『国宝』109シネマズ川崎 2025.6.30
監督:李相日 脚本:奥寺佐渡子 美術監督:種田洋平 撮影:ソフィアン・エル・ファニ 音楽:原摩利彦 原作:吉田修一
キャスト:吉沢亮 横浜流星 渡辺謙 高畑充希 寺島しのぶ 田中泯 中村鴈治郎他
吉田修一の渾身作『国宝』―任侠の一門に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公善久夫の50年を描いた壮大な一代記の映画化(公式参)
先日興行収入100億を超えた。6月末に映画を見た時、本当に久しぶりに途中で立ち上がりたいということなく(じっと座っていると腰がだるくなって立ち上がりたくなる)、集中して見ることができた映画で、ヒットすると思ったが、100億真超えは予想していなかった。アニメや漫画原作、テレビドラマの映画化の趨勢の中で、小説原作の芸道もの。
映像はきれいだし、脚本良く、主役の二人の歌舞伎の所作、踊りの難しい動作もこなれ、素敵だった。にせ猫さんは、「これは海外に持って行きたい映画だ。」と。マイベスト映画、『さらば、わが愛/覇王別姫』『仮面の中のアリア』に匹敵かな。
若い頃ミーハーで玉三郎の舞台を見に行ったことを思い出した。お染の七役とか、本当にきれいだったなあと。久しぶりに歌舞伎を見に行きたくなった。多くの方がそうだったのではないかしら。
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