広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

駅前ビル/草刈/県警文字

2016-07-17 23:07:39 | 秋田の季節・風景
秋田市中央部の以前の続き3題。
●駅前ビル・電光ニュースとテナント
再建された秋田駅前ビルに、フルカラー大型ディスプレイが設置されて、ニュースや広告が表示されるようになり、かつてここにあった「電光ニュース」が実質的に復活した。
これに関連した検索ワードでの当記事へのアクセスもあり、往時を知る秋田市民は、新ディスプレイに何かしらの感慨を呼び起こされたようだ。
※以下、カメラの性能により、ディスプレイの一部の濃淡や色合いがおかしく写っています。肉眼では均一に判読できる状態でした。
西口バス乗り場の北西端・スクランブル交差点越しには、かろうじて画面全面が見える

側面から
下の左右の黒いものがスピーカー。広告では控えめな音量ながら音も流れる。
広告はJAの秋田米も出稿しており、屋上の看板と合わせて、ピンクに彩られる瞬間も。


おそらく稼働当初は、秋田魁新報ニュースは6行ほどを同時に表示していた。かつての電光ニュースよりだいぶ小さい文字。視認性や短い時間で内容を把握するのには、難があると感じていた。先週頃からは、

以前の4倍くらいのサイズの文字で3行表示するようになった。
内容としては紙面の見出し程度だろうか。左側からぬーっとフェードインして表示。消える時は全面同時かな。【23日訂正】消える時は右側へフェードアウト。左から右へ1項目ずつ流れていく形。
見やすさ・情報量としてはこのくらいでいいのではないでしょうか。
あと、区切り・改行の位置の工夫とか「19日」を縦中横で表示するとかすれば、さらに読みやすくなりますね。

天気予報は、画面全面と広告表示時の左端1行に表示される場合とがあり、それは従来と同じ小さい文字。


テナントは、相変わらず5階しか埋まっていないが、週末に新しい看板が設置された。
「秋田のお酒と原始焼き居酒屋 社員・アルバイト募集!!」
5階のテナントの従業員募集ということのようだ。
看板には店舗名も運営企業名も出ていない。電話番号から調べると、秋田市に本社があり、広域でいろいろな飲食店を経営する「ドリームリンク」だ。
【27日追記】そう言えば、テナントを募集していた企業そのもの(事業主)がドリームリンクだった。つまり、自分で自分のところへ店を出した形。

「原始焼き」ってのは初めて知った言葉。
「はじめ人間ギャートルズ(もしくははじめ人間ゴン)」みたいな骨付き肉でも食べさせられるのか?
調べても、明確な定義は見つけられなかったが、魚などほぼそのままの食材を、直火で焼くことらしい。炭火焼きとか炉端焼きとほぼ同じ?

※9月28日秋田魁新報 経済面に、5階についての記事「地酒に合う旬の味提供/外食事業・ドリームリンク/秋田駅前にきょう新店」が掲載。
9月28日に「旬の食材を使った料理と地酒の店「とっぴんぱらりのぷ」をオープン」。「とっぴんぱらりのぷ」とは、秋田の昔話の締めのフレーズ。
この店が「同社にとって101店舗目」。「国内外の飲食店約5千軒を食べ歩き、ランキングサイト「食べログ」に情報を投稿している」秋田成幸産業という企業の社長(49)に「監修を全面的に任せた新機軸の店」。「全国きき酒大会で優勝したドリームリンク社員(略)が、お薦めの酒と料理を組み合わせて提供」。
酒、食器の一部、新製法の稲庭うどん、熊肉鍋などを使用・提供。魚は串に刺して炭火であぶる(これが原始焼きか)もので、時価。「客単価は5千~7千円を見込む。」全40席で個室あり、17時から24時の営業。

また、その隣に「ドリーム社管理の秋田駅前ビル/「便利、魅力的な場所に」」との記事があり、今さらながら新しい秋田駅前ビルのことを紹介している。
「秋田駅前ビル観光の所有で、ドリームリンクが一括で借り上げ、管理する」。延べ床面積約840平方メートル。旧ビルは築約50年。
テナントは「1~4階は現在募集中。県内外から引き合いがあるという。」。
秋田駅前ビル観光の社長は「駅前がもっと便利で魅力的な場所になるよう、飲食だけでなく小売店にも出店してもらえる物件になってほしい」、ドリームリンクの社長は「(略)駅前にふさわしいテナントに入ってもらえるよう努めたい」とコメント。
引き合いがあるのなら、他のフロアがもっと早く埋まっても良さそうですが…

※続き(隣接地の変化)はこちら


●どうなる公園のクローバー
一面がクローバー(シロツメクサ)に覆われていた、県庁第二庁舎裏・山王中学校隣の山王第一街区公園。現在も、
クローバーが花盛り
ところどころ、芝っぽいのがつんつん。ネジバナなど他の草もわずかに生えていた。前と変わらない光景かに見えたが…
右奥が?!

土が見えている
山王中学校寄りで草刈り作業が行われ、半面弱くらいのクローバーがなくなった。
中途半端な状態だけど、週明けに続きをやるってことか?

前回述べた通り、かつてのようにグラウンドとして使うには、こうしないといけない。でも、使う予定があるのだろうか。ないのなら、生やしておけば、砂ぼこりとか暑さの軽減にはなる。

※続きはこの記事中ほど


●文字混在
山王大通りの県庁第二庁舎向かいに設置されている、県警の道路情報板は、不格好な文字が表示されることがあった。
7月の駅伝大会開催で広小路が通行止めになる時は、過去にはこの表示板でも規制の予告をしていたが、今年(17日開催)は表示しなかったようだ。こんなものが表示。
「7月は/青少年の/非行・被害/防止月間」
「青少年の/非行や/犯罪被害/防止のため」
「地域社会が/一体で/取り組み/ましょう」
これって、交通規制や交通安全に関する情報を表示する装置だと思っていたけど、それ以外の分野の警察の宣伝もするのか。運転者の視線や注意力を(わずかであっても)奪うことになるわけだから、事故防止上、あまり関係のないことは表示しないほうがいいようにも思うのですが…

今回も、ブサイク文字。
「り」は初めて遭遇したはず。カタカナの「リ」みたいというか、曲線部がほとんどない。
そして、よく見ると、

「犯罪被害」だけブサイクじゃない、きれいな書体を使っているらしい。「罪」の下の「非」の横棒のデザインがしっかりしているし、全体的に重心が揃ってバランスが安定している。1文字当たりの枠を無駄なくに使っている。
過去に使った文字を再利用しているのだろうけど、じゃあ他の文字は再利用できないのか、ひらがなくらいは過去にどっかで使ってるんじゃないの? という疑問が湧く。
表示板に関する続き

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
電光ニュース (TG)
2016-07-19 03:04:45
AKTの電光ニュース懐かしいですね。
具体的には覚えてませんが、あったのは記憶しています。
YouTubeに平成元年当時の秋田駅周辺および広小路などを走行している車載動画がアップされており、その中で電光ニュースも映ってました。
当時の秋田市はまだまだ元気だったのだと感じ、平成一桁生まれの私には驚きの光景です。
物心がついた頃には規模が縮小していましたが、市営バスで通学してたのがいい思い出です。
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平成元年 (taic02)
2016-07-20 00:31:58
僕も詳細な記憶はありませんが、黄色くて大きな文字が上下に流れるのは、子ども心にインパクトがありました。
平成元年といえば、バブル崩壊前。秋田市中心部は撤退・閉店する店が出始める前で、活気にあふれていた最後の時期だったことになります。30年しないうちにこうなってしまうとは…
返信する
Unknown (匿名)
2016-07-25 09:53:54
私もYouTubeの動画拝見しました。

あの頃の賑わいがホント懐かしいです。
返信する
27年前 (taic02)
2016-07-26 00:42:59
27年前ですね。
ちなみに、42年前の昨日。1974年7月25日から、広小路・中央通りの一方通行が始まったのだそうです。
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