過日、久しぶりに名古屋市は大曽根、山田の地に鎮座する、
山田天満宮を参拝してまいりました。
日頃の感謝を捧げると共に、
文教の祖:菅原道真公の神徳に肖り、
多少なりとも頭の巡りが良くなることを祈願します。
加えて、長らく身近に帯びていた御守りを納め、
新しい御守りを授かってまいりました。
拝殿に向かって左側に大書されている通り、
本年の干支は “ 辰(たつ)” 。
「辰」に手偏(てへん)を添えれば「振」。
「辰」とは何か?については諸説あるものの、
ここはザックリ「辰」すなわち “ 龍 ” と観想してみますと、
“ 龍 ” とは、
振るえるもの、振るうもの、振るわせるもの・・・と、
何らかの特殊な振動体のように感じられます。
特殊な振動体と言えば “ 楽器 ” も其のひとつ。
筝(琴)は、その各部名称からして、
龍頭・龍額・龍角・龍眼・龍口・
龍舌・龍甲・龍腹・龍趾・龍尾・・・と、
楽器そのものが “ 龍の写し身 ” 。
古代、忘我入神の境に入った奏者が筝をツマ弾けば、
筝弦の振るえは龍の琴線を振るわせ、
干天に慈雨を、或いは雨天に陽光をもたらしたとも伝わります。
「辰」に雨冠(あめかんむり)を載せれば「震」。
「辰」すなわち “ 龍 ” とは、やはり震えるもの。
辰年の側面を証すかのように、
今年は元日から北陸地方で大きな地震が起き、
その後も各地で大小の地震が頻発。
去る4月17日(水)の夜遅くには、
豊後水道を震源とする地震が発生し、
愛媛県では震度6弱の揺れが観測されました。
地震に遭われた方々には、
さぞや御不安のこととお察し申し上げます。
いにしえの人々が長きに亘る経験則に基づき、
“ 地龍 ” と呼んで畏敬したものの正体は、
現在に謂うところの「活断層」でありましょうか。
地中に在ってエネルギーの蓄積と発散を繰り返し、
時に威を振るい人心を震えさせるものを恐れつつ、
大きな自然災害が起こらぬことを祈ります。
“ Princess KONOHANA SAKUYA ”
~ まもりたまえ、さきわえたまえ ~
皆様、良き日々でありますように!
山田天満宮を参拝してまいりました。
日頃の感謝を捧げると共に、
文教の祖:菅原道真公の神徳に肖り、
多少なりとも頭の巡りが良くなることを祈願します。
加えて、長らく身近に帯びていた御守りを納め、
新しい御守りを授かってまいりました。
拝殿に向かって左側に大書されている通り、
本年の干支は “ 辰(たつ)” 。
「辰」に手偏(てへん)を添えれば「振」。
「辰」とは何か?については諸説あるものの、
ここはザックリ「辰」すなわち “ 龍 ” と観想してみますと、
“ 龍 ” とは、
振るえるもの、振るうもの、振るわせるもの・・・と、
何らかの特殊な振動体のように感じられます。
特殊な振動体と言えば “ 楽器 ” も其のひとつ。
筝(琴)は、その各部名称からして、
龍頭・龍額・龍角・龍眼・龍口・
龍舌・龍甲・龍腹・龍趾・龍尾・・・と、
楽器そのものが “ 龍の写し身 ” 。
古代、忘我入神の境に入った奏者が筝をツマ弾けば、
筝弦の振るえは龍の琴線を振るわせ、
干天に慈雨を、或いは雨天に陽光をもたらしたとも伝わります。
「辰」に雨冠(あめかんむり)を載せれば「震」。
「辰」すなわち “ 龍 ” とは、やはり震えるもの。
辰年の側面を証すかのように、
今年は元日から北陸地方で大きな地震が起き、
その後も各地で大小の地震が頻発。
去る4月17日(水)の夜遅くには、
豊後水道を震源とする地震が発生し、
愛媛県では震度6弱の揺れが観測されました。
地震に遭われた方々には、
さぞや御不安のこととお察し申し上げます。
いにしえの人々が長きに亘る経験則に基づき、
“ 地龍 ” と呼んで畏敬したものの正体は、
現在に謂うところの「活断層」でありましょうか。
地中に在ってエネルギーの蓄積と発散を繰り返し、
時に威を振るい人心を震えさせるものを恐れつつ、
大きな自然災害が起こらぬことを祈ります。
“ Princess KONOHANA SAKUYA ”
~ まもりたまえ、さきわえたまえ ~
皆様、良き日々でありますように!