よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

ひと山越えて

2006年04月17日 | Weblog
日曜、丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館に行き、「ドイツ写真の現在~かわりゆく「現実」と向かいあうために」を観てきました。
http://web.infoweb.ne.jp/MIMOCA/event3.html

高速道路ぞいに藤の花をあちこちながめながら四国の山を越えて瀬戸内におりると、まだ桜が咲いていました。

今年は「2005/2006日本におけるドイツ」年だそうです。
http://www.doitsu-nen.jp/index_JA.html

当たり前ですが、日本とドイツは違います。
だから、写真もちがいます。

ちょうど学芸員による講義を聴くことが出来ました。

日本だと、ぼんやりしていても花は咲き、風が吹き、雨が降り、夕日が沈んでいくのですが、ドイツでは油断してると、いつヒットラーが現れるか知れません。

1989年に「壁」が崩壊して、あれよあれよと東西ドイツが統合したことは、いいことばかりではなかったようです。

西から東に道路や橋がかかると、一度だけ東から西に人が動くと、もう誰もその道や橋を行き来しないそうです。どでかい構築物のそばで白鳥が羽をつくろっています。

10人くらいの作家の作品を観ましたが、人間が作りあげたものをじっと見つめているのですが、人を人として見るのではなく、歴史や環境の中でつくりあげられた人というものとして見ているように感じられました。

それとも、こんな世界を導く神をおそれているのでしょうか。

この日、一番驚いたのは、ドイツの写真ではなく、美術館のある丸亀の商店街が死に絶えつつある様でした。バイパス道路にショッピングセンターがあるのでしょう。縦横に交わるアーケード街に、息をしているように見える店はわずかでした。

5月の連休に、美術館の前庭でオープンビアガーデンをして「おいしいドイツ」ていうイベントするそうです。

私は、駅の高架下でちくわの天麩羅ののったぶっかけうどんを、ひとり食べて帰ってきました。
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