よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

富士を畏れる

2009年12月24日 | Weblog

富士山は自然そのもの。

雪が積もって真っ白い鬼になることもある。

雪が消えて黒い岩山に化けることもある。

山頂部に雲をなびかせることもある。

同じ山の裾野の広大さと、雲の上にそびえる孤高の雄峰が一つの存在の両極にある。

その両方を受け入れる人間の心性にも、そのふたつが宿るのかもしれない。

われわれの短い生命も、猥雑なふもとの暮らしと、非日常の天空の見晴らしに引き裂かれていることを、実は受け入れている。

富士山も生まれたからには、死ぬ日がくるかもしれないが、われわれはとてもちっぽけで、山はでっかい。
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