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JR旗新調/E6系秋田へ

2011-01-18 23:14:33 | 秋田のいろいろ
昨年末、秋田駅隣のJR東日本秋田支社玄関前に掲揚されている、旗(JRマークの社旗と緑十字の安全旗)がボロっちいことに気づいた。
当時の写真。ほつれてボロボロ

ところが、今日、久しぶりに見ると、
遠目に見てもパリっとした感じ

どちらの旗も新調されていた。

最近の新幹線のシステム不具合はちょっと不安だけど、しっかりお願いしますよ。


さて、秋田新幹線に再来年春導入予定の新型車両「E6系(の量産先行車)」が、今朝、初めて秋田駅にやって来て、各社で報道されている。
※E6系についての直近の関連記事はこちら
田沢湖や大曲までは何度か試験運転が実施されていたが、秋田までは初。在来線区間(盛岡-秋田)を積雪時に走るのも初めてで、車体への着雪状況や秋田駅での停車位置の確認を行ったようだ。秋田駅には早朝4時半頃、11番線に入り、30分ほどで発車したそうだ。
テレビで見ると、真っ暗な中、白い雪に赤い車体が映えていた。

こちらで記したとおり、このE6系は秋田新幹線を走り、現在のE3系「こまち」の後継車両ではあるが、「こまち」という名前で走るかどうかは未定。
それなのに、以前は一部マスコミが「新型こまち」などと、あたかもE6系が「こまち」を名乗ることが決まったかのような報道をしていた。

今回はざっとしか見ていないが、新聞のテレビ欄で「新型こまち」としていた秋田のテレビ局が1つあったが、実際の記事や原稿中では、この点では誤解を招く表現はなかったようだ。

気になったのが、毎日新聞サイトの見出し。
秋田新幹線:秋田駅に「なまはげ」 新型車両が到着
まず、ぱっと見、列車名が「なまはげ」だと思ってしまいそう。
記事を読めば、「車体の先端と上部があかね色で、秋田県男鹿市の伝統行事「なまはげ」の面をほうふつとさせる。」とあり、実際になまはげの面の色もイメージした車体色なのだが、飛躍した見出しではないだろうか。
【21日補足】現段階では、この新型車両の車体色が「なまはげの面の色」などをモチーフにしただけであり、列車名(愛称)は未定です。「なまはげ号」を名乗るわけではありません。(「こまち」を継ぐとも決まっていません)上記のような分かりづらい報道のためか、勘違いされている方がおられるようですが、誤解されないようお願いします。(当ブログでもそんなことを書くこともありますが、あくまでも冗談ですので)

そして、「新型車両が“到着”」という表現。記事中でも「秋田駅に初めて到着した。」としている。
これだと秋田駅に「到着」してそれっきり、つまりずっと秋田に滞在すると受け取れないだろうか。(上記の通り、すぐに発車して盛岡方面へ戻ったはず。今後の試験運転も今まで通り仙台を拠点に行う【19日補足】盛岡へ戻らずに秋田の車両基地へ入ったらしい。ここしばらくは秋田にいるのかもしれないが、あくまでも所属は仙台)
他のマスコミでは「初入線」「(初)お目見え」「(初)登場」などとしており、これらの方がふさわしく感じる。

一方、以前の初めて秋田県内へ入り田沢湖駅まで来た時と同様、なかなか詳しく・正確に報道していたのが、秋田テレビ(AKT、フジテレビ系列)。
前回も今回も、元アナウンサーだった女性記者がレポートしていて、1両増えて7両になるのでホーム延長工事が行われたことを現場で説明(雪が積もっていて分かりづらかったけど)するなど、なかなかマニアックでした。


この後(来月くらいまでか)も何度か秋田までの試験走行が予定されている。
その後は、新幹線区間での試験走行もあると思うが、断続的に秋田にもやって来て、目にする機会が増えるのかもしれない。
※続きは翌日の記事で。

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