たた&にせ猫さんの備忘録

―演劇、映画、展覧会、本などなど、思うままに―

『夜への長い旅路』シアターコクーン  当日券情報も

2021年06月30日 | 日記
     『夜への長い旅路』シアターコクーン 2021.6.25
       2021年6月7日(月)―7月4日(日)

  作:ユージン・オニール 翻訳・台本:木内宏昌 演出:フィリップ・ブリーン 美術・衣装 マックス・ジョーンズ
  キャスト:大竹しのぶ 大倉忠義 杉野遥亮 池田成志

  タイトルに当日券情報と入れたので、当日券について少し書いてみました。
  早い時期に完売だったので、当日券について、ジュンク堂に行ったついでにチケットセンターに寄って聞いたら、緊急事態宣言中なので、20日以降にならないと返事できないと。20日が過ぎたので、電話で再度問い合わせると、当日券予約センターの電話番号と、前日の3時から5時が電話受付時間と教えてくださった。
  昼の回が希望なので、まずは23日に電話してみたら、10分ほど通話中で全くつながらない。諦めて、24日に再チャレンジ。やはり10分ほど頑張ったが全くつながらない。一旦諦めたが、20分過ぎに、ふと電話してみようかと思い立ち再チャレンジ。なんとつながりました。一瞬間違い電話にかけたのかと不安になったけれど、大丈夫で当日券予約番号、10番代後半が取れました。ダメな時がありますと言われたけれど、期待して11時半に間に合うように出かけました。当日券番号は25番まであったようで、全員入場できました。かなり良い席で、本当にラッキーでした。公演は4日までで、後半は当日券が厳しいかもしれないけれど、もしよかったら一度電話されたらと思い、珍しく当日券情報を書いてみました。

  さて演劇の方。アメリカ近代演劇の父と称されるオニール自身の青春時代における凄惨な家族の姿を描いた自伝劇と言われる作品。死後4度目のピュリッツアー賞受賞作。

  お話は、1912年、夏のある日。俳優ジェイムズ・タイロン(池田さん)の別荘。家族の団欒、会話の中から、家族の実像、家族を覆う暗い影が徐々に明らかになってくる。
  父ジェイムズはアイルランド系移民で、貧困の経験から吝嗇家で、公演先では安ホテルを利用し、妻メアリー(大竹さん)を放置、自分は酔って帰るといった家族を顧みない生活。その中で妻は疲弊し、孤独を深めていく。夫は俳優として成功しても、土地を買うことにこだわり、家族にお金を使わず、妻の病気に際しても、お金のかからない医者にかけ、ために妻は処方薬(モルヒネ)依存になってしまった。次男エドマンド(杉野さん)は結核にかかっているが、やはり救貧の療養所に送ろうとしている。長男ジェイミー(大倉さん)は父の吝嗇を非難し、母や次男を守ろうとはしているが、酒と女にだらしない放蕩息子で、それぞれに問題を抱えている。
  タイロンへの憧れから結婚したが、家族を顧みない夫との生活の中で、幼い息子ユージンを失くし、罪の意識に苛まされ、その後にエドモンドを出産したが、産後の病気をきっかけにモルヒネ中毒に。エドモンドが結核にかかっていることも認めることができない(ペニシリンが出る1928年以前は結核は死に至る病だった)。
  
  チラシに書いてあるので、メアリーがモルヒネ中毒なのは観客は知っているが、演劇の前半では直接的な表現はされていない。薬物依存の療養から戻り、止めていることになっているが、家族は信じることはできず、監視せずにいられない。妻は監視に反発はしているが、二階に行って薬物を摂取したい。
  ぐるぐると外を回る気遣いの会話から、家族の秘密が徐々に明らかになるといった、脚本の劇の妙。
  妻の一度やめていたので、薬物の量が分からなくなったという独白あたりから、最後の幻覚場面に。幻覚に駆られた母親がウエディングドレス姿で登場、美しい恋、憧れが始まりだったことを告げて終わります。

  家族全員の、妻と夫の、父親と次男、次男と長男の会話に描かれた愛憎のなんと重くストレートなこと。
  大竹さんは前半、とりつくろい、かろうじて保っている依存症者の危うさ、口先ぽい早口のせりふがくっきり、さすがと言ったところ。後半、池田さんと杉野さんの会話場面が長く、杉野さんは初舞台ということだが、素晴らしい熱演。父親と次男の会話が長く、大倉さんの出番はあまりないのかなと思ったら、後半の最後の方に次男との会話に登場し、頑張っておられました。

  圧倒的な会話劇、演劇らしい演劇を見たという。
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『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』109シネマズ川崎

2021年06月30日 | 日記
     『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』109シネマズ川崎 2021.6.18
       監督:江口カン 原作:南勝久 脚本:山浦雅大
       キャスト:岡田准一 木村文乃 堤真一 平手友梨奈 安藤政信 宮川大輔 山本美月 佐藤二朗 井之脇海
            安田顕 佐藤浩市他
 
  ―南勝久のベストセラーコミックを原作にしたアクションの続編。最強の殺し屋「ファブル」として裏社会で恐れられていたものの、ボス(佐藤浩市)から誰も殺さずに一般社会に溶け込んで生きるよう命じられたアキラ(岡田准一)。相棒ヨウコ(木村文乃)と兄妹を装い、アルバイト先のデザイン会社オクトパスの社長・田高田(佐藤二朗)と社員ミサキ(山本美月)に素性を知られることなく平穏な日々を過ごしていた。そんな中、アキラはNPO団体の代表を務める宇津帆(堤真一)と出会い、やがて彼がターゲットから金をだまし取っては命も奪う危険人物であることを知る―。

  前回の『ファブル』見たのが2019.6.29なので、2年たって新作が上映。前回は岡田さんが素手でビルの壁を駆け上がられるテレビCMがすごく印象的で、作品を見るきっかけになったが、今回はたまたま見たバラエティー番組に岡田さんが出ておられて、『ファブル2』ができたのだなあと。いつから上映かとホームページを見たら、緊急事態宣言のために、上映延期になっていた。次に見た時は6.18からとなっていたので、初日に行ったわけだけれど、今回はテレビCMは一度も遭遇しなかった。コロナのために、タイミングの良い宣伝もできないので、映画製作も大変だなあと。

  さて映画の方は、前回はやくざの抗争劇の色合いが強かったけれど、今回は裏の顔のある宇津帆との対決中心で、登場人物少な目で分かりやすい。前回は男臭く、今回はのぞき、性犯罪がらみで、危うい感じ。

  最初の駐車場のカーアクション、マンションの修繕の足場崩しなど見どころがたっぷり。岡田さんのアクションすごいです。木村さんのアクションもカッコいい。
  堤さんは好きな俳優さん、独特のおかしみのある人で、陰惨に傾きがちな話の後味を悪くしていないのに一助あるかも。
  平手さんは目が印象的。安藤さんは木村さんにやられたりしながらも、なかなか良い役。
 
  映画を見終わった後、にせ猫さん、「誰も殺してはいけないことになっているけど、あの高さの足場から落ちたら、絶対何人か死んでいるよね。」と。それに対して、「マット敷いてあるし、大丈夫よ。」と返事しておきました。
 
  アルバイト先、オクトバスの山本さんへの覗きで、同僚の盗撮男が堤さんの団体に脅迫されるのだが、この辺りの流れが良くわからないよねと。にせ猫さん、Amazonプライムで『ファブル』を見ることができるというので、チェック。前回盗撮しているところをファブルに見つけられて、警告されているところが何度か出ているとのこと。伏線が引かれていたようだけれど、今回に限るとよくわからなかった。
  小さな会社なのに、気付かない?でもそれを、堤さんに知られたのはどこからか、足場崩しシーンの戦闘要員はどこから湧いて出たのか等々、あれこれ疑問の残る展開あれど、映画だからよいことにしよう。
  楽しめました。
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『アウグストゥス―尊厳ある者― Cool Beast!!:花組公演』 東宝宝塚劇場

2021年06月14日 | 日記
     『アウグストゥス―尊厳ある者― Cool Beast!!:花組公演』 東宝宝塚劇場  2021.6.10
        2021.5.28(Fri)→7.4(Sun)

  宝塚ファンの知人に誘っていただいて、久しぶりの宝塚。うれしい。
  宝塚、相変わらずの人気で満席。休憩時間を長めにとって、トイレの混雑緩和に努めておられ、トイレ行列時にも会話しないようにアナウンスされているが、行列の間隔を取るのは難しいし、皆さん小声?で会話。
  宝塚は好きだけれど、組情報など詳しくはないので、花組のトップの娘役華優希さんと男役2番手の瀬戸かずやさんが今回の舞台で退団されることを知人に教えてもらう。知人のお気に入りの永久輝せあさんは今回のアウグストゥスではブルータス役で、結構出番が多かった。

  劇の方の『アウグストゥス』は古代ローマが、共和制から帝政に移行する時代の話。共和制の揺らぎに不安を抱くブルートゥスらがカエサルを暗殺するが、カエサルの後継者にオクタウィスが指名され、アントニウスが反発、アントニウスがクレオパトラと組んで滅び、オクタヴィウスがアウグストゥスと称されるにいたる経緯を描いている。
  オクタヴィウスの盟友アグリッパ、政治家で哲学者キケロなどが登場、一応歴史を押さえた話になっているが、政治の話なので、loveは少ないし、主役の柚香光さんの登場時間はそれほど長くないし、今一つ分かりにくい。
  カエサルによって滅んだ一族の娘ポンペイアが登場し、オクタヴィウスが憎しみの連鎖を止める大切さを説くが、憎しみの連鎖を止めるがテーマの話かと思ったら、その辺りは曖昧でよくわからない結末だった。
 劇の方は力作の割には物足らなかったが、花組の男役はイケメン揃いで、こちらを鑑賞しろということ?

  レビューはとても良かった。
  ラテンメロディーでは全員の衣装も魅力的で、迫力満点、テンションが上がる。そして、柚香光さんと瀬戸かずやさん、トップ2人のダンスパートはダンスのレベルが高く、見応え十分。
  もちろん階段降り、ロケットもありました。
  そして最後は素敵な背負い羽で登場、柚香光さんの背負い羽は赤と金でとてもきれいだった。前回ハイカラさんの時はトップ以外は衣装で背負い羽がなかったけれど、今回は退団される二人の背負い羽も素敵で、宝塚はこうでなくちゃと。

  宝塚、やっぱり元気が出ます。お誘いありがとう。そして、心置きなく観劇ができる日が早く来ますように。
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『古代エジプト展―美しき棺のメッセージ―』Bunkamuraザ・ミュージアム

2021年06月08日 | 日記
     『古代エジプト展―美しき棺のメッセージ―』Bunkamuraザ・ミュージアム 2021.6.7
        2021.4.16FRI>>>6.27SUN

  リハビリに行ったついでに寄る。こちらはオンラインによる完全予約制なので、混雑は緩和されている。オンライン予約のせいか、渋谷という土地柄のせいか若い入場者が多い。皆さん静かに、かつ、熱心に見ておられた。
  ―オランダのライデン国立古代博物館所蔵のエジプトコレクション25000点から選りすぐりの200点―人、動物のミイラ、棺、石碑、パピルスなどの作品・遺物の展示―。

  第1章から4章までの展示。  
 
  第1章は<エジプトを探検する> 18世紀末にナポレオンがエジプトに遠征し、同行した調査団が「エジプト誌』を出版したことで、エジプト熱が高まった。ヨーロッパの旅行者や調査団による遺跡のスケッチや写真と合わせ初期のエジプト探検を紹介。現在ライデン国立古代博物館が行っている発掘調査の様子を出土品や映像等を用いて展示。
  「エジプト誌」の図版、「エジプトとヌビアの記念物」のリトグラフ。ロゼッタストーンの模型。
  ホルミンの供養像では後ろに碑文。『千のパンとビールをこの墓の主に』と書かれている。墓の主はビール好きだったのかと思ったのだが、他の碑文にもビールをと書かれていたところを見ると、古代のエジプト人はビールが好きだったらしい。ナオス形祠堂がいろいろ。
  墓から出てきたレリーフ、以前もエジプト展『黄金のファラオと大ピラミッド展:森アーツセンター2015.11.14』のブログで書いたと思うが、エジプト展ではレリーフ作品が結構好き、薄く掘られていてきれい。
  プラミディオン(小さなピラミッド型の標識?)というのも展示されていたが、古代エジプトでは四角錐状の形に特別な意味があったのかしら。

  第2章は<発見> 3000年に渡り反映した古代エジプト文明には少なくとも30の王朝が存在したことが知られている。各時代の代表的なスタイルの石碑や遺物を通して当時の世界観や技術の発展を探る。
  この章では青銅の作品が多く展示されている。グレゴローマン時代になると顔の表現も変わってきている。

  第3章は<エジプトを解読する> 古代エジプト人が「来世の家」と考えた墓から多くの副葬品が出土。豪華なミイラ棺、来世の安寧を願う「死者の書」に記された象形文字。来世で本人の代わりに働いてくれる身代わりの人形「シャブティ」など。
  小さなシャブティがたくさん展示されている。
  死者の書、棺の表面に書かれたヒエログリフが美しい。ヒエログリフが読めたら楽しいだろうと、『ヒエログリフを愉しむ:集英社文庫』を以前読んだことがあるが、本は楽しめたがヒエログリフは読めるようになりそうもなかった。
  護符とビーズのアクセサリーなど3000年以上前のものなのに、今見ても美しい。

  第4章は<スキャン> 包帯が撒かれたミイラをそのままCTスキャン。
  大体の年齢やどんな病気をしていたかなどが解明されている。人のミイラのCT、コプラのCTも。3000年もの後に、亡くなった人も3000年もあとに、まさかCTにかけられるなんて、夢にも思わなかったでしょうに。
  出展作品一覧の他、エジプトの神々とミイラの作り方が裏表になった、チラシも。
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『アナザーエナジー展 挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』森美術館

2021年06月08日 | 日記
     『アナザーエナジー展 挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』森美術館 2021.6.3
        2021.4.22(木)→9.26(日)  

  サントリー美術館と森美術館は近いのでハシゴ。天気が良く暑い。森美術館に行くと階段のところで長蛇の列。予約制の様で、若者ばかりなので、森アートギャラリーでやっている『僕のヒーローアカデミア展』の列だろうと。『塩田千春展』の時、別のアニメ?の展覧会の長蛇の列と一緒に並ぶように言われ、1時間以上の待ちで諦めたことがあったが、今回は別扱いですんなり入れた。『塩田千春展』の時、どうして別列扱いにしなかったのか、未だに納得できない。

  さて、今回の『アナザーエナジー展』、良かった。久しぶりに力強い作品をたくさん見ることができて、楽しめた。
作品もだが、作者紹介も充実していて、作者ごとの太字の抜粋コメントが個性的で魅力があり、素敵だった。作者へのインタビュー映像もあり。

  ちらしによると―この10年ほどの間、1950年代から70年代に活動を始めて、今日まで継続してきた女性アーティストに注目が集まっている。「アナザーエナジー展」では、今なお世界各地で挑戦を続ける70代以上の女性アーティスト16名に注目し、その活動に光を当てる。16名の年齢は71歳から105歳まで、全員が50年以上のキャリア。また、出身地は世界14カ国におよび、現在の活動拠点も多岐にわたりるが、彼女たちは、それぞれが置かれた環境や時代が激しく変化し、美術館やアート・マーケットの評価や流行が移り変わるなか、それらにとらわれることなく独自の創作活動を続けてきた。
 本展では、絵画、映像、彫刻、大規模インスタレーションにパフォーマンスなどの多彩で力強い作品約130点を通して、彼女たちを突き動かす特別な力、「アナザーエナジー」とは何かを考える。―

  最初の部屋は<フィリダ・バーロウ>の部屋いっぱいの大きなインスタレーション。迫力があって、いかにも現代アート。
  <アンナ・ベラ・ガイゲル>のすっきりした美しい作品は好み。「ブラジル」という題の作品、「ヨーロッパの動植物と人間が描かれた絵書き物」という作品がきれいだったのだが、誰の作品かはっきりせず。アンナ・ベラ・ガイゲ、<スザンヌ・レイシー>?
  森美術館は写真は撮らせてくれるけれど、出品作品一覧がないので、後でブログを書くときに困る。
  <キム・スンギ>の作品は写真が切れていて写っていなかった。
  <アンナ・ボギギアン>のインスタレーションは神話的な物語があるような。
  <ヌスンWS>の限られた色と矩形で構成された抽象絵画。矩形の大きさと色のバランス!
  <ロビン・ホワイト>の大作は伝統工芸、樹皮性の布を用いたものは自然な土色のバリエーションの様な色彩構成が美しく、飯村惠以子の協働作品も。
  <エテル・アドナン> 抽象的な図形を組み合わせて風景を描いているというが、小さな作品。
  <リリ・デュジュリー>の作品は直島で見た李禹煥の作品を思い出す。すっきりと美しい空間配置。李禹煥の作品より硬くない空間。
  <カルメン・ヘラ>のどこまで行くのといったシンプルな図形。
  <センガ・ネングディ>のパフォーマンスの写真。パフォーマンスは好みとはいいがたいが、写真には美しさがある。
  <ミリアム・カーン>の絵画作品。ポスターとチラシの表紙になっていた。
  現代アートではいつもポスターは難しいなあと思う。インスタレーションの空間を支配する、圧倒的な感じが二次元の紙の中ではつまらないものになってしますことが多い印象。横浜美術館での蔡國強展もポスターではよく分からなかったが、実物はすごい迫力があった。今回も二次元のこの作品が選ばれたのだろうと思うが、訴求力の面ではどうだったのだろう。ちょっと普通の現代アートぽいというか。
  <ベアトリス・ゴンザレス>の作品、解説を読むと作品の意味が変わってくる。
  <アビタン・シン>の作品は物語性にあふれ、インドの文化が色濃い感じ。
  日本人作家では<三島喜美代>の大きな立体作品は以前にも見たことがあったが、絵画作品も魅力的だった。<宮本和子>の「黒い芥子」、すっきりした作品で実物もとても美しいが、写真にとっても美しかった。

  経歴を拝見すると、教養や学識のある方が多く、更に自分を取り囲む―国や文化といった環境への思いがうかがえ、それらを背景に感性と意志の持続が作品にエネルギーを与えているのかなと。久しぶりに迫力ある作品展で、行ってよかった。
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