量子力学における二重スリット実験に関して
登場する数式があります。
Ψ=ψ(1)+ψ(2)
( 大文字プサイ・イコール・
小文字プサイ1・プラス・小文字プサイ2 )
Ψは、観測されていない時の電子の状態
ψ(1)は、ひとつの電子が1番ゲートを通る状態
ψ(2)は、同じ電子が2番ゲートを通る状態
上記の式は、
この二つの状態が同時に起きている・・
という事を示していて、
「重ね合わせの原理」と呼ばれています。
極微の世界・素粒子の世界では、
いくつもの状態が同時に「重ね合わさって」存在し、
観測行為によって初めて状態が決まる・・逆に言えば
観測されるまでは、考え得る全ての状態で存在している、
ということです。
私たち人間は、1番ゲートを選択したら
同時に2番ゲートをくぐる事は出来ません。
同じく、2番ゲートに入ったのなら
同時に1番ゲートを通過する事は出来ません。
しかし極微の世界は違います。
電子は1個2個・・と数えられる「粒子」性と、
関数でしか表せない「波動」性という二つの性質を
備えているので、
何らかの機器によって測定されれば、
そこに「粒子」として現れますが、
測定から離れた瞬間に「波」として宇宙全体に広がり、
「波」は「重ね合わせの原理」に従うという物理法則により
ありとあらゆる状態をとります。
つまり1個の電子が「波」となって1番2番両方のゲートを
同時に通過することが可能になります。
その事を表す数式が
Ψ=ψ(1)+ψ(2)
などと、
理解出来ていない事を、さかしらに書くところが、
ワタクシめの残念なトコロ
失礼致しました!
ただ分かっておりますのは、
発電・携帯・スマホ・PC・医療・交通手段等々
現代社会は、量子力学によって支えられているという事。
量子力学は、19世紀後半のヨーロッパで産声を上げました。
その誕生時は「量子」という革命的な考え方を編み出した
当の本人でさえ、その革新性に気付かなかった・・・
と言われています。
ドイツの物理学者
マックス・プランク(1858~1947)も、そんな一人。
1900年のクリスマスに発表した論文こそが
後に、量子論の扉を開ける事になりますが、
その時点では御本人にそんな意識はなかったそうです。
プランク先生は、
長男を戦争で、次男をある事件によって亡くされています。
激動の時代にあって毀誉褒貶の激しい生涯だったと伝わっていて
「プランク定数」という、
万物の根源で鳴っている音楽を解き明かす為の数字・・・
その背景に、計り知れない感情が渦を巻いている事は、
想像に難くありません。
その扉をあけて ~マックス・プランク編
登場する数式があります。
Ψ=ψ(1)+ψ(2)
( 大文字プサイ・イコール・
小文字プサイ1・プラス・小文字プサイ2 )
Ψは、観測されていない時の電子の状態
ψ(1)は、ひとつの電子が1番ゲートを通る状態
ψ(2)は、同じ電子が2番ゲートを通る状態
上記の式は、
この二つの状態が同時に起きている・・
という事を示していて、
「重ね合わせの原理」と呼ばれています。
極微の世界・素粒子の世界では、
いくつもの状態が同時に「重ね合わさって」存在し、
観測行為によって初めて状態が決まる・・逆に言えば
観測されるまでは、考え得る全ての状態で存在している、
ということです。
私たち人間は、1番ゲートを選択したら
同時に2番ゲートをくぐる事は出来ません。
同じく、2番ゲートに入ったのなら
同時に1番ゲートを通過する事は出来ません。
しかし極微の世界は違います。
電子は1個2個・・と数えられる「粒子」性と、
関数でしか表せない「波動」性という二つの性質を
備えているので、
何らかの機器によって測定されれば、
そこに「粒子」として現れますが、
測定から離れた瞬間に「波」として宇宙全体に広がり、
「波」は「重ね合わせの原理」に従うという物理法則により
ありとあらゆる状態をとります。
つまり1個の電子が「波」となって1番2番両方のゲートを
同時に通過することが可能になります。
その事を表す数式が
Ψ=ψ(1)+ψ(2)
などと、
理解出来ていない事を、さかしらに書くところが、
ワタクシめの残念なトコロ
失礼致しました!
ただ分かっておりますのは、
発電・携帯・スマホ・PC・医療・交通手段等々
現代社会は、量子力学によって支えられているという事。
量子力学は、19世紀後半のヨーロッパで産声を上げました。
その誕生時は「量子」という革命的な考え方を編み出した
当の本人でさえ、その革新性に気付かなかった・・・
と言われています。
ドイツの物理学者
マックス・プランク(1858~1947)も、そんな一人。
1900年のクリスマスに発表した論文こそが
後に、量子論の扉を開ける事になりますが、
その時点では御本人にそんな意識はなかったそうです。
プランク先生は、
長男を戦争で、次男をある事件によって亡くされています。
激動の時代にあって毀誉褒貶の激しい生涯だったと伝わっていて
「プランク定数」という、
万物の根源で鳴っている音楽を解き明かす為の数字・・・
その背景に、計り知れない感情が渦を巻いている事は、
想像に難くありません。
その扉をあけて ~マックス・プランク編