広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

E6系・大曲駅

2010-07-24 21:25:36 | 秋田のいろいろ
秋田新幹線で移動した。
下りの東北新幹線で仙台を発車し、仙台の市街地を抜けると、右側(東側)車窓の田んぼの中に、新幹線の線路と並行する、たくさんの線路が出現する。
上りの場合は仙台到着の車内放送が始まる直前、「イオン利府ショッピングセンター」を過ぎてすぐ。

これは「新幹線総合車両センター」といい、仙台市・利府町・多賀城市にまたがる広大な敷地にある、新幹線の車両基地兼整備工場。
本線を通過する列車は、おそらく200km/h以上で走行する区間なので、一瞬で過ぎてしまうが、目を凝らすとおもしろい車両を見られるかもしれない。
写りが悪いですが
右(手前)側には、「はやて」などのE2系電車、「Maxやまびこ」などのE4系電車、残りわずかとなった元祖東北新幹線200系電車が頭を揃えて待機しているが、奥にでんと構えていたのは!
秋田新幹線の後継車両「E6系」!!
(手前にはぶった切られたE2系が写っている。一部が工場内で整備中なのかな?)
遠目で一瞬だったが、初めてE6系を見た。感想は、よく分かりません。いずれじっくり見た時に。

実は今日はセンターの一般公開が行われていた(行きたかったけど行かれなかった)。
E6系は公開・展示されなかったが、来場者へのサービスとして、在来線の線路(センターと併走する東北本線利府支線)から見えやすい位置に停めておいてくれたようだ。それが新幹線からも見えたというわけ。
最近、E6系は夜間に東北新幹線内で試験走行が行われているとのこと。



さて、秋田県内に来て大曲駅の新幹線ホーム延長工事。(前回の記事
今回は大曲は素通りだったので、見られないと思っていたが、乗った「こまち」が大曲駅で9分間も停車するという、訳の分からないダイヤ。(スイッチバックとはいえ、通常なら2分停車程度。今回乗ったのは、土曜日のみ運転の列車だったからだろう)
そのおかげで、工事の様子を見ることができた。
右が11番線、左が12番線、奥が乗換改札口
仮設通路は撤去され、ホーム上をまっすぐ乗換改札口まで進めるようになっていた。現在は11番線・3番線上に残った、かつての乗換改札口跡を撤去する工程のようだ。
さすがに基礎はしっかりしているようで、撤去に時間がかかるのか?

下り列車が入る12番線
こちらは線路が延長されている。写真の赤矢印部分にご注目。
こちら
天井から棒が伸びている。(11番線にはない)
おそらく、列車が停車する位置を示す、停止位置目標の標識を設置するもの。(2つ上の写真で、赤枠のひし形に「幹」「6」と表示されている標識)
これが7両編成のE6系の停止位置になるのだと思う。

一般に停止位置目標は、電車の先端部ではなく、運転士の肩の位置を基準に設置される。
つまり、鼻が長くその途中に運転台があるE6系では、標識よりもずーっと先に、車両の先端が来るはず。確かに写真を見ると車止めまで遠い。

また、上の写真で、線路上にお弁当箱みたいなのが2つあるが、これは安全装置(自動列車停止装置)「ATS-P」の地上設備だと思う。
以上を総合すれば、大曲駅にE6系が来る日はそう遠くなく、その際は12番線に入線することになりそうだ。
※その後(2010年12月)のようすはこちら
※さらにその後、秋田駅まで初入線した時の記事はこちら


秋田駅へ到着。
中央改札口・みどりの窓口隣の待合室内のコインロッカーが新しくなっていた。(以前の様子はこちらの記事に写真があります)

メーカー(?)の人が、管理するコンビニ(直営でなく、秋田支社の子会社の方かな)の人たちに説明をしていた。
Suica対応の「Suicaロッカー」
こちらで紹介した、仙台駅や首都圏の駅によくあるタイプとも、秋田駅のWeロードへの階段の踊り場に設置されているタイプとも、違う機種だ。
なお、駅前交番隣のコインロッカーは従来の鍵式のままだった。
【29日追記】待合室内でも、他の面のロッカーは鍵式のままだった。

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