぱいあるんだからね。

昨日は、とにかく「色々あった日曜日」でした。
さっちゃんの「おともだち」と、運の良さに感謝です。
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例のアレ

2012-07-29 23:53:16 | インポート
昨日は旦那さまのお誕生日だったのですが
週末の土曜日で、家族全員がそれぞれに忙しく
しかも、旦那さまが会社の人たちと焼き肉をする予定もあったので
朝、起きて間もなくにお誕生日のプレゼントを渡し(今年は冷え冷えグッズ)
あとは、各自いつも通りに過ごしていたのですが
でも、実は私は、アレが作りたくてたまらなかったのです。
旦那さまの好きな、あんこでアレ。

そこで、旦那さまを送り出してから小豆をクツクツと炊いて
荒熱を取って、冷蔵庫で冷やしておきました。
でも、アレを作るにはアレが要る。
むしろ、アレを使うためにアレを作ろうとしているといっても過言ではない。
でも、アレを買うために、お買い物に行かなければならない。
外は32℃の猛暑で、日差しも強い。
日焼けのリスクを侵してまで、旦那さまのためにアレを作るべきだろうか。
私はそこまで旦那さまを大切に思っているのだろうか。

   ………否。

後にしようっと♪

そして、午後15:30にヘルパーさんがお迎えに来て
さっちゃんはヘルパーさんとスパへ出掛けて行きました。
ベランダに干した梅を取り込むために表へ出ると、外はまだ猛暑。

もう少し、後にしようっと♪

私の、旦那さまへの想いなど、所詮その程度らしい。

さて、ようやく日が沈んで気温も下がり、動きやすくなってきました。
私はやっとお買い物に出掛けることにしました。
行き先は、クリリン店長さんのお店です。
そう、私が欲しいアレは、そこにあるのです。

私がお店に入ると、女の子とお母さんの2人連れが1組と
たまに見掛ける、いつも酔っている、「先生」と呼ばれる男性客が1人いました。

アレを買って、直ぐに帰ろうかと思っていたのですが
私は、ここに入ると何か食べたくなるという条件反射が起きるらしく
つい(?)、「先生」の隣の席に着いてしまいました。
そして、何気なく右手側にある一品メニューのお品書きを眺めていると…

 蕎麦屋のまかない飯

「あっ!」
私は、思わず大声をあげてしまいました。

クリリン店長さんは、どうやら数日前の吐露に目を通していたようです。
数年前の週末、札幌市から遠く離れたあの町へ通い続けていたあの頃
頻繁に通っていたお蕎麦屋さんで、私が大好きだったあのメニュー。
あのメニューが、今ここに…。

でも、ぬか喜びをするのは恥ずかしいので
傍を通り掛ったヤムチャくんに、念のため確認してみました。
「まかない飯って、どんなのですか?」
「ちいさな丼にご飯を盛って、天かすをのせて、タレをかけたものです」

よっしゃー!(右手がグーの手)

クリリン店長さんありがとう!
親孝行な息子をもつと、こんな気持ちになるのでしょうか。
なんかもう、「お母さん、嬉しい!」という気持ちです。
いやいや、なにも私のために作ったわけではないだろう。
たまたま吐露を見て「なに、まかない飯もメニューになるわけ?」
そう思っただけなのかもしれません。
が、どうしてしうなったかはどうでもええ。
あなたは良い息子だ。

ところで、前日にクリリン店長さんのお店に行った旦那さまから
「今出しているお蕎麦は、蕎麦粉がいいから、美味しいらしい」
という情報を入手していたものだから、更に…
「もりそばと、まかない飯を下さい」

蕎麦屋によく来るヨメは、よく喰う客だ。

数分後、私の前には、つやつやしたもりそばと
懐かしの、蕎麦屋のまかない飯がありました。
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躾の悪い犬のように、直ぐにまかない飯に箸をつけたい気持ちを抑え
先ずは、もりそばから頂きます。
美味しいものを後に残しているんじゃないのよ。
もたもたしてお蕎麦がのびはじめたら
「蕎麦の鉄則は、蕎麦は早く食え!です」
って、クリリン店長さんに、ソッコーでツッコまれてしまうからなんですよ。
親孝行な息子なんだか、頑固おやじなんだか分かんないよ、この人。
さて、画面左手中段にある器は、お水です。
美味しいお蕎麦は、水にくぐらせて蕎麦の味だけを楽しむ
水蕎麦という食べ方もあるんですって。
そういう食べ方もあると聞いたら、もちろん試してみたくなるではないですか。
味や香りは、もちろん「蕎麦」そのものです。
お水をくぐらすのは、お蕎麦だけもそもそ食べるより食べやすいからでしょうか。
クリリン店長さんたら、自分から教えてくれたくせに
「そんなに美味しいものじゃないですよ、物足りなくて」
なんて言ってましたけど、実は、美味しいです。
よほどお蕎麦が好きでなければ、確かに物足りないかもしれませんが
「私には」、美味しかったです。

そして、もりそばを綺麗に平らげた後、いよいよ…
あお町のお蕎麦屋さんの天かすは、粒が大きくて粗かった様な気がするけど
クリリン店長さんのお店の天かすは、小粒でさらさらした感じ。
そこに、甘辛いタレ。
タレは、天丼などに使うタレで、通称「丼タレ」と言うらしい。
あのお蕎麦屋さんのタレより、甘味も辛味(塩気)も柔らかめ。
タレにも人柄が出るのでしょうか(時々、頑固おやじだけど)
クリリン店長さんのお話によると
「まかないで天ぷらを食べるわけにもいかないから」
それで出来たのが、「蕎麦屋のまかない飯」なんですって。
ああでも、なんて懐かしい、素朴な味。

しかし、よくよく考えてみるとなんでしょうかね。
アレを買うために、この時間まで待ってやってきたのに
呑気にもりそばやらまかない飯やらを食べている私って…。
そうだよ!アレだよ、アレ!
私は、アレを買いに来たんだ!
味わってる場合じゃないんだよ!

そう、アレ。

しかし。

隣の「先生」は、お酒が進むと饒舌になるらしく
ずっと、ずっと、ずーーーっと喋っています。
私がもりそばとまかない飯を注文する前から、お料理を作っている間も
そして、私が食べている間も、ずーっと。
話の内容は、くどくて押し付けがましいけれど、支離滅裂な点はない。
説得力があるところと、全く無いところと、ハッタリっぽいところと、胡散臭いところ。
極めて純度の高い、「酔っ払いおやじ」です。
でも、話そのものは面白いので、OK。
私は、酔っ払いと面白いおっさんには寛容なのです。
私も年々「おっさん化」しているので、他人とは思えないし。

でも、「先生」の話は、途切れることなく延々とくどくど続いているので
クリリン店長さんに、「アレください」と言う隙が無い。
お酒をひとくち飲んだ隙に、今だ!とばかりに、「あの…」と言い掛けても
「先生」の次のお話が覆い被さり、クリリン店長さんには届かず。
ここに通い始めて、早4ヶ月。
こんなに熱い想いで、クリリン店長さんの姿を目で追ったことはないのに
おばちゃんの熱い想い、「酔っ払いおやじ」に負ける。
なんてこった!

私の挙動が、誰にも感付かれぬまま怪しくなり始めてから、約40分。
「先生」が、トイレに立ちました。
しかも、クリリン店長さんが、たまたま私の蕎麦を…違う、傍を通り掛りました。
チャンス!
このチャンスを逃したら、もう後がありません。

「あの、そばがきって、持ち帰ることは出来るんですか?」

クリリン店長さんは、ちょっと考えていました。
そりゃそうです。
手打ち蕎麦ならともかく、もちもちしたそばがきを、どうやって持ち帰るんだ。
迷惑だって思ったかな?面倒臭ぇ!って思ったかな?
いや、多分、、どうやって持ち帰らせよう?って思ったのかも。
出来れば、そうであってくれるとありがたいんだけれど。

でも、どちらにしても、流石はクリリン店長さん。
暫くすると、お店で使っている丼にそばがきを入れてラップで蓋をし
つゆと、刻み葱と、焼き海苔と、そしてワサビまで、それぞれ別々に小分けして
袋にひとまとめにして入れてくれました。

それをぶら下げて帰宅した私は、帰宅早々器を用意し
旦那さまの好きな抹茶アイス、バニラアイスを盛りつけ
そばがきを盛り、中央に昼間炊いておいたあんこを盛り
上から黒擦りごまを振り掛けました。

どや!
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「旦那さまの好きなもの盛り」!
急いでいたから、なんだか汚いですけど。

本当は、豆乳抹茶プリンも作りたかったのですが
豆乳は、どうしても使いたいメーカーのものがあったのですが、手に入らず断念。
ホイップクリームもあった方が、見栄えは良かったのかもしれないけど
メインはあんことそばがきなので、使わないことにしました。
白玉も入れたかったけれど、切らしていたのでパス。
でも、もにゅもにゅしたそばがきと、あんことアイスはとても相性の良いメンバーらしく
なかなかイケるお味でした。

実は、私がそばがきを持ち帰ったとき
旦那さまは、そばがきがお土産だと思ったらしく
留守番していた犬が飼い主に会った様な勢いで喜んだのですが
私に「待て!」と指示されてしまいました。
お誕生日なのに…。
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「袋とじ」は、「袋」のままでお願いします

2012-07-28 11:47:10 | インポート
ロンドンオリンピックが、ついに開幕しました。
が、実は、私はさほどオリンピックに盛り上がるタイプではなく
興味の度合いは「中の下」程度です。
ですので、今朝も、テレビで開幕式の様子を放送していても
「ふーん」という感じで、「なんとなく」眺めていたのですが
ベッカムの登場辺りからテレビに目をやる回数が増え始め
聖火の点火では趣向を凝らした炎の美しさに見惚れ
ポール・マッカートニーの『Hey Jude』で、ついに感動してしまいました。
気のせいか、イギリスの開幕式は、なんとなく「品の良さ」を感じました。
でも、毎回きちんと開幕式を見ているわけではないので、多分気のせいですね。
それにしても、ベッカムは美しい男性ですね。
そして、シャラポワは相変らず女神のように美しい。


昨日の札幌は、30度超えの猛暑。
北国の人間には、猛暑は辛ろうございます。

そんな訳で、昨日もさっちゃんとプールへ行ってきました!

夏休みということもあってか、プールは見慣れない顔ぶれが多く
マナーも、「ううむ…」な人が結構いたのですが
それでも、やっぱりラッコさっちゃんには癒されます。
さっちゃんと私がプールに行った時は、毎回約2時間程度泳ぐのですが
さっちゃんには、自分で決めた「流れ」があるらしく
前半は25mの「おとなプール」
後半は浅い「こどもプール」で遊びます。
昨日は、「こどもプール」に、家族連れが2組来ていたのですが
こどもが水しぶきを上げて大騒ぎをして、傍にいた子供たちが迷惑をしても
親、知らん顔。
監視員さんも、普段なら注意をするはずなのに、何故か注意をしません。
そんな無法地帯状態の「こどもプール」を、マイペースで泳ぐさっちゃん。
そのさっちゃんに、ふざけてぶつかる子供。
相手の子は、明らかにさっちゃんよりも小さな子なので
私がその子に「ごめんなさいね」と、声を掛けるのですが
親、知らん顔。
なんでだ。

普段だったら、舌打ちのひとつもしかねないさっちゃんは
私の「イラっ」を、読み取ったのか、とっても冷静で
「わたし、きにしてません」
という表情で、相変らずマイペースに泳ぎ続けていました。
あなたったら、大人になったのね。
「こどもプール」は、確かに子供が遊ぶためのスペースですが
子供が他の人に迷惑を掛けて良いスペースではないだろう。
そう思ってしまう私の心が狭いのか。
まあ、それも否定しないけどね。

帰りは、旦那さまに迎えに来てもらって
私はあくゆーずと待ち合わせをしている居酒屋へ。
ヘアブラシを忘れたため、髪はタオルドライ後にヘアクリップでまとめただけ
しかも顔はすっぴんで、化粧水すらつけていませんでしたが、別にいいや。
あくゆーずたちに会うなり、早速、プールの無法地帯ぶりを吐き出し
先週の、居酒屋で「焼き魚に1時間待ち」の話を吐き出し
自分でも笑っちゃうほど、簡単にスッキリしてしまいました。
どんな話でも、一瞬で笑い話に変えてくれるコイツ等は
私にとっては、本当に貴重な存在です。

昨日は、歯科衛生士のお姉さんは、やっぱり美人に限るという話で盛り上がり
欲を言えば、巨乳が嬉しいで、更にヒートアップしてしまいました。
そして、私が、私がたまに行っている歯科医院で
待合室に置いてある、『週刊フライデー』という雑誌の「袋とじ」の部分が
いつも「汚く」びりびりに破られているのが気に入らないと言うと
彼女たちが激しく共感したので、大ウケしてしまいました。
袋とじって、「この中にナニが…」って、期待感に震えながら
「破かず」に、筒状にして、こっそり中を覗き見する感じが良いんで(←妄想万華鏡)
「破いちゃった」ら、もう価値はゼロでしょうって話ですよ。
そもそも、「袋とじ」なんて、実際に開いてみたらガッカリなものがほとんどだし。
「チラリズム」の美学が分からない未熟者め!
犯人はきっとニキビ面の中学生だ!
そんな感じで、延々と盛り上がり続けるわけですよ。

私たちが居酒屋で(はしたなく)盛り上がっているころ
さっちゃんは、お父さんとクリリン店長さんのお店でお夕食を食べていたそうです。
お店には、1人でお酒を飲んでいる男性の先客がいたらしく
さっちゃんが選んだ席は、その男性の隣の席。
男性は、何故かそのことをとても喜んでくれたそうで
さっちゃんと握手をして、「おともだち」になったそうです。
クリリン店長さんの話によると、結構よく来る常連さんらしいので
そのうち、さっちゃんは、また「おともだち」と会う機会があるのかもしれません。
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手紙

2012-07-27 14:05:59 | インポート
今日は土用で、しかも好都合に良いお天気なので、梅を干しました。
120727_1413~01.jpg
約4kgの梅を、ひと粒ひと粒赤シソに包む作業は、手間も時間も掛かりますが
梅干を作る工程で、この作業が1番好きです。
私は、見た目はシンプルで、実は手が掛かってますというお料理が好きなのです。


昨夜は、遠くに住む友人に手紙を書きました。
随分前に、彼女からお手紙が来ていたので、その返事です。
彼女は、とても深刻な問題を抱えていて、私に相談をしてきました。
直ぐに返事を書いたのですが、気持ちが入り過ぎて重い文面になってしまい
こんなんじゃダメだ!と、書き終えた手紙を一旦捨てて
頭の中で内容をああでもない、こうでもないと練り直しているうちに
結局、数ヶ月も掛かってしまいました。
深刻な問題じゃないのかよ!と、ツッコまれてしまいそうですね。
確かに、彼女の抱えている問題は、とても複雑で深刻です。
でも、実は、彼女は私に助言など求めていないのです。
彼女の性格なら、私に手紙を書いた段階で、答えは出しているはずです。
そして、私なら、彼女の背中を押すと予想して、手紙を出した筈です。
それが分かっているから、私も安心してもたもた出来たのです。
そもそも、緊急の用事なら、メールか電話をしていますからね。

でも、私が彼女に書いた手紙の内容は、かなり重くて冷たいと思います。
もしかしたら、彼女が予想していたものとは違っていて
彼女を怒らせてしまうかもしれないし、不愉快にしてしまうかもしれないし
その結果、嫌われてしまうかもしれない。
私は、人に好かれたいとか、良い人だと思われたいとは思わないけれど
好きな人に嫌われるのは、流石に悲しい(ような気がする)
でも、もし、私が彼女に嫌われてしまったとしても
それは、私が彼女を嫌いになる理由にはならないから。

私は、彼女が望んでいる答えを知っているから、今日手紙を投函します。
結果は…。
なるようになる(多分)

昨夜、私がミスドで彼女に手紙を書いている間
さっちゃんは、おうちでヘルパーのSさんと調理をしていました。
さて、昨日のお献立は…
12-07-26_001.jpg
マッシュルーム入りハンバーグ(赤ワインソース)
お野菜のピクルス、大根の梅マヨサラダ(←これは私が作った)
昨日は暑かったので、お味噌汁はお休みです。
ご飯は、「マンナンヒカリ」入りの雑穀ご飯です。
(あっ!お茶を用意しておいたのに、さっちゃんたらお水を飲ませてる!!)

実は、Sさんは、今月いっぱいで退職してしまうので
さっちゃんがSさんと会うのは、昨日が最後でした。
Sさんは、笑顔の素敵な明るいヘルパーさんで
私とひとつしか年が変わらないこともあり、色々な話を聞いてもらいました。
Sさんが退職してしまうのは、とても寂しいけれど、退職とお別れは別だから
何処かで会ったら、また話を聞いてもらおうっと♪

さっちゃんも、私と同じ考えらしく(?)
2人はいつも通り、「またね!」と、バイバイしたそうです。

うん。
またね!
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