広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

みち銀閉店後・松の内延長

2015-01-27 23:40:43 | 秋田の季節・風景
告知されていたように、秋田市大町三丁目の「協働大町ビル(旧・協働社大町ビル)」1階の一部にテナントとして入っていた、「みちのく銀行秋田支店」が1月16日で廃止された。

1月14日付朝日新聞秋田版によれば、1972年に前身の弘前相互銀行秋田支店として開店。行員は「かつては十数人いた」が最後は8人だったとのこと。

閉店翌日の17日には、店内の片付け作業が行われていたようだ。

ATMコーナー以外の店内には入ったことがなかったな。

その後、閉店から10日過ぎ、店舗は跡形もなくなったかと思いきや、
22日撮影
今日現在も、シャッターは下りているものの「みちのく銀行」の表示が残り、看板もそのまま。「夜間金庫」も外観はそのまま残っている。
潔く早々に撤去するかと思っていたのに、いつまでこのままなのだろう。

縦の看板・大町四丁目側

出入口上の看板
大町四丁目側の縦の看板では「みちのく銀行」の「行」の4画目の横棒がなくなっており、出入口上の横の看板では同じ横棒が外れかかって傾いている。
閉店が決まっていたから手を付けなかったのだろう。
※その後、看板が撤去された(リンク先後半)


ここで、銀行の左隣にある、ビル全体の出入口に注目。
1月22日の撮影ですよ
1月22日なのに門松が立っている!
先日の伊勢の記事で触れたように、門松を立てておく期間である「松の内」は、地域によって1月7日までか15日までのどちらか。(本来は15日までで、短縮されて7日になったそうだ)
秋田では7日までが一般的か。
1月20日を過ぎても門松を出しておく風習など、聞いたことがない。

この門松、四角い箱状の枠というか鉢なのが、秋田では珍しい。
門松の主役であろう3本の竹がかすむほど、周りに花などが飾られているのも特徴的。しかも、3本の竹は作り物で本当の竹ではないようだ。豪華なんだか安っぽいんだかよく分からない門松。

1月22日の時点では、向かって左側の門松を中心に、周りの笹などの葉っぱ類がしおれて、くたびれているように見えた。
単なる家や企業の門松ならまだしも、ここは新年会の会場としても使われる。一般的な“期限”を過ぎて、枯れかけたような門松を置いておくなんて、いかがなものだろう。
門松って、造園業者や生花店などに依頼すれば、制作・設置から撤去までトータルで面倒見てくれるのだと思っていたけれど、違うのだろうか。


じゃあ、協働大町ビルの“松の内”はいつまでなのかと思っていたら、26日昼から27日午後までの間で、やっと撤去されていた。
寒中のクリスマスツリーは近年は解消されている。今シーズンはクリスマスツリーをやや強引に改造した“正月ツリー”が登場したが、それは正月が終わったらちゃんと撤去された。
今度は「松の内の延長」ですか。※いずれも設置者は異なります
門松は日本の伝統文化だが、それを飾っておく期間も伝統の一部のはず。


2010年に各所の門松を紹介した時、ここの門松も出ているが、今年はその時より豪華になってはいるけれど…
(再掲)2010年の門松。いつ撤去されたかは不明

※翌2016年の大町ビルの門松はこの記事後半。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 木が倒れた後 | トップ | ポンピングユニット新設? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿