『さばかれえぬ私へ Tokyo Contemporary Art Award 2021-2022 受賞記念展』東京都現代美術館 2023.3.30
2023.3.18土―6.18日
志賀理恵子氏と竹内公太氏の作品が「さばかれえぬ私へ/Waiting for the Wind」という言葉を冠して、展示されている。
解説によると―2011年の被災後、突如始まったあらゆる分野での復興計画に圧倒された経験を、人間が「歩く」営みとして捉えなおした志賀、第二次世界大戦時の兵器「風船爆弾」のリサーチにもとづき、過去の出来事–アーティスト–鑑賞者の「憑依の連鎖」による新作を発表する竹内。
東日本大震災の爪痕が大きく残された宮城、福島をそれぞれの拠点として活動する両者の作品は、その方向性は違えども、対話の中で見出された共通の認識を持ち、ある部分では作品が重なり合うように展示空間を構成。―
志賀理恵子氏の作品。久しぶりに東日本大震災をテーマにした作品を見た感じ。震災後すぐはトリエンナーレや他の美術展でもテーマにした作品がたくさんあり、それこそ演劇でもあったが、最近はあまり見かけなくなっている?印象があったが、ストレートな作品。幾分雑然とした作品に、作者の情動が感じられ、訴える空間になっている。
竹内氏の作品、風船爆弾。『風博士』という演劇があったが、本当のことだったのだと。偵察気球の問題があったり、今日的テーマに、改めてなっている。同じことの繰り返しになりませんように。
2023.3.18土―6.18日
志賀理恵子氏と竹内公太氏の作品が「さばかれえぬ私へ/Waiting for the Wind」という言葉を冠して、展示されている。
解説によると―2011年の被災後、突如始まったあらゆる分野での復興計画に圧倒された経験を、人間が「歩く」営みとして捉えなおした志賀、第二次世界大戦時の兵器「風船爆弾」のリサーチにもとづき、過去の出来事–アーティスト–鑑賞者の「憑依の連鎖」による新作を発表する竹内。
東日本大震災の爪痕が大きく残された宮城、福島をそれぞれの拠点として活動する両者の作品は、その方向性は違えども、対話の中で見出された共通の認識を持ち、ある部分では作品が重なり合うように展示空間を構成。―
志賀理恵子氏の作品。久しぶりに東日本大震災をテーマにした作品を見た感じ。震災後すぐはトリエンナーレや他の美術展でもテーマにした作品がたくさんあり、それこそ演劇でもあったが、最近はあまり見かけなくなっている?印象があったが、ストレートな作品。幾分雑然とした作品に、作者の情動が感じられ、訴える空間になっている。
竹内氏の作品、風船爆弾。『風博士』という演劇があったが、本当のことだったのだと。偵察気球の問題があったり、今日的テーマに、改めてなっている。同じことの繰り返しになりませんように。