『ミケル・バルセロ展』東京オペラシティ アートギャラリー 2022.3.24
2022年1月13日[木]―3月25日[金]
気になっていた展覧会。コロナ下、新宿の先まで出かけたくないというので先延ばしにしていたが、明日で会期が終わるというので、やはり出かける。
チラシによると―ミケル・バルセロ(1957-)は、マジョルカ島出身で、アフリカのマリ等にアトリエを持ち、世界各地に活動の場を広げ、絵画のみならず、彫刻、陶芸、パフォーマンスなど広い領域で活動をしている、現代芸術を牽引する美術家。
作品において、海と大地、動植物、歴史、宗教といったテーマが大きな位置を占め、様々な素材物質との格闘を経てもたらされるその原初的なイメージは、人間の生の営み、その根源への問いを投げかけるとともに、絵画のいまだ知られぬ力を語りかける。―
海そのもの、海の生き物、魚やタコをモチーフとした作品、スペインらしい闘牛、マリの厳しい自然と生活に結び付いた作品、宗教的なニュアンス。
力強い作品が多く、現代アートで、抽象的ではあっても、分かりやすく、エネルギーが伝わってくる。
白蟻に食われた穴を使った奥行きのある作品、マリの植物等を使った絵具。油絵を習っていた時に、先生がバーントシェンナーやアンバーといった土から作った絵の具は安い、コバルトとか金属が入っているのは高価と話されたことがあったが、自然から作った素材・色の魅力。
絵画作品もダイナミックだが、陶器の作品の動物、タコや植物のモチーフが楽しい。
ダンテの神曲の挿絵。土を使ったパフォーマンス映像もつい終わりまで見てしまった。
初期から現在までの約90点の展示、行ってよかったです。
2022年1月13日[木]―3月25日[金]
気になっていた展覧会。コロナ下、新宿の先まで出かけたくないというので先延ばしにしていたが、明日で会期が終わるというので、やはり出かける。
チラシによると―ミケル・バルセロ(1957-)は、マジョルカ島出身で、アフリカのマリ等にアトリエを持ち、世界各地に活動の場を広げ、絵画のみならず、彫刻、陶芸、パフォーマンスなど広い領域で活動をしている、現代芸術を牽引する美術家。
作品において、海と大地、動植物、歴史、宗教といったテーマが大きな位置を占め、様々な素材物質との格闘を経てもたらされるその原初的なイメージは、人間の生の営み、その根源への問いを投げかけるとともに、絵画のいまだ知られぬ力を語りかける。―
海そのもの、海の生き物、魚やタコをモチーフとした作品、スペインらしい闘牛、マリの厳しい自然と生活に結び付いた作品、宗教的なニュアンス。
力強い作品が多く、現代アートで、抽象的ではあっても、分かりやすく、エネルギーが伝わってくる。
白蟻に食われた穴を使った奥行きのある作品、マリの植物等を使った絵具。油絵を習っていた時に、先生がバーントシェンナーやアンバーといった土から作った絵の具は安い、コバルトとか金属が入っているのは高価と話されたことがあったが、自然から作った素材・色の魅力。
絵画作品もダイナミックだが、陶器の作品の動物、タコや植物のモチーフが楽しい。
ダンテの神曲の挿絵。土を使ったパフォーマンス映像もつい終わりまで見てしまった。
初期から現在までの約90点の展示、行ってよかったです。