『飛んで埼玉～琵琶湖から愛をこめて～』109シネマズ川崎 2023.11.28
原作：魔夜峰央 監督：武内英樹 脚本：徳永友一
キャスト：GACKT 二階堂ふみ 加藤亮 益若つばさ 杏 藤原紀香 片岡愛之助他
―魔夜峰央の漫画を実写映画化した『翔んで埼玉』の続編。東京から虐げられている埼玉の自由を求めて立ち上がった埼玉解放戦線のさらなる戦いが、日本を分割する東西対決へと発展ー
今回の舞台は関西中心。大阪による日本全国大阪化の野望とそれに対抗する解放戦線の闘い。
前回がすごく面白かったので、行ってみようと。
前作のヒットで、今作は予算潤沢なのか、登場人物も多いし、いろいろグレードアップ。とはいえ面白さは前回に勝らなかったような。笑えないというのではないが、前作は有名人対決など展開に意外性があり、そう来たかという奇想天外的なおかしみがあったが、今作は二番煎じ的で、予想の範囲内の展開。笑わそう、良い落ちにしようとすると爽快感が無くなるというか。
通天閣が日立で、行田タワーがゴディバ、爆発させてしまってよかったの？
『デイヴィット・ホックニー展』東京都現代美術館 2023.10.19
2023.7.15sat―11.5sun
ホックニー展に行って一過月以上たってしまった。記憶は薄れているが一応備忘録なので書き留めておくことに。
友人がホックニー展に行きたいと誘ってくれた。日経新聞の記事を見て行きたくなったとのこと。現代美術館は駅から少し歩くので、今年の酷暑にとても行く勇気がわかなかったが、さすがに10月も半ばを過ぎ、秋晴れの陽気になった。10時半頃入館したが、チケット購入に結構行列ができていた。
チラシによると―現代で最も革新的な画家のひとりデイヴィッド・ホックニーの日本では27年ぶりとなる大型個展。本展はイギリス各地とロサンゼルスで製作された代表作に加えて、近年の風景画の傑作<春の到来>シリーズやCOVID-19によるロックダウン中にiPadで描かれた全長90メートルにも及ぶ新作までおよそ120点によって、ホックニーの世界を体感。―
若い頃にはいろんなスタイルを取り入れ模索し、自分の世界にたどり着き、又、iPadで描かれた絵巻物風の新作というようにチャレンジし続けているアーティストの周りには、豊かな自然や親しい人がいるという。
50枚のパネルで描かれた大きな会場の壁面を埋め尽くし、天井まで届こうかという大作。パネルの木の枝が近づいてみると続いていないものもあって、それも魅力的。製作過程のビデオを見ることができるが、大作制作は大変。
90メートルにも及ぶ―身の回りの自然・四季の移り変わりを描いた作品。作品にそって90メートルを歩き続けて出会う穏やかで美しい世界。風景画はどれも色彩が美しい。
友達も大満足。
