『ブランクーシ 本質を象る』アーティゾン美術館 2024.4.5
2024.3.30Sat―7.7Sun
チラシの表紙になっている石膏の『接吻』、これと同じモチーフの背の高い、色の違う作品を見たことがあるのに、どこで見たか思い出せない。チラシは正面の写真だが、横から見ると添えている手がかわいい。
チラシによると、コンスタンティン・ブランクーシ(1876―1957)はルーマニア出身の彫刻家。純粋なフォルムの探求を通じて、ロダン以後の20世紀彫刻の領域を切り開いた存在。本展は、彫刻作品を中核に、フレスコ、テンペラなどの絵画作品やドローイング、写真作品など計約90点の展示。―
今回はブロンズ作品が多く展示されていて、磨いた卵型の作品も魅力的だったが、チラシの裏表紙の作品『雄鶏』―<ノコギリ形をした燃え上がる炎のような羽>と解説にあったが、展示の工夫で階段状に赤色の映り込みがあって、すごくスタイリッシュで魅力的だった。
ドローイングや写真作品も展示されていたが、やはり彫像が魅力的。
出口にデュシャンの作品が展示。今回の石橋財団コレクション展は一室が彫像展示。ドガ、ピカソ、ジャコメッティ、アーキぺンコ、豊福知徳の作品も。