八丈島のおいしい暮らし

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アカサバの島寿司

2007年08月23日 12時28分11秒 | お寿司/ちらし寿司/巻寿司
みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。
降りましたね! 涼しいですね~♪うれしいですね!
畑をなさってる方々もホッと一息でしょうね。

さて今日のお料理は、昨日、島人さんからコメント欄にてご質問いただきました
島魚の「アカサバ」=ハチビキです。(下線部分をクリックしてね)


「アカサバの島寿司」
おいしそうでしょう?これがほんとにめちゃめちゃおいしいんです。

島寿司のネタにされる魚で多いのは、目鯛(メダイ)飛魚(トビウオ)
お祝いの島寿司には、尾長鯛(オナガダイ)=ハマダイ
最近は 金目鯛(キンメダイ)も使いますね。

ところがアカサバの島寿司は、召し上がったことのない方が多いのじゃないかしら?
これがなんともいえず他の魚とは違った絶妙なおいしさがあるので、
この島に暮らす方々にはぜひ召し上がっていただきたい一品です



アカサバは、名前は鯖(サバ)ですが、鯖の仲間ではありません。
顔が鯖に似ているところから「赤鯖」と呼ばれてますが、皮の赤い美しい魚です。
ところが身もこんなに真っ赤なところから、釣りでは雑魚扱いの魚でした。
でも、最近はどうでしょう?アカサバが好きとおっしゃる方は多いです。
八丈島では、いまではアカサバファンはかなり多いと思いますが?

あさぬま鮮魚コーナーの画像、一番下が皮付きの腹の部分です。
魚はやはりこの部分がおいしいですよね。刺身で食べるなら、ここがいいですよ。
中央は皮つきの背中の部分、画像上は皮を引いた背中の部分です。
あさぬまでは、皮つき、皮引き、どちらもサクで販売しています。
(お刺身に造ったものもございます)

おねいさんは、この画像の上の皮引きの背中の部分を寿司ネタに使いました。
ネタに切るには、背中の身の多い方が切りやすいですね。



画像左は寿司ネタに切ったアカサバを醤油に浸しているところです。ヅケです。
寿司ネタの切り方は、サクの山になっている方を向こう側にして置いて、
左側から順にそぎ切りにしていきます。刺身は逆ですよ。右から切りますね。
寿司ネタを切ったら生醤油に浸し、浸している間に酢飯を握ります。
※島寿司には、山葵でなく練り辛子を使います。

おいしい島寿司の酢飯の配合は、「三根婦人会の島寿司!」をご覧ください。

当ブログでも何度も書いてますが、島寿司を握るのは簡単です
俵のおにぎりを作れる方なら誰でも握れます。
画像のように、やや細長く小さめに握ることが上品においしそうに見えるポイントです。
みなさま、ぜひお作りくださいね

画像のアカサバ1サク880円のもので、寿司ネタが26枚ほど切れました。
シャリ(酢飯)は2合分ぐらいでしょうか。ご参考になさってくださいね。

ネタを切るのに自信のない方は、鮮魚部でお切りしています。
寿司ネタセットも販売しておりますが、お好みによりまして、
お好みの枚数の寿司ネタをお造りすることもできます。
お気軽に鮮魚部スタッフまでお声をおかけくださいませ。



こちらは、八丈島マンガを執筆中の漫画家先生にお届けしましたよ。
八丈島のこといっぱいアピールしてほしいので、お夜食のお届けです
アカサバの島寿司ははじめて食べたと思うけど、お味はいかがでしたか?
いつか島寿司のこともマンガに載せてね

そして、島人さん、いかがでしょうか?
アカサバのお料理はお役に立ちますでしょうか?
アカサバは、煮付けやムニエル、フライでもイケるようですが、
せっかくの新鮮な地元の魚ですので、島外からのお客様には島寿司が最高ですよ
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最高のお夜食でしたよ (やよい@たかまつやよい)
2007-08-23 13:26:03
現在進行中で八丈島マンガを執筆中のやよい@たかまつやよいです。

お仕事に入ると食事も作らずにぶっつづけになってしまうので、一皿ぺろりといただいてしまいました。アカサバの島寿司は初めてですが、こんなにおいしいものとは…!感動だ…!これを活力に、第3回の八丈島マンガを描き上げます!

うちの愛犬なみへいさんが横で猛烈に欲しがりましたが、私が独り占めです。あげません。
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がんばってね♪ (やよちゃんへ 海風おねいさん)
2007-08-23 18:57:16
毎日お仕事お疲れ様です!
アカサバの島寿司、おいしいでしょう?
島寿司が八丈島マンガの少しでもエネルギーとなれば嬉しいです。
なみへいさんにはアカサバの切れ端を持って行ってあげればよかったねぇ。
そこもヅケにして、わたしが食べちゃったわ。
返信する
鮪?いやアカサバなのね (大空翼)
2007-08-24 01:38:55
アカサバは八丈に行くようになって初めて知った魚でした。

あの赤身はまるで鮪みたいと思いました。

しかしキンメや尾長のような赤い魚体にはこれは変わっているなぁと感じていました。

尾長などより価格も安くてしかも美味しいのでとても気になる存在です。

最初はサバと言うからあの鯖の仲間なの?と思いましたが鯖とは全く異なる赤い魚体に謎が深い魚だなぁと。



アカサバもやはり東京ではお目にかかれない貴重な存在ですね。

赤身の魚だからてこね寿司にも向いているのでは?と思っているんです。

返信する
ありがとうございます ()
2007-08-24 08:59:04
写真、とても美味しそうです。
あかさば買って帰ろうかと思ったら…
釣りをしてきたようで…魚がいっぱい。
子カンパチやナンヨウカイワリ等すごく釣れているみたいで~
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赤チビキ青チビキ (大空翼さんへ 海風おねいさん)
2007-08-24 12:22:26
アカサバは、ハチビキとか赤チビキと呼ばれる魚で、
これの青いのもいて、青チビキというんです。
http://tdyk.cool.ne.jp/aochibiki.htm

調べてみたら、小笠原では釣れるようですが、
わたしは八丈島では見たことがありません。

赤チビキは身の色も赤いけど、青チビキは??
これも調べてみましたが、切り身の画像が見つかりませんでした。残念。

魚はいろんな種類がいて面白いですよね。
八丈島でもたまにとても珍しい魚が釣れることもあり、大変興味深いです。
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大漁ですね♪ (島人さんへ 海風おねいさん)
2007-08-24 12:31:43
>子カンパチやナンヨウカイワリ
すごいじゃないですかー
お客様方、大喜びじゃないですか?

わたしも初めて八丈小島で磯釣りをしたときに、
ビギナーズラックで小カンパチがかかり、
とっても嬉しかったこと覚えてます♪

大漁のお魚をおろすのは大変でしょうが、
がんばってくださいね!
ナンヨウカイワリもおいしいお魚ですよ♪
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