名古屋・松坂屋美術館で開催中の
アートアクアリウム展に行ってまいりました。
金魚を観賞したい、というよりは
金魚の動きを観察したい・・・という想いで足を運んだものの
金魚の愛らしさに魅了され、また会場の混雑もあり
観察どころではありませんでした。
特に美しいのは金魚の尾ヒレ
尾ヒレ最高です
日本のアンデルセン・小川未明(1882~1961)の童話
「金魚売り」は、ごく短い物語ながらも
金魚売りのおじいさんと金魚・
おじいさんから金魚を買った少年と金魚・
おじいさんと少年・おじいさんと少年と金魚・・・等々、
世代や生命種を超えた様々な関係性と、
そうした数々の関係性の間に明滅する光と影が、
深い眼差しと温かな筆致で描き出された作品。
「金魚は、なにもいわなかったけれど、
おじいさんは、よく、金魚の心持ちがわかるようでした。」
(「金魚売り」/新選 小川未明秀作童話50/蒼丘書林刊 )
金魚売りのおじいさんは、
金魚の桶を担いで行商の旅をするのですが、
長い旅にあっては桶に頭をぶつけて弱る金魚も出てきます。
そんな時おじいさんは、金魚の群れから、
弱った金魚を別の器に分けて世話をします。
「なぜなら、達者で元気のいいのが、ばかにするからです。
そのことは、
ちょうど人間の社会におけるのと違いがありません。
弱いものに対して、憐れむものもあれば、かえって、
それをあざけり、いじめるようなものもありました。」
(引用元:前掲書)
この童話が書かれてからおよそ百年。
現代日本においては、
上位者・権力者・指導者といった立場にある
「達者で元気のいい」方々が行うセクハラ・パワハラ等の、
下劣な蛮行が日々報じらています。
未明先生は、
どのような想いで現況を御覧になっておられるのでしょうか。
「金色の魚」と書いて金魚
なんでも、金魚は吉祥をもたらすのだとか。
皆さま、良き日々でありますように!
アートアクアリウム展に行ってまいりました。
金魚を観賞したい、というよりは
金魚の動きを観察したい・・・という想いで足を運んだものの
金魚の愛らしさに魅了され、また会場の混雑もあり
観察どころではありませんでした。
特に美しいのは金魚の尾ヒレ
尾ヒレ最高です
日本のアンデルセン・小川未明(1882~1961)の童話
「金魚売り」は、ごく短い物語ながらも
金魚売りのおじいさんと金魚・
おじいさんから金魚を買った少年と金魚・
おじいさんと少年・おじいさんと少年と金魚・・・等々、
世代や生命種を超えた様々な関係性と、
そうした数々の関係性の間に明滅する光と影が、
深い眼差しと温かな筆致で描き出された作品。
「金魚は、なにもいわなかったけれど、
おじいさんは、よく、金魚の心持ちがわかるようでした。」
(「金魚売り」/新選 小川未明秀作童話50/蒼丘書林刊 )
金魚売りのおじいさんは、
金魚の桶を担いで行商の旅をするのですが、
長い旅にあっては桶に頭をぶつけて弱る金魚も出てきます。
そんな時おじいさんは、金魚の群れから、
弱った金魚を別の器に分けて世話をします。
「なぜなら、達者で元気のいいのが、ばかにするからです。
そのことは、
ちょうど人間の社会におけるのと違いがありません。
弱いものに対して、憐れむものもあれば、かえって、
それをあざけり、いじめるようなものもありました。」
(引用元:前掲書)
この童話が書かれてからおよそ百年。
現代日本においては、
上位者・権力者・指導者といった立場にある
「達者で元気のいい」方々が行うセクハラ・パワハラ等の、
下劣な蛮行が日々報じらています。
未明先生は、
どのような想いで現況を御覧になっておられるのでしょうか。
「金色の魚」と書いて金魚
なんでも、金魚は吉祥をもたらすのだとか。
皆さま、良き日々でありますように!