よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

堕ちて生きる、命拾い。

2006年07月06日 | Weblog
七夕飾りに笹を二本取って来るよう頼まれた。

 雨上がり、実家の裏山のがけにかきついて、目当ての竹をつかもうとしたら、足を乗せていた竹の太い切り株がすこっと根ごと下のほうに抜け落ちてしまった。
 あ、と思ったが体重を乗せたほうの足が空を切って、へばりついたがけから引っぺがされるように後頭部からさかさまに落ちた。

 何年か前に自分がいい加減に切り倒した竹の切り株なんかの上に落ちるのかしら、と覚悟したが、背中、首筋、後頭部の順に、枯れた竹の幹にまとわるように生えたつる草の茂みの中へちょうど一回転してひざをついた形で止まった。

 少し手首に切り傷が出来ただけで打ち身もなかったが、見上げると3メートルくらいはさかさまに落ちていた。

 気を取り直し息を整え崖を登りなおし、狙いの竹を切り取り、車に積んで運ぼうとしたら、かけていたはずのメガネがない。現場に戻っても雨上がりの夏草の茂みの中で何もわからない。

 間伐のボランティアに行ったときも山中で転んだりして二度見失ったが、不思議に二度とも見つけることが出来た。しかし、こんどばかりは頭から回転して落ちたので、近くに落ちたかどうかわからない。

 乱視があるだけで度もさほどきつくなく、運転自体にはさしつかえないので、とりあえず竹を指定の場所に運び込み、そのことを連絡しようとしたら、今度は胸のポケットの携帯がない。なんと、まぁ。

 実家の裏山にまた戻る途中、老母の携帯を借りて現場に行き、自分の携帯にかけてみた。まるで季節を間違えたコオロギの鳴き声のようなかぼそい音が聞こえ、草を掻き分けると泥だらけになった我が携帯が、ホタルみたいに背中のライトをチカチカ点滅させながらあらわれ、そのすぐそばにメガネもレンズが白く曇って大汗かいたように落ちていた。

 山内一豊の妻なら、よくぞ命拾いました、三度まで。とでも言うかしら。

 もし、どれか命を落としていたら、その値打ちは笹二本分か。そんなものかもしれない。
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爆発的な居眠りについて

2006年07月03日 | Weblog
緊張の糸がほどける、ような出来事があった。

 自宅でビールを飲みながらその日の夕食の支度を待っているうちに、失神したように眠りに落ちてしまい、気がついたら朝方だった。

 爆睡なのか、爆酔なのか、はたまた爆衰なのか。

 なんとなく最後の奴が怪しいのだが、さてどうしたものやら。だんだん老人力がついてきているのかも。
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