おばかさんが２ひき

私は、毎晩まいばん、さっちゃんの寝顔に見とれながら
「可愛いなぁ、可愛いなぁ」
と、呟くのが習慣になっているのですが
近くにお父さんがいれば
「ねぇねぇ、私のむすめ、可愛いでしょ」
と、自慢をします。

先日、いつものように、傍にいたお父さんに
「ねぇねぇ、私のむすめ、可愛いでしょ」
と、お決まりの台詞を言うと、お父さんは
「あんただけの娘じゃないんだからね！」
と、反撃してきました。

自分にも半分は「自分の娘」だと主張する権利があると言いたいらしいのです。

私には、彼の権利を侵害する気も否定する気もないというのに。

さっちゃんは、私たちの愛をたっぷりと注がれて
さぞかし、邪魔くさく思っていることでしょう。

さて、腰を痛めて１週間立ちましたが
今回は、回復が遅いみたいな気がして。よくよく考えてみたら
先週転倒しておしりと腰を強打していたんだっけ。

いまだに腰と尾骨が痛いということは、よほどひどく打ったということだから
どうやら、今回のぎっくり腰のそもそもの原因は、この転倒らしいです。

でも、一旦家を出たら、誰にも腰痛のことに気付かれていません。
身体の筋肉という筋肉、バネというバネを駆使して、意地でも誰にも気付かれないようにしているからです。

なせば、なる。