仁和寺で迎えた朝。
仁和四年(八八八年)に、宇多天皇により建立されたお寺。
888並び。
朝6時。
国宝金堂にて、お坊さんと共に朝のお勤め。
蠟燭が灯る中、蝉の声に読経が重なります。
お坊さんの他には、ワタシともう一人の女の人だけ。
貴重で贅沢な時間です。
お勤めの後は、僧侶の法話をいただきます。
このお話が、私の中心を揺さぶったようで、とっても心に響きました。
毎朝毎朝行われている、安寧を願う朝のお勤め。
金堂は、本来は非公開の場所ですが、宿泊者のみが朝のお勤めには参加でき、金堂の中にも入れます。
こういうのがお好きな方には、ぜひおすすめです。
まだ、門は閉められてますので、お坊さんと宿泊者のみしかおらず
とっても静かなお散歩を楽しめます。
小柄で優しいお顔のお坊さん、
とってもすてきでした!
そして、朝食。
お夕食にはお肉も少しありましたが、朝食は精進です。
生麩の入った白味噌のお味噌汁、おいしかった~♡
御影堂。
百日紅のお花と、とっても美しかった。
こちらで、将棋、竜王戦が行われたんですね。
この時に、藤井壮太君がおやつで食べた可愛いクマ最中。
すぐ近くの、いと達さんのものだったんですね^^
http://itotatsu.com/
タイミングあわず伺えずに残念・・・
この期間、本来は締まっている霊宝館も特別拝観でき、
ご本尊の阿弥陀如来さまにもお会いでき。
こっちはタイミングがばっちりでした♪
さてさて。
では、東寺へ向かいます。
蓮の花。
東寺を後にして、高野山へ向かう空海さんを見送るように咲き乱れたという蓮の花。
とっても美しかったです。
京都のラウンドマークタワー、五重塔。
木造建築物では日本一。
金堂には、薬師如来さまと、日光菩薩、月光菩薩。
「安寧で幸せであれ by桓武天皇」
講堂には、
空海プロデュースの21尊の仏さまで形成される『立体曼荼羅』
東寺のちょうど中心におわします、大日如来は宇宙の中心。とも。
ココではもちろん写真はNG.
東京国立博物館でお会いした、イケメン帝釈天さんもいらっしゃいました。
いつもの居場所ではない東京では、パシャパシャと写真を撮りまくられて
ちょっと落ち着かないような緊張感を感じましたが、
いつもの居場所のご自宅のせいか、ちょっと控え目に後ろの方で安心顔をしておりました^^
いっぱい歩いてお腹ぺこぺこです。
お昼にします!
ココは絶対行こう!とおもっていた、SPiCE GATEさんへ。
煎茶で炊かれたバスマティライス。
柔らかくほぐれたチキンに、鯛出汁のさらりとしたスープのようなカレー。
千切りの生姜が印象的でした。
サラサラでするする入っていくカレー。
暑い中いっぱい歩いたからだにおいしく染み渡りました♡
この日は7月29日。
神事済奉告祭という、祇園祭を締めくくる最後の行事が関係者のみで16:00から行われるそうで、
ちょうどそのタイミングに行ってみようと八坂神社さんへ向かいます。
が・・・
着いたのは16:30・・・・
本殿から出てくる、関係者さんと思われる粋でいなせな男の方たち・・・
これから皆さん、今年3年ぶりに山鉾巡行と神輿渡御が無事に遂行されたことを喜び、
美味しいもの食べながら乾杯するのかな。
南楼門へと消えていきました。
まさに、「祇園」そして「祭りの後」・・・(笑)
ではではと、ゆっくり参拝いたします。
町を歩きながら、帰り道。
通りがかりに見つけたお豆腐屋さん。
平野とうふさん。
高級な昔からの旅館が立ち並ぶ場所。
そんな旅館に卸しているというお豆腐屋さんでした。
一丁買って、ホテルで食べよう♪
こんな時のために、旅にはいつも おいしいお塩とフォークやスプーン(笑)
このお豆腐、特に何、っていうのではなかったのですが(いい意味で言ってます^^)
いわゆる普通に昔ながらのお豆腐。
けどね、お豆腐と一緒に入っているお水ってあるじゃないですか。
お豆腐の周りにあるお水。
おれが、すーっと入ってくるというか、臭みがないんですよ。
おいしくて、食べ終わった後のお水まで飲んじゃいました。
私の母方の実家は、お豆腐屋さんでした。
そのせいか、お豆腐が大好きで毎日欠かせません。
旅先で美味しいお豆腐に出会えてうれしかった♪
おじいちゃんの作ったお豆腐を思い出しました。
懐かしいな。
https://kyotot5.jp/interview/shinise-01/
(ya)