よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

スマホ見る目から、涙。

2017年05月16日 | 迷走痕

柳家小三治「めりけん留学奮戦記」を聞きかじった。


その冒頭でアメリカでは車が来なければ、「警官でも赤信号を渡る。」

アメリカの法律は「自分の身を守るための約束ごと(道具)」であるのに、
日本では法は「守る対象」というより「人を縛るもの」になっている。

小三治得意のまくらである。

言われてみれば、トランプの言動に現われるように
アメリカ人は「自分のことを守るのは自分」なのに
日本人は「誰かが守ってくれる」という空気に支配され、
憲法やら同盟国やら国連やら「おかみ」が守ってくれる気になっている。


人と人が違うことが同じ、という付き合い方と
同じはずの人が違うことを言ってる、と見るのと
今まで遠くはなれていたうちは両立したかもしれないが、
「飛翔体を打てば響く」距離感になってくると、
何か間違いが起きそうな予感もする。

スマホから「ミサイル警報」が鳴る日が来ませぬように、
としか言えません。

ああ無力。





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わが国における精神病にかんする最近の施設

2017年05月01日 | 迷走痕

呉秀三教授による標記論文集を「現代語訳」し、詳細な注釈・解説を付された金川英雄先生が、我が仕事場に来られた。

http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-3393-6

明治の頃にあった私立精神病院で現存するものは少なく、客船での遊覧旅行途中に立ち寄られたとのこと。

短い時間だったが、四代続いた精神病院のこれまでと、これからの行く末についてお話をさせていただいた。

先生の船は、高知、広島、釜山へと進むとのこと。


こちらの船はどこへ。






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妄想の大伽藍

2017年01月23日 | 迷走痕


兵庫県立美術館「アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」展覧会を見に行った。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1701/

スイスの精神病院に三十数年入院中本人が亡くなるまで描かれた二万五千ページに及ぶ、絵と言葉と音符。
本人には画像と言葉と音楽を合わせた「スペクタル映画」宇宙が広がり、それを必死に写し取っていたのだと感じる。

高知の藁工ミュージアムでも、アールブリュット作品を観たことがあったので、
http://warakoh.com/museum
作品よりも、精神科医に紙と鉛筆を与えられてから死ぬまで描きに描き続けた人生そのものに圧倒される。

神戸まで出かけたのは精神科医・斎藤環氏の記念講演を聞くため。

雑誌でオープンダイアローグについての対談をみかけたのがきっかけ。
https://www.opendialogue.jp/

アールブリュット、アウトサイダーアート、生(き)の芸術についての話を聞く。

ところが「今日話すことは、最新刊の雑誌・美術手帖に書いてある」とのこと。
http://www.bijutsu.press/books/2017/01/-20172.html

高知に帰って本屋で美術手帖「2017年2月号アウトサイダー・アート」買い求めると、話したことの半分くらいが紙面にある。
往復8時間の神戸行を半分返してもらいたい。

もともとアールブリュットは、精神病院で書き溜められた「作品でない絵」を、精神科医が「向きあう眼」で発見したことから始まったらしい。
岡本太郎が「土偶の美」を発見したように。

神戸往復の車中、別の本で「人のこころは、表層の心、下層の想い、奥底の心(しん)」からなる、という説を読んだ。

武田泰淳「富士」を思い出しながら、斎藤環氏の話「絵を描かなくてはいられない人と、寄り添う人、見る人のこころが変わらなくてはならない」が腑に落ちる。

「富士」の精神病院でも、心(しん)と心(しん)の交流が書かれていた。






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スマホ、メーカー送りと、自己責任。

2016年10月19日 | 迷走痕

ドコモ、ソニー製のスマホが、急に画面下部の「戻る」「ホーム」「停止」の三つのボタンだけ反応しなくなった。

ドコモ高知支店に持ち込むと、メーカー送り、と。

端末のSDカードにある連絡先データなどは、代替機にSDカードで移設できるが、自分で取得したアプリは「自分で復旧」とのこと。

2週間かかるかもしれない「メーカー送り」のために、すべてのアプリを「自己責任」で再建し、

修理が終わって戻ってきたときも、同様にSDカードデータは移設できるが、アプリは「自分で復旧」、らしい。

サービスとして、「穴が開いている」、と思う。

いろいろ付加サービス料金を払わされているのに。

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春野運動公園まで三往復

2016年09月26日 | 迷走痕

日曜朝、妻が春野の県立運動公園でターゲットバードゴルフの大会に出場するので、車で送っていく。

自宅に帰り、家に入ろうとしたら鍵の束がない。

家のなかに閉めこんだらしい。

春野に引き返し、妻の家の鍵を借りる。

その鍵で自宅に入り、鍵の束を探すが見当たらない。

仕事場の入り口や車の鍵も一緒になっている束で、それがないと用事にならない。

仕事場か、仕事場の車の中か。

仕事場の近くに住んでいる妹に鍵を借りて探すが、ない。

自宅の鍵は予備があったので、妻の鍵を春野に返しに行く。

腑に落ちないまま、草テニスの約束があり、別のテニスコートへ。

日影がなく蒸し暑いテニスコートで3時間のたうちまわり、夕方、妻が先に帰っている自宅に帰る。

風呂を浴びてから、ビールを飲みながら、もしかしてと思い、今朝からなんどものぞいた仕事鞄に手を突っ込んだら、底のほうに何かへばりついている。

鞄の中にある眼鏡ケースの下に、問題の鍵の束が「隠れていた」!!

何度も覗き込んだが、手はつっこまなかったので、眼鏡ケースの下を見逃していた。

なんともはや。

注意欠陥多動性障害、再び。

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やる気のない酒場

2016年09月04日 | 迷走痕

 

 大学生の頃、4月に引っ越した下宿の近く、国道2号線沿いにスナック喫茶があり、夕食にハンバーグ定食を食べたことがあった。
 ポータブルテレビで阪神の野球を見ながら、店主が「昼間は芦屋署で事務をしている」と言う。店が流行らないので電気を止められたことがあるとも。なんとも言いようがないが、ハンバーグとコンソメスープは美味かったので二・三度行った。
 夏休み田舎に帰り土方のアルバイトをして二か月ぶりに下宿に帰ると、その店は閉まっていて、もうハンバーグ定食は口に入らなかった。

 昨日、高知の電車通りに面した居酒屋に入った。通りすがりに見知ってはいたが、一度も来たことはない。店に入ると店主は驚いたような顔をした。土曜なので勤め人の常連客は来ないのだと言う。品書きの紙の札がたくさん貼ってあるが、めくって裏返しにしたものが多い。2年前に前の店主から店をそっくり譲られたが、作れないものが多いと言う。

 もう年金をもらっているので、本当は仕事をしなくてもいいのだが、家族と音信もなく、他にすることがないので、平日の客となんとなくやっている。年をとって一人でいるとさびしくなるが、新しい付き合いをする機会もないし、と身の上話を聞かされて勘定を払う破目になった。流行らないのにはわけがあるらしい。

 あのハンバーグ定食は美味かった。あの店主にも家庭はないようだったが、もう少し若かった。 

 

 

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あいうえお

2016年02月11日 | 迷走痕

ドキュメンタリー映画「あい 精神障害と向き合って」を高知市自由民権記念館で鑑賞しました。

https://youtu.be/LhMtXPAeIHM

精神障害や知的障害を持つ人が通う就労支援事業所「藍工房」が舞台。

藍染を活かした小物などをイベントを通じて販売することが柱だが、その過程で絵や陶芸にも取り組む。

30年の活動を続け、ニューヨーク国連本部ロビーでの展示、銀座の画廊を借り切っての展覧会も。

 

ぽつりぽつりと語られる言葉の積み重ねから、障害のあるなしではなく、生きていくことに前向きな希望をもてるかどうか。

もし障害があっても藍染の作品、写生した風景画、刺繍のタペストリーなど作ることそのものに没頭できる時間と自分の心持ちがあれば、生きていく力に十分なるもの、と思いました。

あい

絵を、かきくけこ。

 

 

 

 

 

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寝ても醒めても

2016年01月12日 | 迷走痕

 

睡眠時無呼吸症候群、重症。

自分のいびきで目が覚めることがある。

鼻から空気をおくるマスクを使い始めた。

息が深くなり、寝覚めもよい気はする。

道具がないと、正しく寝ることも出来ないとは、悲しい。

 

三度目の成人の日、歩く。

「すごいぞ、これは!」という展示を見に行った。

たしかに凄い作家がふたりあった。

 http://warakoh.com/sugoizokoreha

 

帰り道、地球33番地のモニュメントのところに、やたらたくさんカモが群れている。

みな口ばしを水面につけるようにしてくるくる泳いでいる。

近づいて見ると、水中にはボラがたくさん泳いでいて、そちらも口をパクパクしている。

プランクトンか虫か共通のえさを、水面と水中でとりあっているのかしら。

ときどきぶつかるのか、水面にぼちゃんとはねる音がしたり、鳥のほうが声をあげたり。

その様子をながめているのは私だけ。

 

丸池公園。

機関車のおもちゃがひとりぼっち。

誰も遊んでくれない。

 

寝ても醒めても、くうねるあそぶ。

 

 

 

 

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注意欠陥多動性障害

2015年10月30日 | 迷走痕

忘れ物をしたことに気が付いて、自宅までもどったら、

鍵の束を仕事場に置いてきた。

 

買い物を頼まれ、薬局まで来たら、

預かった高い漢方薬の代金を置いてきた。

 

時間に追われて会合の場所へ着いてみたら、真っ暗。

事務局に聞いたら「その会合は昨日でした。」

 

そういうことが、連日起こる。

どうせまたなにかやらかす。

 

 

 

 

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喫茶する山道

2015年09月21日 | 迷走痕

秋空の雲はおもしろい。

うろこのような、粒粒の雲が、たくさん広がっている。

 

仕事場の裏山、五台山に登る。

見晴らしの良いところで、

土曜に登った皿ケ峰をながめ返す。

 

竹林寺の山門をくぐり、

境内にある日吉神社に参拝。

 

竹林寺には連休で観光客やお遍路さんがたくさん。

 

五台山山頂の喫茶店に行く。

見晴らしのよい2階は混んでいるので、

誰もいない1階の喫茶コーナーで、サイフォンコーヒーを注文。

 

豆から挽いて、ゆっくり時間をかけて淹れてくれる。

山を歩いて、店に来て、コーヒーを淹れてもらう。

 

喫茶する、てこうかしら。

 

分厚い雑誌SWITCHのバックナンバーをめくる。

映画「僕達急行A列車で行こう」が、来年公開、と書いてある。

筆山の友人の「遺作」になったし、監督も故人に。

 

歩いて山を下りる。

靴が緩くて、足元がおぼつかない。

下り坂 降りる足元 下り坂

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