おっきくてゆっくりな台風、
どうか被害がひろがりませんよう・・・
お盆ですね。
ってことで、
母の好物だったお稲荷さんを。
お豆腐屋さんの娘だった母は、
なにかにつけてお稲荷さんをこしらえてました。
「だってそこに、油揚げがあるから」
でしょうか。
その昔、町に一軒しかなかった田舎のお豆腐屋さん。
お盆、お彼岸だけでなく、運動会などの学校行事にも
揚げても揚げても追いつかないくらい、
油揚げが売れたそうです。
そんな豆腐屋の娘だった、
母がよく作ってくれたお稲荷さんが、
ワタシにとっての理想形。
ふっくらと俵型した中身の酢飯には、
裏包みには煎り金胡麻をたっぷりと。
表包みには紅ショウガをたっぷりと。
金ゴマは噛みしめるほどに、ゴマの風味がぷつぷつ広がって。
紅ショウガは、甘しょっぱくしっかりめに煮た油揚げをさっぱりといただけて。
懐かしのあじ・・・にちょっとでも近づけたかな(^▽^;)
一緒にこしらえた時間を思い出したりなんかして、
こんな風にゆっくり過ごすのもいいもんですね。
(ya)